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価格考

2009年 4月 21日

 朝は5時45分に、同僚からのメールで目が覚めました。ちょうど良い目覚ましでした。
 昼、少し雨がぱらつく中、お菓子やおかずなどを買いに行きまして、あしたばゲット!しかし、ひと束105円と安い。何のことはなく、茎の部分が傷んでいたのです。職場に帰ってから、包丁で切り落として、持って帰ってからいつものニンニクトウガラシ炒めで。


 夕方、昨日のSugarladyもあったし、牛丼屋などの価格についてちょっと話していたのですが、「まっとうに作られた(ちゃんと料理されたもの、という意味だろうか)ものが安く手に入るのがいいんだけどねぇ。」と言うのです。
 ふうたろうは、経済の原理から、それはありえないと思うのですね。「安い」というのは相対的なものですが、平均所得に対して購入価格が著しく低い状態のことをいうのだと思っています。
 しかし、そうするためには、食品の話でいえば、農業を大規模化するとか、現代風にいえば「フェアでない貿易」をするか、添加物などを多用するか、人件費を削減するか、衛生面を犠牲にするか、環境破壊に対する費用を担保しないか、ということをしないと、「安く」なりません。
 だから、ふうたろうはいつもこういいます。「そういう値段(Sugarladyのものがとても高額なのが判った。ちょいさんありがとう!!)のものでも一般の人が普通に手を出せるだけの所得が必要ですね。」と。
 所得は、企業から労働者に払う賃金の割合を増やすこと、過剰な利潤を上に挙げた問題に対して補填すること、税金の再分配を適正に行うこと、などで上がるでしょう。
 「安いことには理由がある」
 収入と支出を考えると、「安く手に入れる方法」ではなく「適正な価格で買う方法」を考えることが最も重要だと思うのですね。


天気:くもりのち雨(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:6検

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