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欲張ってもしょうがないことは解るんだけど。

2007年 11月 13日


 今日は晴れました。弁当の具材は昨日とまったく同じ。入れ物も同じで、配置が換わっただけ。
 新聞は、家でさらっと読んでいきました。活動オンリーの記事が多い時はだいたい飛ばします。しかし、国際面に、フランスの交通機関でのストライキについての記事があったので、あとでそのことについて。
 電車の中では、『チョコレートの真実』。カカオを巡って、マヤ文明、アステカ文明、スペインなどの動きが意外と興味深かった。高校1年の時、まったく興味を持てなかった世界史。当時、カカオは通貨になるくらい価値の高いもので、それを何らかの形で手にしたいと思う支配者たちがいました。善意だけでは被支配者に対する虐待を止めることなどできないという歴史的な事実が、スペインの国王2世(フェリペ2世?)の行動が物語っています。スペイン本国から南アメリカまで、当時の通信・交通技術じゃ、司令なんて無きに等しいからね。虐待はかくして当然のように行われていたそうです。

 さて、さっきのフランスのストライキの話。交通機関の労働者が、バカンスの時期にストライキを起こしたので、利用者(国民)から支持が得られなかったそうです。「労組側からすれば『要求をのまない国、または経営陣が悪い』ことになりますが、利用者にとっては大問題です。」と赤旗の記事。これ、僕がこのときに思っていたことと同じです。そのあと、主任から、問いただされて、しばらくそのまま放置していたのです。
 でも、やっぱり国民感情はそうなるのですね。僕も正直な一国民でした。
 そこで、フランスの労組がやろうとしていることは、「無料スト」というものだそうです。通常の業務を行いながらも運賃を求めないというストライキだそうです。…なるほど、これなら経営陣や国にだけ力の矛先を向けられるということか。ある程度、分断されることも考えて動いているのが面白いですね。日本のストライキや色々な活動は、その辺のツメはどうなのでしょうか。かくいう赤旗も、国際面での客観性は他紙面に比べて際だっていますが、一面が「共産党員町長誕生」じゃなぁ…。玉にきず。労働運動も、利用者をいたわる気持ちを忘れないようにやりたいものですね。お互い、労働者なのですから。


 正直、この頃、ひどく疲れています。ゲームのやりすぎ、寝不足、色々あるだろうけど、なんか根本的にもっと深いものがありそうです。色々欲張り過ぎなのかな?
 とりあえず、山と化学は譲らないということで。これを中心に生きていけばいいかな。…といっても、チョコレート問題もそうですけど、無関心ではいられないのです。山と化学が譲れないけど他にも知るべきことはたくさんある。こういう場合、どうする?

天気:晴れ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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