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捨てる神あれば拾う神あり?

2007年 9月 20日

 昨日の風邪は、引き続き、我が体を蝕んでいます。頭痛い、食欲ない、咳が出る、おかげで気管が痛い、ムカムカする…など。


 つくば市にある、農業環境技術研究所。去年の10月6日に行ったときは、大荒れの天気でした。もうあれから1年です。風邪でぼやけた頭ながらに、噛みしめていました。


 よく解らないポスターに吹き出しそうになりましたが、とりあえず、次行こう。


 僕が到着した8時半頃の、農業環境技術研究所大会議室。分析に関わる人々がここに集まっている…と思います。牛久駅からのバスが、1時間に1本あるいは2本というナメたことをしてくれていたので、牛久駅で立ち往生していた人も少なくないでしょう。


 農薬環境動態研究会の話は、かくして、分析方法の話でした。いや、その話ならまだしも、ISO22000とか、企業経営者にとって役に立つところの話が半分くらいを占めていたかもしれません。はっきり言って、辛かった。…ただでさえ風邪で辛いのに。犬死に?ある人は、爆睡してしまったそうです。
 僕の中で印象に残っているのは、宮崎県から来た人の発表で、農家や消費者たちの現場の中で使いこなされている分析技術でした。油に溶けやすい農薬は、超臨界抽出と呼ばれる抽出法で抽出し、ガスクロマトグラフ質量分析計で分析します。水に溶けやすい農薬はそれなりの有機溶媒で混ぜてフィルターを通したものを、液体クロマトグラフ質量分析計で測定するそうです。これで、迅速で、それなりの精度を保っているそうです。
 でも、超臨界抽出は、機械が必要ですし、液体クロマトグラフ質量分析計も、高価なものです。真似はできそうにないなぁ。それでも、現場にとっては心強い技術です。
 あとは、大手の分析センターが、精度管理のやり方について話をしていましたが、もはや、僕の風邪は限界。それに、さっきの宮崎県の話を聞いたら、そこまで悠長なことをやっていられるのか、という話にもなります。本末転倒なことだけは避けたい。

 昼にはその研究会が終わり、みんな帰路につきました。僕の風邪の辛さはこれからでした。まず、家に帰ってきてから、飯を食って、気分が悪いの何の!それから、発熱(37.6℃)。それでも住民票を取りに行かなければならないことを思い出したので、取手駅まで行きました。確か、駅前に住民票をもらえるところがあったはず…。と思っていた僕を、危うく西口駅前の駐輪場のオヤジに嘘教えられかけ、今日2度目の犬死にするところでした。
 そこに、天の助け?偶然通りかかった知り合いのKさん。「ねぇ、○○くん、ミニトマトの記事書いてよ。」だって。「あ、そういえば、頼まれてたな。」
 風邪であごが突き出ている僕にそれほど強くは言えなかったみたいですが、取手市の思い出に一通書こうかと思います。それで、取手とうきゅうの7階に市役所支所があることを教えてもらいました。
 住民票を無事取得できても、風邪が治ることとは関係なく、ずっと辛いまま。なんだかんだ言って、オヤジに翻弄されていたことも含めて、1時間くらい西口をさまよっていたのですから。
 家に帰ってきた16時半頃、そのまま家の床に横たわり、眠ってしまいました。
 気が付いたら17時過ぎ。倦怠感と気分の悪さで目が覚めました。…が、思い立ったかのように、足つぼマッサージ。不思議と、体から倦怠感と胸のむかつきと、発熱と頭痛が消えていきました。感情が復活し、全快と行かなくとも、今こうやって日記を書ける程度にまで回復しました。


 今こうして考えたら、朝、農業環境技術研究所に行くときのバスで停留所を教えてくれた女性にしても、西口で取手市役所支所を教えてくれたKさんにしても、かなり助けられました。
 今日は不平不満を書き連ねましたが、そういう思いで、「捨てる神あれば拾う神あり」としました。

天気:晴れ(茨城県つくば市・取手市・牛久市)

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