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梅雨空というもの

2009年 7月 10日

 今日は少し早めに起きました。といっても、7時半前くらいですが。
 起きるのがダルいという症状は少なく、スパゲッティを茹でて食えるという思いだけで起きられました。
 米油で作ったペペロンチーノを食べた後、3日くらい干しっぱなしにしておいた洗濯物を取り込んでいたら、空がおもしろいことになっていました。
 「おっ!空がきれい!!」


 ふうたろうがベランダの洗濯物越しに見た空はこれでした。取り込んで、畳んでしまったら、ふうたろう展望台へダッシュ。


 この展望台、そんなに人通りが少ないわけでもないので、じっと一眼レフを持ったまま立っていたら、アヤシい人に見えるかもしれません。しかも、真後ろでおばちゃんが、犬の散歩がてら、農作業してるし。


 晴れていたのは西~北の空。北東から南は生糸を束ねたような絹雲と、魚鱗を集めたような絹積雲が、散らばっていたのです。


 8時半前後に散歩して回っていたので、家に戻ってきて、ちょっと調べ物して出勤。
 飯豊山登山口へむかうバス便が、非常にいやらしい時刻設定をしているのでへこみました。


 今日は1日曇りがちで、たまに薄曇りになるような感じの空でした。でも、夕方、再び晴れました。池袋から所沢に帰る電車はとても空いていて、夕日が車両の奥まで入り込んでとても明るい。所沢に着いたら、ダッシュで東口を飛び出しました。


 夕焼け雲をひたすら撮っていました。もう、空のことしか、考えていませんでしたね。


 いちばん、季節感のある季節、かもしれない。この時期の夕焼けの美しさは、忘れられないのです。


 筆でピンクのアクリル絵の具を採ったように。


 刻一刻と、変わるんですよね。空色。


 この時期は、毎日この空をじっと見ていたいですね。


 ビルがとても障害になりますが、このミラービルだけは別かもしれません。もう一つの空を見せてくれています。


 何度も後ろを振り返りながら、家の方にむかいます。


 この撮影の後、丁字路のところにある、ネパール料理を出してくれる店に入りました。昨日か一昨日、つい発見したので、この機に入っておこうと思ったのです。
 店のことはまた後日報告しますが、いい雰囲気でした。店を商っている人たちが楽しそうなのです。
 ネパールから来たのは、旦那さんかな?ふうたろうが、日本に来たときの感想を聞いたら、「ビルが多くて…、空が狭い」
 たぶん、ふうたろうが、今さっきまでビルの隙間を、レンズをかいくぐらせながら写真を撮っていたので、そういう質問のしかたをしたせいだろう。
 山に行ってきたかのようなふうたろうの格好を見て、ネパールだから、やっぱりお約束ですよね?
 ネパール、遠いなあ。でも、今日見た空と比べたら、どんだけ広いんだろう…。


 職場で、Sが「給料もらっている分ちゃんと仕事できているのかなあ。」と、言っていました。何をと思ったけど、ふうたろうもずっとそれは思っていました。痛いところを突くものだ。仕事がやれているかどうかはもちろん、やる気が出ているかどうかも重要です。
 どんなに空が晴れても、どんなに雨が降っても、電気を点けてエアコンが入れば、水道の水の冷たさ以外に季節を感じる要因はない。ふうたろうは、正直、やっぱり、この仕事はあってないと思う。いつか、季節や人肌を感じる、仕事がしたいと、やっぱり思う。
 …政治と金とコンクリートに囲まれたところで一生を終わるのは、避けたい。


天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:S北海道ショック

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