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ヒロシマ原爆祈念

2009年 8月 6日

 今朝、8時に起きて、テレビを点けた。ヒロシマの原爆投下祈念式典を見るためだ。広島市長の秋葉さん、5年前に話を聞いたときからもそうだったけど、祈念式典に相応しい、核兵器を初めて使われた都市の市長として頼もしい、キレのある話をしてくれました。
 原爆症認定がまだ4000人程度にとどまっていること、オバマアメリカ大統領のプラハ宣言を採り上げて「核兵器は廃絶されることにしか意味のないもの」と述べたこと、2020年までの核兵器廃絶、という具体的な期限を掲げたこと等々。
 更に、核兵器から一歩踏み込んで、対人地雷の禁止、貧困からの開放、温暖化の防止などについても言及し、これらの問題解決に対するの民主主義が芽生え始めていると言いました。またこれらの芽が伸び、大きな問題を解決するためには国連の中にこれらの市民の声が届くようにしなければならず、そのためには、悲劇を受けてきた都市100、人口の多い都市100の合計200からなる、国連の下院を作るのもよい、といいました。
 ふうたろうは、この人が広島市長でよかったと、日本国民として、思います。


 一方、後に出てきた麻生総理。小泉純一郎の時と同じように期待はしていなかったけど、やっぱり、自分の国、日本として、核兵器廃絶にどう取り組むのか、なんて話してくれませんでした。全文はネットに落ちているので探せば見つかります。
 そして、その後のどこかでの記者会見では、「一度にすべての国が核兵器をやめるようなことができれば、核兵器は廃絶できますが…。」だとさ。
 そういうこと言ってたら、未来永劫、核兵器の廃絶は無理です。
 核兵器で世界が滅んでほしいと思うのなら、あるいは自分たちは核兵器の被害に絶対あわないと思っているのなら、こういう発言を平然とできるのかもしれません。


天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:緑内障・アセトン水ヘキサン・宣伝犬死

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