ヤスデはトモダチ(滅)(道後山【月見ヶ丘コース】:広島県)
そして、楽しみの一つであるメシも、ちゃんと作れないという罠。
何でこんなおちょこみたいな缶詰の空き缶でご飯を炒めなアカンねん!
ガスりまくっている岩樋山の山頂のケルンには、馬陸(やすで)がウロウロしています。しょうがないから、こいつらをつついて遊ぶか(←こら
ここにいるヤスデはおんぶしているやつが多い。ひょっとして、発情期ですかな?上が雄で下が雌?
ヤスデ戯れ(いじめ)タイム(何)の間に日が差してきそうな気配が。
さて、晴れてきたし、7時半くらいになってしまったので、道後山へ向かいます。これは後ろ振り返って岩樋山を見ているのですが。
笹原が美しい道後山。でもこれは、自然の状態でこうなんでしょうかね?
そして、一切の苦労なく(ある意味大変な苦労をしたが)、268個目の300名山を踏みます。
携帯の電波をONにすると、こないだの吾妻山縦走の時、毛無山で出会ったRさんから、11時に山頂に着くとの連絡が入っていました。
今から2時間半後か…正直厳しい時間ですな。
でもまあ、帰りにクルマに乗せてもらえれば、帰ることはできます。歩いたらたぶん間に合わない。
ってことで、待つことに。
とりあえず、その辺をうろつくことから始めましょうか。
この看板を見ると、どうも持丸コースが本当に存在するようです。できればこのルートを下って、ハイパー車道歩きというのもありかもしれないんだけど…いかんせん遠いですな。
ま、今は待ち時間。山頂から沼みたいなのがすぐ下に見えていたので、そこ、行ってみようかと。
これがその沼です。犬池とか書いてあったかな。でも、山頂から見たよりずいぶん小さく見えますな…しかも、柵が施してあっては入れないのでちゃんと見られないし。
真正面のあれは猫山です。スキー場があります。あれは山頂まで登れるのですかな?
ふうたろうが再び山頂に戻ると、ご夫婦がいらっしゃいまして、喋っていました。そしたらいつの間にか山頂は人がごった返していて…
元気な女性5人組の方々が、ふうたろうのザックを珍しそうに担ぎます。まあ、よくある光景ですが、できれば110リットルのザックを担がせてあげたいですなあ(黒笑
実は、Rさんから帰りのクルマには乗せられないとの連絡があったので、ふうたろうは待つのを諦めました。11時まで待っていたら道後山14時9分には絶対間に合わないし、10時を過ぎている今でも、たぶん間に合いません。これは、帰りもまたタクシーかヒッチハイクだな…
さて、隣にいた庄原市(旧庄原市)から来たおっちゃんと少し話しながら進みます。
おっちゃんには先に行ってもらって、水を一口飲みます。
岩樋山は昨日登ったし、もう全滅していてやる気もなくなってしまっているので(滅)横道に逸れます(じと目
森の中を抜けます。ひょっとしたら、今頃岩樋山をRさんたちが通過しているかもしれない…でも、ふうたろうは既に諦めていた!
月見ヶ丘に到着しました。ツツジ祭のイベントが行われようとしていて、子どもたちがばちを持ちながら凜とした顔で集まっています。
これを見ていっても良いんだけど、14時まではつきあえない。そして、このイベントに合わせてシャトルバスみたいなのが走っているらしいので、それに乗せてもらえればラッキー…
なんて思っていたら、比婆山地にある広島県民の森のスタッフのおっちゃんが、備後落合駅近くの温泉まで連れて行ってくれました。
めっちゃ嬉しいのですが、ふうたろうは今回、あまりにも人に頼りすぎです。天罰が下りますぞ!(ぇ
とりあえず、夜行バスに乗るために、ちゃんと汚れたものを落としておかねば。…と思ったら、男湯はまだ水だったという件。
ふうたろうおばさんは女湯へ。誰もいなかったから、管理人の方がこっちに入るように勧めてくれたのです。
なお、女湯の方が環境はずっといいように思えるが…?
