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核兵器廃絶運動の共有結合(外観)

2009年 8月 7日

 ついに出発。どこへ?
 行き先は長崎県。東京発博多行き、のぞみ号です。


 テッチャンに言わせたら、まったくなっていない写真だろうな。


 参加している高校生たちが、カンパをくれた人たちに送るはがきを書いています。「被爆地長崎より」


 出来上がったはがきのうちの一枚。何人もの手で書かれたもので、色鉛筆の色遣いや絵は、ひとりひとり、一枚一枚違う。ステンドグラス(長崎だからね)だったり、花の絵だったり。


 Tが食っているタコ飯。恐らく添加物たっぷりだろう。


 時は下って、のぞみ号から博多発長崎行きかもめ号。場所は佐賀県内。スルーされる県。でも、農村の風景は素晴らしい。


 夏の青空に一本の飛行機雲。九州の夏空、きれいですなあ。しばし、旅愁をば。


 肥前山口駅。列車の切り離しをするというので、時間があると思ったら、車両に乗っている仲間から、「出ますよ。」とクールに言われました。
 危うく、置いてけぼりくらいかけました。


 かもめ号は長崎県へ入りました。
 窓からは青い海が見えます。みんな血湧き肉躍り、カメラを持ち出す。
 写真に対する意欲だけは、みんなに負けないよ?


 いったい、何のために来ているのやら。


 海が青いねぇ。干潟やら何やら、続きます。


 雲仙普賢岳?か。高校生の子たちは、火砕流のこと、知らないんじゃないかな。


 14時半頃、長崎駅に到着。5時半に家を出て、9時間。長い旅だった。
 行きの電車、あれだけ一緒に来ている人がいた割に、あまり話しなかったから…。
 一人旅で屋久島に行ったときの方が短かったな。


 長崎市内は恐ろしい猛暑。埼玉県や茨城県ではありえない、焦熱地獄。
 これから、市電に乗って、会場・市民会館へ行きます。


 市電は、同じ原水爆禁止世界大会に参加する人々が殺到するので、数両程度では輸送能力がパンクします。従って、埼玉組は四散し、最初に乗ったグループは行った先で炎天下待ちぼうけ。


 この送電線の雰囲気は、昭和の町並みを感じさせます。初めて原爆を投下された広島も、低く張り巡らされた電線が道路を覆っていたのですよね。


 さて、いよいよ大会が始まるのですが、発言の事細かな話は、別項目か、後日報告か、しましょうか。


 会場は芋洗い状態で、足の踏み場もないほど混んでいました。


 発言が繰り返されていきます。舞台側に立っています。


 みんな熱く発言しています。あまり一体感を感じないで参加しているふうたろうは、温度差を感じて、居づらいです。


 幟まで立てて、横断幕掲げて、署名何筆、なんて。
 ふうたろうはすっかり政治的意識を失っているので、みんなの活動一つ一つが痛かったですなあ。


 しかし、見よ!この黒山の人だかりを!!
 38℃を超える長崎にこの混雑は、仲間だと思わなければ許せないっ!!


 『世界青年のつどい』が始まりました。ふうたろうが青年という歳かどうかはいよいよアヤシくなりつつありますが、とりあえず、出ておきます。


 折り鶴を何万羽も折ってきています。ふうたろうは一羽も折っていません。折り紙すらないというか。折り鶴という存在さえ忘れていたというか。


 「青年」の数は大会参加者の半数に上るらしい。組織が若い人を中心に派遣するようにしているからという面もあり、若いからこそこういう活動に勤しみたいという面もあろう。


 一時外に出たら、ナガサキの空も夕焼けになり始めていました。いや、でもこちらは、夕方になっても気温が下がらない。暑い。


 各県が折り鶴を集めた経緯をアピールしています。ふうたろう、特にこういうところで、強い温度差を感じます。活動に関わっていないから、なんだろうね。


 外国からの来賓に喋ってもらう機会があります。ここ数年、特にこういう外国からの来賓と交流が盛んになっているような気はします。
 でも、主催者側の不手際なのか、それとも、わざと、なのか、通訳がいない
 スクリーンにワード文書で拡大した訳文を載せていましたが、タイムリーさに欠けていて…。失笑。


 これは、埼玉県の高校生グループが含まれるアピール、ですな。アピールの内容は…、写真などの記録に必死だったので、ボイスレコーダの再生で何とか思い出すとしよう。


 ほぼ全員の高校生が集まったと思われます。ふうたろうが高校生の時なんか、こんな活動の存在すら知りませんでしたなあ。


 つどいのクライマックス(ふうたろうなどを除く)は、いつもこうして舞台で肩を組み合って歌うものです。


 舞台に向かって、人々が繋がっているんですね。いや、本当に足の踏み場もないくらい、繋がっていますよ。


 青年のつどいの後、タクシーに相乗りして、山の上にある、「矢太楼」というホテルに。高級すぎるホテルですが、ここしか取れなかったらしい。
 見晴らしは最高です。


 何気に、1000万ドルの夜景らしいけど、ふつうは「100万ドルの夜景」っていいません?
 ところで、ここでカメラの遠隔シャッターが壊れていることに気が付きました。だいぶホコリとか詰まっていたもんね…。


 今日、久しぶりに「人の繋がり」を意識できるところに来ました。ただ、もう何度も、人の繋がりの継承に失敗していて、なかば諦めモードになっているふうたろうとしては、そう簡単にテンションを上げられません。もちろん、話をしているときは楽しいんだけれども…。


天気:晴れ(長崎県長崎市、移動中は含まない)
覚え書き:東京駅で腹痛

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