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大昔の思い出を歩く(倶留尊山 曽爾高原 飯垣内縦走コース:三重県)

2010年 12月 5日

 名張のビジネスホテル栄の朝食。色々なところでビジネスホテルの朝食を食べてきたけど、この朝食はクオリティがなかなか高いと思う。これなら、サービスで付いていなくても食べたいと思うほど。
 ホテルの奥さんのおばちゃんと色々話をしながら、漬け物とトマト以外完食。


 さて、今日は倶留尊山。食堂のおばちゃんしかいなかったので、彼女にお礼を言って、出発です。次また山に来るとき、このホテルを使おう。


 晴れた朝の名張駅前。バスの発車時刻は8時なので、まだ少し時間があります。ローソンで、食い尽くして無くなったおやつを少し買い足しておきました。昨日の夜に買ったドーナツは今朝のデザートに消えたと…。


 山粕西行きのバスに乗ります。


 …が、まだ時間があるので、余っている体力の消費でウロウロ。


 バスが40分ほどで県境を越え、香落渓(こおちだに)を縫って、奈良県曽爾(そに)村に到着。普通は太良路(たろうじ)を使うようですが、ふうたろうはその一つ先のバス停、葛(かずら)で下車。ちょっと太良路方面に戻って、川を渡る橋に取り付きます。


 倶留尊山山塊がよく見えています。今日は快晴です。


 曽爾高原の看板あり。曽爾高原までは地図無しで進めるはずです。もちろん、独自のルートを辿るなら詳細な地図が必要。


 これが葛橋…ですかね。ひらがなで書けば奥祖谷(おくいや、徳島県)のかずら橋ですな。


 青蓮寺川を渡ります。
 朝で人通りはほぼゼロ。バスで行き違う車さえも少なかった。


 今朝は冷え込みが厳しく、そこら中霜だらけです。吊り橋のワイヤーの痕に霜が残っている。


 畑はビッシリと霜です。近畿地方でもかなり内陸部ですからね。


 対岸に渡って歩いていくと、標高が上がっていきます。左岸側の鎧岳と兜岳がごっつく見えています。あの山、ぜひとも歩いてみたい。


 気温が急激に上がっています。さっきまで手が刺すような冷気に冷え切っていましたが、温かくなってきました。トタン屋根の霜が溶け、湯気が上がります。そういう風景がそこかしこで見られるようになりました。


 太い車道を曽爾高原方面に上っていきますと、直登する道が枝分かれしています。笹又ルートの終点じゃあるまいし、わざわざ遠回りの蛇行を繰り返す理由もない。


 一つ目の直登ルートを越えたら次は二つ目を見つけます…が、ちょっとここからは独自ルートを探ってみますか。折角25000分の1地図もあるんだし。


 少し戻ってこの道。


 笹薮っぽいところを。また、この期におよんでヤブ漕ぎゾーンを味わうハメにはならないよね。


 大丈夫。ちゃんと標識があります。実は、さっきのところも、まっすぐ進んでも大丈夫。


 更に道路を横断。


 笹薮をふたたび。ヤブ漕ぎゾーンではないです。


 詰めると広めの駐車場。でも、車は一台もない。


 一段上の車道までまた階段。既にけっこうしんどいかも。


 また駐車場。こちらには数台の車が。やっぱりこの時期でも人は来るのですな、この辺りは。


 ススキ野原が続く曽爾高原に入っていきます。


 いつの間にかジャケットもいらないほどの温かさになっていて、日の光も眩しい。


 それにしても、亀山に行きたいんだけど何処へ行けばいいんだろう。標識がここにはない。


 空を撮ろうとすると、やっぱりCCDのゴミが気になる。分岐で座って色々やっていたけど、太陽光に照らしてみてみると、信じられないくらいたくさんゴミが光っていて、これはもう修理に出すしかないかと思って諦めました。おそらく30分くらいがんばっていたんじゃないかな。


