愛しの沢よ(カムイエクウチカウシ山八ノ沢コース下り:北海道十勝支庁)
大抵、最近は朝起きるとがっかりさせられることが多いので、期待しすぎて(滅)になることもしばしばなのですが、今回は…
…う~ん…(汗
薄雲が広がっていますなあ。ぼちぼちでんなあ…
しかし、日高側も十勝側も、どうやら厚い層雲や層積雲に覆われていて、あの下にいる人たちよりはずっと良い天気を味わっているようです。…といいますか、それを雲海と呼んでいるのですが。
これからマターリ登るカムイエクウチカウシ山。天守閣の前で、ゆっくり眠ってゆっくりメシを食って、もう歓迎ムード。
しかし実は、このあたり、けっこうハイマツのヤヴがキツいのですなあ。
後ろを振り返れば、いつでもピラミッド峰が見られます。あの山は1800m台の山で、すぐに眼下に入るようになります。
高層雲のような絹層雲で太陽が隠されていて、夏山の緑が映えません。まさか、このまま推移するんですか?
カムエク稜線付近は西(日高側)も東(十勝側)も一切ガスっていません。この薄雲さえ退いてくれたらなあ…
カムエクに上がるまで、岩の道が所々現れます。ヤブも一部を除いてまったくないので、快適に登れるでしょう。
こういう快適なお花畑の道は、ふうたろうにとっては舗装路ですね(滅
花もかなり咲いています。しかし、何となく秋に近づいているような、そんな感じです。
山頂がすぐそこまで近づいているようです。ここは山頂直下のひと張り分ほどのテン場。テン場というか、ただ雨水で土が均された平らな部分、というレベルですが。しかし、このテン場は最高ですよ。もっと晴れていたら、5億ドルの風景を見ながらメシと寝覚めを味わえるでしょう。
そして、なんか薄雲が鬱陶しいけど、遂にカムイエクウチカウシ山登頂です。実はこの山、1979.4mで、ふうたろうの生まれた月と同じ。そういう思い入れもある、重要な山なのです。
空を見上げると、北西の空から青空が広がってきていたので、山頂で待ちました。待ったというか、マッタリしたというか。そしたら、山に朝日が差し込んできたではありませんか。
日高側の枝稜線とちぎれた雲海。刻々と変わっていく姿が良いのですよ。
エサオマントッタベツ岳などに続く稜線の方です。そして、遙か彼方に日高幌尻岳や戸蔦別岳などが見えます。
南東にある太陽のところは、まだ雲を抜けきっていませんが、雲がかなり薄くなったので、明るくなりました。
さっきまで見上げていたピラミッド峰も随分下に見えるものです。
日高山脈南部の方を。あのどれかが、ふうたろうがつい8日前に苦しんだ、南部神威岳やペテガリ岳なんだろうなあと。ペテガリ岳は、見ることさえもできませんでしたが。
北西部の青空とはこのことです。絹雲もたなびいていますが、高層雲に近い絹層雲→絹層雲→絹雲ですから、回復ですよね。
小一時間山頂でマターリ過ごしました。しかし、風があって、ダウンの上着を着ていても少し寒い。考えてみれば、明け方、0℃対応の春~秋用の寝袋だけでは寒くてシュラフカバーを掛けたのですよね。
というわけで、山頂を下ります。何、展望は山頂だけではないさ。この稜線全部、いや、カールくらいまではとても展望がよいのです。
ちょっと深いハイマツの道を抜けながら。
絹雲はやっぱり縦じまがいい。右から左へ、この上層雲群が動いています。
空が晴れて、山肌に日も当たってきたので、だんだんコントラストが良くなってきましたね。カムエクのハイマツ林と空の青。
まだ眼下のピラミッド峰とカール。とても素晴らしい、自然の造形美ですなあ(恍惚
カムエクから南東に延びている稜線。こちらの下もカール状になっています。
下から見ると、このあたりかな、ニセピークは。来たところで、まだ遙か先に見えるカムエクの山頂に、脱力するのです。
日高山脈は、北海道では珍しいアルプス風の鋭い稜線を持っています。これを愛する理由、何となく判りますよねえ。
空の青も鮮やかになってきて、岩とのコントラストも良くなってきましたな。