温泉から出てきたら一休み。高校生の時、林間学校の前準備でボッカしたあと、奈良県吉野郡東吉野村のやはた温泉でマッタリしていた時をふと思い出したりしました。
しかし、「県民の森14km」とか、軽く書いてくれるよなあ…。歩きのおいらにとっては、簡単に行ける距離ではないですから。登山のための車道歩きの場合はしょうがないので歩くんですけどね。
高尾の湯から備後落合駅までは1.5kmくらいとありましたっけ。20分強、歩けば着きますね。
もう、この駅の風景、見飽きた(滅
なお、ここでメールを確認し、やりとりしていたら、Rさんたちとは三次で落ち合うことに決まりました。
満足できない山行だったので、こないだの時みたいに清々しくはありません。体調も悪めだしね…(じと目
それでも、この東北地方も驚くほどの田園風景はいいもんですな…
電車乗りながらなので揺れるし傾くし、あんまり上手く撮れませんな。
国道を走っていたクルマの助手席からおばちゃんが手を振ってくれました。ふうたろうも振り返してみました。
(国道の写真じゃなくてすまん)
三次駅到着。水槽があって、スズキ科の魚が一匹飼われていました。つがいなら寂しくないんだろうけどなあ…。
17時過ぎにRさんたちが着くというのでふうたろうはそれまで、例に漏れず地方都市見学です(何
ふうたろうは地方都市の、店とか町並みを見るのが好きなのです。生活臭をかぎたいのですな、くんかくんか(^・・^)と。
水害があったという線。水害を100%防ぐことは無理で、それをダムなどの大型事業だけに頼ろうとすることが傲慢であると、ふうたろうは最近思います。じゃあ、水害に強い都市開発とはどんなもんかといわれると、工学博士に聞いてもらうしかない。
三次駅の上空に雄大積雲が居座っているようです。大粒の雨がポツポツしています。
そんな中、広島県の地図を買って、将来の「ふうたろう1000山」のために印を付けていたら、Rさんたちが到着です。
Rさんと、もう一人はFさん。ガイドみたいに色んなところに詳しいFさん、ふうたろうも話がかみ合って嬉しい限りです。
…が、やっぱりいつもの胃ムカムカ症候群で喜びが半分以上削がれるという事態。もう、嘔吐中枢を破壊したい気分ですよ、まったく。
20時、ふうたろうが20時39分発の夜行バスで帰るので、ほぼそれに近い時刻まで付き合ってくれた感じになります。思えば諦めていたのに、Rさん・Fさんの努力で会うことができました。ありがとうございました。
さて死なないようにしないといけませんね。三次駅だよね?ここは三次駅だよね!?
こうして、ふうたろうのなまくら道後山山行は終わるのでした。御神楽岳が恋しい(ため息
#285道後山クリア。
天気:晴れ時々くもり(広島県比婆郡西城町・東城町・三次市・鳥取県日野郡日南町)
今回は山を一緒に歩けなくて残念でした。カレー完食してたから大丈夫なのかなって思ってたんですが、内臓の調子悪かったんですね(@_@。
ふうたろう1000名山、西日本くらいでしたらお付き合いしたいでーす\(^o^)/
内臓の調子がいいときはないぞう(黒笑
カレー食べているときも、カレー食べ終わったあとも、やっぱりビミョーでした。残念(滅
1000名山、お山の上で是非、会いましょう!
はじめて、✉します。
道後山で、そう!あの5人のおばザック(省略)です(^.^)出会いっていいね(^^♪
仕事も登山もガンバッテルね。
大変な思いの268の山旅なんですね。
1,000名山目指す?、海外の名峰にあこがれるのでは?
健康第一!
また会えたらいいね。きまぐれに✉のぞいてみますね。
どうもあの節は楽しいひとときを過ごさせてもらいました。おおきにでございます♪
268個の300名山ですが、実際登った山の数は300を超えているので、あんな罠やこんな罠にいろいろ苛まれました(笑
1000名山は「名山」にするか「コース」にするか悩んでいます。何らかのメッセージ性のあるセレクションにしたいという思いもあります。
だから、というだけではありませんが、海外の山はほとんど興味ありません。自分の身の丈(お金・時間など)に合っているとも思っていないし(アヴラ汗
早く大腸の方は治ってほしいですが、難病なのでなかなか…(涙
胃のムカムカの方は…こいつは本当に厄介です(T-T)
こんばんは、道後山での5人組の一人です。写真の左~4番目・・
私たちは同級生で、私は最近仲間入りさせてもらって、宮島の弥山、徳島の剣山、そして道後山と、参加させてもらってます。
今回の道後山、色んな花も咲いてて、心からリフレッシュさせてもらい、明日からの糧になりました。
ふうたろうさんは、どんな所に山の魅力感じて登られてるのですか?
ごっちゃんさん
こんばんは。
隣にいたおっちゃんとも話していましたが、みなさん、同級生同士集まって山に登って、同級の頃のことを思い出しているんだろうなと言ってました。ホントに楽しそうでしたね。
ふうたろう絵日記を見ていると、大変さがにじみ出て、ひねた書き方をしていて、と思われたかもしれませんね。3割は冗談で、7割は本気で、日記は書いています。エンタメ性も大事かと(笑
山の魅力ですか。花、森、空、風… 魅力を感じる「切欠」はたくさんありますが、なかなか「これこそ山の魅力!」というのは、難しいですね。
山の魅力は、山が与えてくれるもの(諸々の自然現象や、登山という社会環境を作ってきた人々の営み)からだけでなく、自分が山に対して、全力で向き合うことを*自分で感じること*で生まれるものだと思っています。
山を歩いていると、花イッパイの時もあれば枯れ草だらけの時もある。晴れて青空が広がっているときもあれば吹雪の時もある。霧で何も見えずやる気が湧かないときもあれば突然晴れて思わぬ感動をすることもある。
何がいいかというと、そのギャップを感じられる自分がいること。だから、花も枯れ草も楽しい。吹雪の時があるから晴れた空もいっそう青く見えます。霧で視界に対する渇望があるから晴れたときの喜びはひとしおになります。常に直前の自分の感情が、今の感情に影響していると感じられます。それは即ち、生きている実感だと思うんですよ。ふうたろうの山の魅力はそこです。花や景色そのものよりも、それを感じ、変化する自分が、魅力なのかもしれません。だから、どんな山に登っても、一つたりとも「後悔」はしないんです。つらかった思いは次の山で作る想い出を準備するのですから。
何か、禅問答みたいですが、魅力は山の中と、自分の中にあるような気がしています。