 気を取り直して出発。なんかススキ野原の中に道が見えますな。あれ、進んでみましょか。


 ヌオッ(゚ε゚;)
 ススキのヤブじゃねーか!またもやウルトラヤブ漕ぎゾーン…


 亀山直登は諦め、人の道に戻ってきました。


 ススキの草原が美しいですな。これは人気の場所となるはずですわ。


 ここから亀山と二本ボソの鞍部まで登ります。


 上りの時はうしろを振り向くのを忘れたくないですよ。


 稜線までススキ野原が造成されています。というか、ここは野焼きされているそうです。


 ススキの草原。これは素晴らしい…。晴れているからなおさら、ですな。人もそれほど多くないのもまた良い。


 カーブが南に方向を変えると、来た道と鎧岳などが一緒に見えてきます。


 二本ボソ方面の稜線。


 ススキ野原と鎧岳山塊。


 ふうたろう、直登できなかった亀山目指します。でも、ここをピストンすると思うだけで心が萎えます。ふうたろうは、来た道を戻るのは1mmでも嫌です。


 亀山山頂からの展望はよいのですが、稜線のアングルがイマイチですな。確かに、こちらに来る人は殆どいない。ところで、やっぱりこちらから縦走できるルートが左端に見えていますね。どこかにルートがあるのでしょうな…。


 亀山の山頂はちゃんとした標はありません。木に誰かが登頂記念にくくりつけた札くらいです。


 さて、本名の倶留尊山を目指しますか。


 しっかし、見えているのは二本ボソで、倶留尊山は更にその奥という件。気が遠くなってきました。だいたい、何でふうたろうこれくらいで疲れているのか、という話です。


 しかし、二本ボソに取り付き始めてからというもの、景色は素晴らしゅうございます。後ろを振り返るのを忘れないように。


 斜面がきついところはその斜面がファインダに入ってこないので、ススキ野原と稜線がバッチリ捉えられます。


 ちょっとずつアングルが変わってきています。


 太陽の角度も変わってきているので、影の具合もまた違っています。


 急坂はくたびれますがそれは必要悪というか何というか。


 曽爾高原は1997年頃か、ゴールデンウィークに来たことがあります。まあ、当然あの時は連れられて来ただけなので、こんな風景を見つめる余裕も度胸もなかったですな。


 嗚呼、長い稜線だった…。でも、素晴らしい展望でしたな。


 野焼きされている地帯が終わり、更に二本ボソを上へ。


 この山は料金所があります。管理料という名目で集めているようですが…。


 ここが二本ボソのピーク。ちょっと若めのおっちゃん(兄ちゃん?)がいて、色々な解説をしてくれます。パンフレット代わりにどうぞってところか。


 ピークからはやっと倶留尊山山頂を望むことができます。まだ遠いけど。


 説明を受けて、鰯の口…だっけ。崖っぷちまで行ける部分があります。が、樹林が覆っていて展望がそんなに良いわけでもなかったり。


 さて、倶留尊山に向かいますか。樹間からは時々尼ヶ岳や大洞山が見えます。


 木漏れ日のある冬枯れの鞍部。ここでちょいと休憩。火が使えないので、持ってきたガス缶などは全くの無用の長物となることが決定しました。


 ふうたろうの前を若い兄ちゃんがやや軽荷で倶留尊山へ闊歩していきました。茨城から来たとか。茨城…?


 もうすぐ着くのかなと思って歩いていると、これがなかなか遠く感じます。苦労を重ねてやっと到着倶留尊山。


 倶留尊山の山頂にはベンチ多数。さっき会ったおばちゃんたちとか茨城の兄ちゃんとかも休んでいます。茨城の兄ちゃんは声が大きい人だったけど、色々山に行っているようですな。


 150個目の300名山を踏んで、ふうたろうはただひとり、みんなが曽爾高原にバックしていく中、縦走路を歩きます。索道づたいにしばらく歩きますと…。


 ここにも料金所が。ただし、此方は閉まっています。此方から登って此方から下りれば料金は取られないかもしれませんが…


 やっぱり山は縦走に限ります。たった500円をケチるために縦走を諦めるのはつまらんのですな。


 一人おっちゃんが青息吐息で、「道、これであっているんですよね…?標識が少なくて…」などといいながら登ってきました。まあ、ご愁傷様、ですなあ。踏み痕があるだけで十分だと思いますがね、ふうたろうなんて。


