室堂の法則+++(奥大日岳【ムロドウ・ドロップアウト】:富山県)
アホほど具合が悪いふうたろう@奥大日岳山頂。
ムカムカするし、身体は妙にだるいし、ガンにでも冒されてんじゃないかと思ったり。
メシはまったく食べる気にならなかったのですが、出発が遅れているのは、この天気。3時50分頃からテントを雨が叩くようになって、テンションサゲサゲのヅンドコでした(滅滅滅滅滅滅
そして、7時頃になったら登山者第一号がやってきて、それからは数人続々と。ちょうど雨は止んでいたので、慌ててテントを片付けて、「具合が悪かったのでビバークしていました」と言い訳ぶちかまして、110リットルのザックに無理やり詰め込みました。
さて、ここから再び地獄の始まり。止んでいた雨が再び降り始めました。ジャケットで小雨なら防げますが普通以上の雨になると無理です。
そして、もはや見る物は花くらいしかないという。まあ、エネルギー足りないので、十分に楽しめないでしょうけどね、晴れていても。
体調悪い、天気悪い、だと、もう羽をもがれたチョウみたいなもんでして。
コバイケイソウの中に、バイケイソウが咲いています。バイケイソウは緑。
山頂から一緒になった夫婦ひと組と女性一人。口数少なめに(というほどでもないか)、笑顔を絶やさず(心は涙目)、室堂を目指します。とてもじゃないけど、天気も体調も、内蔵助(くらのすけ)どころじゃないから。
さっきから雨がいっそう激しくなっています。青いカッパに着替えますが、もはや焼け石に水というかなんというか。
そして、土砂降りの中、この雪渓を下ります。見かけよりもかなり滑りやすい。短いけどアイゼンを着けても罰は当たらないほどです。
ま、温々のムロドウでそんなはずはないか。ちゃんと立派な橋が架かっていますよ、と。
雷鳥沢のテン場には多数のテントが。出発した人もたくさんいるのだろうけど、青天の霹靂というか、ど派手に外してくれた天気予報に茫然自失する(登ってくる人の表情参照(黒笑))人の家々でありますか。
しかし、マジできつい天気ですな…。止んだと思ってもまた降ってくるし。
室堂に降り立ってからも「室堂」のトロリーバス乗り場まで、さっきの稜線歩きよりもきついアップダウンがあります。しかも、宇佐神宮の祭(大分県)バリの人混みで(大袈裟)。しかも、雨で濡れて身体は冷えていて、テンションサゲサゲ。
一緒に歩いていた3人のうち、夫婦は途中ではぐれるも、室堂駅で再び合流、一人の女性と一緒に歩いてきて、この蕎麦を一緒に食べようという話をしていました。が、ぼったくりズムの値段だったので、3人はそのまま踵を返して帰路につくことにしたようです。
具合が悪くなるかと思ったけど、特にそんな感じもなく、トロリーバスなどをスムーズに乗り継いでいきます。
信濃大町駅は晴れています。しかし、山に引き裂かれて流れてきたような雲が多い。やっぱり山はまだ雨だろうかと。
18きっぷで帰ります。よりにもよって。
小淵沢からビューやまなし号に乗り換えてそのまま新宿まで乗りますが、ここで立川までひと組のご夫婦と話をしながら帰ります。よくある光景ですな、ふうたろうらしく。
新宿に着いてから、モンベルと紀伊國屋に寄っていきます。モンベルでは、1年3ヶ月で10年以上履いたくらいヴォロヴォロの靴を差し出し、「これと同じものを」と、出してもらいました。とても人に触らせられるものではないですが、処分してくれるとのことだったので甘えさせていただきました。
紀伊國屋では、やっと、大崩山や尾鈴山の地図を買いました(すべて九州地方南部。実は高隈山の地図も必要なことに後で気がつく)。
やれやれ。今回は本気で祟られましたね。これで室堂は4回来て、全部雨やくもり。しかも今回は体調悪化付きで来たので、「室堂の法則」という名前にはもう少し飾が必要ですな(じと目
#188奥大日岳、クリア。
天気:雨、下界では晴れ一時雨(富山県中新川郡立山町・上市町・長野県大町市・東京都新宿区・板橋区、大糸線・中央線)
大日岳、クリアですね。
私も大日岳は行きたいと思っています。
体調が気になりますね。
無理は禁物です。
でもやっぱり山に行ってパワーを貰う方が良いよね~。
chiakiさん
大日岳よりも、奥大日岳の方が登った気がします。展望もいいと思いますし。ただ、あそこ周辺はテン場が一切ないので、小屋が開いている時期には行きづらいのでしょうかね…雪がある時期、とか…
体調の方は、いいのは朝だけ…(涙