テン場に戻ってきたようです。ここから、カムエクがばっちり見えるのですね。昨日着いたときは、まだガスがモッサリしていましたから…
このそよ風になびく草を見ていると、ほんとにここから帰りたくなくなります。とても幸せな気分に包まれています。
帰りたくない気持が、もうもうと湧いているふうたろう、テントの入口に座って、神威の滝でこなぐすりになってしまったビスケットを、時間をかけて食べたりしながら、ゆっくり片づけを始めました。
ふうたろうがそうやってゆっくり片づけをしていたら、8時頃になって、4人グループがこのテン場にやってきました。昨日の夜は八ノ沢出合にテントを張って、今朝4時頃に出てきたそうです。後で聞いた話によると、その4人のうち2人はガイドでなのだそうです。そうか、マンツーマンのガイドですか。どんだけ高額なんだろうなあ、などと思ったり。
その4人は、素早くカムエクの山頂めがけて歩いていきます。
しかし、この朝の全部を味わってきたふうたろうには敵わないのだb(`ー´)ニヤリ
これからは下山路の見下ろしの風景をじっくり堪能することになります。
カールのガレ場。このあたりは、北アルプスと見まごうほどの風景ですね。
こんなのとか、完全に北アルプスです。日高山脈は、北海道の山の中ではかなり特殊なのかも知れませんね。
そうそう、ふうたろうは結局ピラミッド峰には行かなかったのです。どうしても、無理して疲れてまで行く気になれませんでした。次があれば、その時にでも登ればいいでしょう。
なお、稜線分岐のところからしばらく行くと、ピラミッド峰はハイマツのヤブになります。
カールのところで、かなり若い兄ちゃんと話をしていました。ジモティらしく、この山には何度か登りに来ているらしい。羨ましす。ふうたろうは、この一度だけかも知れない山を、しっかり楽しんでいかねば。
(・ε・)ん?
…いやあ、もうカムエクは濃密なガスの中ですか。まだ9時を回ったあたりですが、これはさっき登っていった兄ちゃんを始め、分岐のところで出会ったおっちゃんとか、大丈夫かなあ、と思ったり。
下山路は晴れています。しかし、危険箇所はいくつかあります。このロープなんて、ただ張っているだけで、いざバランスを崩したときは、思い切りたわんで岩を滑っていく羽目になります。キケン!
途中、ササのウルトラヤヴこぎゾーンがあります。これが正規の道だなんて、ひどすぎです。
三股付近まで下りてきました。このあたりで確か、11時前だったかな。もう、テン場から山頂に向始めた頃から、5時間以上経っています。のんびりふうたろう。
ヤブを歩くのが辛い。暑いし虫は多いし隠れた倒木には躓くし。時間がかかっても、沢の中でもそもそする方がいい。
登りで置いていった相棒を再び回収。あまりに長いので折ったら、真ん中で折れてしまって、若干短くなってしまいましたが。
なお、この沢を、やぶれたタイツ一枚と沢靴(足袋)で歩いています。上は半袖のTシャツ1枚。背中には100リットルザックを。
ふうたろうの後ろを、誰かが付いてきます。二人組の、沢装備ばっちりの兄ちゃんたちです。
オイオイ、おいらまだ沢3回目のビギナーだぜ。付いて来んなよなーヾ(℃゜)
しかし、その割に、沢の深いところにわざわざ足を突っ込んで歩いているという件。
八ノ沢出合のテン場です。遂にここまで来ましたね。これから、昨日渡渉で5時間も右往左往したあの沢を、再び戻るのですか。
テント、多いですね。ここでテントを張って、上まで行くのがひょっとしたらオーソドックスなのでしょうかね。ふうたろうみたいな上まで100リットルを上げるのは、あまりいないのでしょうかね。
さあ、渡渉ですぞ。でも、昨日渡ったときよりも確実に水量は減っているはず。昨日クリアしたという余裕もあるし、実はそれほど怖くもない。
でも、水量がどの程度減ったのか、昨日の朝見て水量がどのくらい増えたのか判らないのと同様、判りません。ま、渡れるところで渡るしかないんですよ。
そして、あっさり渡渉完了。あの相棒がいてくれるおかげで、この渡渉は相当楽になります。ガンガン行くぞ!