 倶留尊山が見えます。…これより先、人と会うことはあるのかな。
 しかし、人が少ない割には道に落ちているゴミの量が多い。ある程度拾って回りましたが、中身の残っている虫除けスプレーとか、ラベルがボロボロになっていながら落ちているのにはさすがに退きました。スゴいクオリティですよな、ここは。


 西浦峠…ってところなのかな。この看板、字がボロボロで判らん。


 ここ、西浦峠の看板から上っている稜線。…?いったいふうたろうは何処を歩いているんだろう。実は判らなかったりする。


 とりあえず大洞山が見えます。今日は空気がいつもより澄んでいて、二本ボソの山頂にいた兄ちゃんも、ここしばらくで一番景色が良いと。


 左には尼ヶ岳。あれは円錐形をしていて良い感じですな。地図で見ても良い感じです。名張近辺は隠れ名山が多そうです。


 ふうたろう、実は、地図の場所を見間違っていました。この倶留尊山から西浦峠付近は、25000分の1の地図にはルートがありません。地形しかヒントがないという話です。ただ、昭文社の地図にはルートがあります。
 下手すると遭難するので、下りには注意。


 基本的に稜線沿いを歩けば、西浦峠に着きます。普通はここから太郎生(たろう)地区に下山するのだと思いますが、ふうたろうはあえて逆の飯垣内(はがいと)方面に向かいます。まあ、マニアック街道まっしぐらということで。


 地面に置かれた案内板。でも、意外と道はしっかりしているようだけど…?


 暗い。林床に日が当たらない。北斜面という理由だろうけど、凄く暗い。


 間もなく、コンクリートの林道に出ます。バイクが1台。誰かバイクでやってきて、登っているのかな?


 少し下るとだだっ広い場所が。駐車場なのか。それとも、林業者の作業場か。右の端の方に、椅子と同じ高さのテーブルに見えるものがあるような無いような。


 この後は砂利道をひたむきに下ります。


 空に薄雲が出てきました。


 この飯垣内集落に下りる獣道もどきの分岐がものすごく判りにくい。ふうたろう、かなり進みすぎて、道がおかしいことに気付いてやっとGPSを付けて、ここに行き着いたのです。


 その獣道もどきは、こないだの大千軒岳のルートよりは厳しい道です。短いか長いかの違いだけで、このルートは沢歩きに近いです。


 でもまあ、ふうたろうはこういう沢沿いの道は好きですぞ。


 木漏れ日とか気持ちいいし。


 足場が腐っているんですけど。


 これは腐って崩落しています。このルート、近い内に廃道になるんじゃないかな…。


 このルートの醍醐味はこの大滝です。下りの途中に滝を見ていくというのは、奥多摩御前山の下りに見た海沢探勝路(東京都)とか、荒海山(福島県)とか、両神山七つ滝コース(埼玉県)とか、ふうたろうの山の中でもそれほど多いわけではない。


 美しい沢を見ながら下ります。


 でも、場所によっては渡渉する場所もあります。落ち葉で水面が見えなくなっている場所もあります。


 滝壺があります。この沢、なかなか、ですね。


 せいぜい1kmあるかないかの沢下りが終わりました。イノシシ除けか何か判らないけど、柵があるので、開けたらちゃんと閉めておくと。


 飯垣内集落の一番山側の辺りです。長閑ですなあ。


 1時間ほどでバス停に着かなければなりませんが、まあ大丈夫でしょう。


 杉林の下で落ち葉を掃除していたおっちゃんが話しかけてくれました。挨拶交わすと、けっこう優しい人いるんですよ。


 空にはさっきよりも多くの薄雲が発生しています。快晴の空よりおもしろいですね。


 ところで、また街中で道迷いしています。今日はちょっと道迷いが多いなあ。庭作業をしていたおっちゃんがこの細い道を下りられることを教えてくれなかったら、ふうたろう、また遠回りして下るハメになっていましたぜ。


