水と油
2013年2月7日
また、職場の近くで新しい店を発見しました。居酒屋みたいだけど、ランチメニューがあって、しかも、魚系が多い!…まあ、そんなたいそうな話ではないんですがね。
夕方、いつものルーチンワークが終わったあと、昨日行ったルーチンワークの結果が思わしくなく、そのための実験をドタバタでやることになって、面倒でした。
それは、アセトニトリル転溶と通常ふうたろうたちが呼んでいる行為で、アセトニトリルとヘキサンという二つの性質の違う有機溶媒を使って、それぞれへの溶けやすさの違う物質を分離する作業です。ヘキサンには脂っ気の強いものがより多く溶け、アセトニトリルはそうでもない。本当は語弊があるのですが。
結論は明日出ます。しかし、物質は絶対どちらか片方のみに存在することはありません。都合良く、農薬だけを集めることは、絶対無理です。水と油というように混ざり合わないことのたとえとして扱われていても、油も水にまったく溶けないということではありません。
たとえば、脂っ気の強い物質としてベンゼンを挙げると、1リットルの水に1.8g溶けるようです(15℃で)(Wikipediaより)。目で見て溶けていないようでも、実は、それは程度の差でしかないのですね。
天気:晴れのちくもり(東京都板橋区)
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