とはいえ、どこでも沢に入れるわけではありません。ヤブが辛いから、愛しの沢よ計画も、常時成功させられるわけではありません。こんなどこまでハマるかも判らないところには、流れも速くてキケンなので、立ち入ってはなりません。
しかし、これくらいなら、思い切りイトシノサワヨやってしまいましょう。
草木がまだ水の中から生えています。これでもまだ、水量はかなり多いのでしょうね。ふうたろう、昨日の様子から比べると、30cmほど水かさは減っていると思っているのですが…。
ああ、ここらで河原バーベキューやりたい。
…なんてこと考えて、後悔しました。腹が猛烈に減ってきました。
すごい深みですね。このちょっと手前で、帯広の、さっきの兄ちゃんに再会しました。彼はこの淵にダイブしたことがあるそうです。ふうたろうも、浮き輪を持ってダイブしたいなあ。
これ、上り側からすると、1度目の渡渉点。昨日はここでもキンタマまで水に浸かりました。このときは棒もなくて、ふうたろうは二本足で渡渉したので、相当緊迫しました。
しかし、今はここで腰掛けて、後ろから追いついてきたおっちゃん2人と若い彼と、マターリ休んでいます。兄ちゃん、今朝から猛烈な早さで日帰りしているので、疲れたと言っていましたな。
…ふうたろうと兄ちゃん、以後一緒に歩くことになるのですが、なんか変なところ歩いていませんか?いくらイトシノサワヨでも、このゴーロと水の境目は歩きにくいですよ。
昨日、水没していた樹林帯。水はだいぶ減っているけど、まだ引ききってはいませんね。
七ノ沢出合の河原に到着。兄ちゃんはゲートからここまでチャリで来たらしく、先に行ってしまいました。代わりに、さっきの渡渉点で一緒になったおっちゃん2人と合流です。ふうたろう流ドラクエ登山。
実は、その2人のおっちゃん、それぞれ別パーティというか、別の単独行者です。左を歩いているおっちゃんは苫小牧の人、右のおっちゃんはなんと新潟県の人です。長岡ナンバーではなかったので、きっと新潟市付近の方でしょうね。
山の話などに盛り上がりながら歩いていたら、あっという間!
…ではありませんでした。この林道、猛烈に長いですよ。イトシノサワヨで鈍っていた身体が、この林道でグッタリです。少なくとも、苫小牧のおっちゃんとふうたろうは、かなり疲れてしまいました。
なんと!ありがたいことに、苫小牧のおっちゃんが、ふうたろうの諸事情を聞いて、中札内の道の駅まで車で送ってくださいました。中札内ハイヤーには明日の朝7時40分に迎えに来てもらうことになっていましたが、その7000円超の出費は、事実上抑えられた上に、今日中に下界に下りられたのです。おっちゃん、ありがとう。
ところで、苫小牧のおっちゃん、ふうたろうの今までの山の話を聞いて、たいそうびっくりしていました。今回、稜線まで100リットルのザックを持って上がったことさえも。ふうたろうにとってはデフォルトなんですけどね(黒笑
さて、道の駅の食堂も閉まっていますし、バスも20時までなく(今18時半)、これはこれでまた困りました。この食堂に入ろうとしたら、もうすぐ19時なので閉めると言われてしまいました(滅
パン屋に飛び込んだら、「十勝産小麦100%使用」という文字が目に入って、気に入ってここでメシにすることにしました。
30~40代のお母さんが出てきて、独特の雰囲気を醸しながら、このあたりの話を聞かせてくれました。後になって、更に独特な雰囲気のお父さんも出てきて、これまた色々話をしてくれました。田舎暮らしでこのあたりに転がり込んでくる人でも、かなりが失敗して帰っていくという話とか。Iさんもそんなこと言ってたよね。