 飯垣内集落を抜け、そろそろバス停という頃。


 ここに中山間地農業に対する助成を示す看板。平成16年で終わってる…。しかし、こういうところが対象になるのかと、これを見て改めて思いました。


 この名張川の橋を渡れば、バス通りに出ます。


 名張川。さっき歩いてきたニシウラ谷もここに合流します。


 飯垣内バス停。今日のゴールです。14時33分のバスで名張駅前へ。15分前到着で、着替えや整理を済ませてちょうどです。ベストタイムですな。


 倶留尊山は天気もよくてかなり楽しいコースでしたが、伊吹山とのセットでかなりくたびれました。
 帰り、名張駅前で、あのドーナツを今度は5個買って、オマケで3個丸いドーナツをいただきました。サービスが良いけど、ちょっと計8個は多い…。
 …といいつつ、結局近鉄特急で名古屋に着くまでにみんな食べてしまったという罠。おかげで夜飯はいらなかったという話。イカンね、こんな食事は。
 帰宅は20時になりました。やっぱり、新幹線は速いね。もう少し安ければ、使いやすいのにと、いつも思う。
 さて、この伊吹山で一応百名山をすべてクリアしました。でも、昨日の日記の通り、厳密にはまだクリアしきっていません。真クリアまでまだもう少し。奥穂高岳クリアは早くても来年6月以降になるでしょうか。
 それから、この倶留尊山で300名山折り返しの150個。3分の1以上を今年中に登っていると考えると、すごい数だと思います。車が使えれば年に100個も夢ではないと思いますが、公共交通を使うから価値が出るふうたろう旅日記ですね。
 #100伊吹山クリア。
 #219倶留尊山クリア。


天気:晴れ(奈良県宇陀郡曽爾村・御杖村・三重県一志郡美杉村・名張市、移動中は含まない)

  1. NYAA
    12月 8th, 2010 at 02:06 | #1

    こんばんは。茨城の「若い兄ちゃん」NYAAでございます(笑)「若い」と言っていただき、有り難うございますo(^-^)o

    あれまあ、まさか倶留尊山で会った、あなたがふうたろうさんでしたか!おそるべし健脚ぶりを見せていただきました(汗)

    また、どこかでお会いできるといいですね(^O^)/

  2. ふうたろう
    12月 8th, 2010 at 08:23 | #2

     やっぱりそうだったんですね。
     「茨城」と聞いたとき、…!?と思ったわけです。
     それに、単独で歩く人はそれほど、意外と多くないので、
     みゃーみさんが言っていた人は、この人か(茨城というのはふうたろうの勘)と、思ったわけです。

     この日はかなりくたびれていて、健脚と呼ぶにはちょっと力ない歩きをしていました。北アルプスの水晶岳や薬師岳を歩いているときは、こんなもんじゃなかったんですけどねえ…。

     ふうたろうも200~300名山をほっつき歩く予定ですので、あと150個もあるのでしたら、どこかでお会いする可能性はありますよね。
     でも、NYAAさんと200~300名山で、登っている山が被っているのは10個。未踏の山を狙うと、意外と確率は低いでしょうね…。

  3. みゃーみ
    12月 8th, 2010 at 13:50 | #3

    倶留尊山って案外登っている人多くないんですね~。
    沢山の人を想像していたのでまさか遭遇して記憶に残るとは思いませんでした。

    はあ、やっぱりすごい健脚なんですねっ。細いのに。
    水晶岳などはがっしがっしと登ってたんですね。小またで早いのか?大股で?
    それとも動きが早い?そのどちらもですかねぇ?
    私もほっつき歩く予定ですが、ふうたろうさんはマニアックコースなので偶然会ったとしても山頂あたりなんでしょうね~。

