古いものは新しくはならぬ
2008年 5月 28日
いつものように満員電車に揺られながら、新聞を読みつつ池袋駅で降りたら、老若男女、携帯やら一眼レフやらのカメラでしきりにこの写真を撮っていました。よく見てみると、今まで見たことのない車両です。6月14日に新線が開通するのに向けて、車両も一新か。
…でも、新しいものってのは、古くなる一方であって、むしろ古いものは新しくはならないことを覚えておいてほしいと思います。
…でなければ、SL(Steem Locomotive:蒸気機関車)が珍重されることなんて無いはずですから。僕はむしろ、この車両よりも、この車両をよってたかって撮っている人たちを撮りたかったのですが、それは叶わぬことです。
きっと、この新車両は、時とともに当たり前のように使われ、当たり前のように廃車されていくのでしょう。
とある朝の、くもった眼で眺めたホームでの、小さな出来事でした。
天気:晴れのちくもり(東京都板橋区・埼玉県所沢市<豊島区の天気も同様>)