  4. ふうたろう
    12月 8th, 2010 at 19:37 | #4

     いや、水晶岳っていうか、雲ノ平を越えて薬師沢から薬師岳、スゴ乗越以降室堂のことを考えると、2時間半を1時間くらいに縮めるくらいのスピードで歩いていました。もちろん、100リットルのザックを背負って。
     薬師岳の山小屋から山頂に向かって登っているとき、周囲を歩いている人々が驚くんですよね。息は切れないし、脚はまったく疲れないし、まるで麻薬でも打ったんじゃないかと思うほどで…。いや、麻薬打ったことないけども。
     脚の動かし方はいつも速めです。それに疲れ知らずがくっついたんでしょうね。あれは爽快でしたが、翌日から膝痛という罠(滅

     ふうたろうは公共交通でしか行けないという制限があるので、マニアックであっても、ルートは限られているんですよね。百名山なら、皇海山の皇海橋は使えませんし、トムラウシならトムラウシ温泉は使えません。200~300名山はますますそういうところが増えるでしょうね…。公共交通ルートを逆走すれば(?)ふうたろうと出会うとか。

     山頂や山小屋で出会って語り合ったりするのが、ふうたろうには一番合った山の付き合い方なんですよね。歩いているときは自分や山と対話し続けていますから。小屋でマッタリ、何も考えず、山話に盛り上がるのが好きです。

  5. みゃーみ
    12月 8th, 2010 at 20:52 | #5

    あ、結構似てますね。
    一人でいける山は一人が好きです。山で気を使うのも苦手。。。
    山頂待ち合わせ、もちろん途中であわない別ルートとか理想です。
    それに人と行って後ろ歩くのもあまり好きではないし、記憶に残らない事が多いんです。
    だから、一人でおっかなびっくりの山行が実は好きだったりして。
    ヒーハー登ってるのも好きだし。かっこ悪いので人にみられたくないです。
    GPSを使いこなして、一人でいける山がふえるといいなあとつくづく思います。

    100リットルのザックというのは話だけ聞いたことがあります。
    実際見たことなーい。自分のテント用は55か60リットルなので、ちぃっこいですね。

    公共交通機関をりようするとピストンしないで(ふうたろうさんの大嫌いな)済むのでみりょくですが、時刻表と体力があわなかったりしますよ。

    最近ふうたろうさんの日記を読んでて、林道歩けばなんとかなるならそれも体が許す限りはいいのかもと思えるようになりました。実現できていませんが。雪や雨に対する考え方も。。すぐ、人に影響されちゃうタイプですね。(苦笑

  6. ふうたろう
    12月 8th, 2010 at 21:12 | #6

     みゃーみさん、おもしろいッスね。
     一度、どこかの山小屋で話をしてみたいですわ(笑

     そうそう、人の後ろを歩いたりすると、話をしながらとかだと、
     話自体は楽しいけど、記憶の方には残らないんですよね。
     ふうたろうはそれが嫌で単独にハマっています。
     元々は、誰も一緒に行く人がいなかったり、まあ、色々あるんですけど。

     GPSは、そのうち使うのがめんどくさくなって、やむにやまれず出す程度になります。25000分の1の地図があれば、大抵先行きが判ったりします。最近あまり使わなくなりましたね…。

     50~60リットルのザックでも、普通なら相当大きいんですよね。100リットルとか、扇沢の窓口のネーチャンがボソッと「ひゃくりっとる・・・(汗」と言っておりましたね…。なんでこれほどデカいザックを、いつもパンパンにして歩いているのか、自分でも判らないですが。

     ふうたろう、日帰りの山行がほとんどないんですよね。時刻表が合うように、日帰りできる山でも1泊することがあります。まあ、どうにもならなければ、歩けるかどうか、タクシー代はどうか、無理やり前泊で野宿するか(越後駒ヶ岳とか大千軒岳とか)、などというバリエーションを選べるほど、自由が利くようになってきましたから、そこそこ楽に登れるようにはなりました。

     自由って、自分の中で作るんですね。自分で行動して自分で山とか天気とか身体のことを知って、自由ってのは少しずつ作られるんだなあ、と。
     浦佐から歩くとか(越後駒ヶ岳)、鳥海山ゼロメートルとか、自分試しにスゴく役立ちました。

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