もっと話をしたかったけど、20時のバスの時刻があっという間に来てしまいました。ふうたろうの単独旅行ツアーは、こうして最後まで大勢の人に助けられながら、終わりに近づこうとしています。
帯広に着いたら、まずは宿探し。スマートフォンに変わったので、ホテル探しも相当楽になりました。しかし、幌尻岳の時に駅前の「ホテルムサシ」に世話になったことを覚えているので、そこへとりあえず駆け込んでみたら、やっぱり満室でした。しょうがないので、結局3300円朝食付きの激安宿「ホテルみのや」へ。
明日は帰宅の日です。少し早めに出れば、帰りも楽になるでしょう。苫小牧のおっちゃんのおかげで、その楽ができそうです。
ふうたろうの今回の山行はとりあえずこれで終わりです。あとは無事に、家まで帰れますよう。
たくさんの人の力を借りて、今回のカムイエクウチカウシ山の山行は大成功です。
#148カムイエクウチカウシ山クリア。
天気:晴れ時々くもり、平野部ではくもり(北海道日高支庁静内郡静内町・十勝支庁河西郡中札内村・帯広市、移動中は含まない)
ウワ~ッ 遂にカムエク登頂 おめでとうございます \ パチパチパチパチ /
200名山の中でも超難関の山 突破ですね!!!
しかも天気にも恵まれて、ヤッパ山の神様はいるのですね。
この山域に思いがあるので、日記じっくり読ませてもらいました。
数年前幌尻岳から伏見岳へ縦走したとき幌尻の頂上からカムエクが見えてとても威厳があったことを思い出しました。その日もふうたろうさんの写真のようによく晴れていて稜線がきれいでした。日高の山ってカールが大きくて男性的でカッコイイですよね。
ふうたろうさん「山に登ることが生きることに・・・」とか。
それもカッコイイ生き方ですね。
苦しいこともあるでしょうが、1つ1つぶつかりながら乗り越えていってください。
ふうたろうさん、はじめまして。
最近この絵日記を発見し、(私は小樽に住んでいるので)
今回北海道日高へ来るとのことで、楽しく拝見させて頂いていました。
とんでもない大冒険をまさに風のようにさらりとこなしてしまうのですね。
情熱さえあればどこへでも行けるんだなあと勇気が沸いてきます。
私の日高への憧れが現実の想いに近づいてきました。
いつかどこかで100Lザックを背負ったふうたろうさんに会えるといいなあと思いながら、
これからもお邪魔させていただきますね。
>wineさん
さすがに、カムエクは、かなり戦きました。他の300名山撃破ならいざ知らず、真正面から沢と急坂との対峙、ヒグマの気配にも気を配り、更にタクシーで登山口まで行かなければならないという問題もあり、全ての難関が結集した場所と言えました。でも、それだけに、クリアの嬉しさは一入です。
あと、難関の山と言えば、ペテガリ、5月のニペソツと石狩岳とニセイカウシュッペ山。本州~九州の山は、とにかく登山口までタクシーでないと行けないところが大変です。ほんと、車があると便利な山って、逆にそれがないと地獄の旅ですね。思い返せば、あの神威岳からカムエクの縦走を無理しようとしたのも、交通手段の問題でした。
経済が社会構造の土台であると言った歴史的人物がいましたが、まさにその通りで、ふうたろうの無理も享楽も、交通手段という、経済の根幹に左右されていたんですね。そして、返って20万円以上の損失を出したと。
これからは、やりすぎないように気をつけながら、がんがん登りたいと思います。
>GJさん
初めまして、コメントとふうたろう絵日記へのおつきあい、ありがとうございます。
小樽にお住まいなのですか。小樽といえば、余市岳が近いところですね。あそこは、ぜひ冬山として登りたいと思っています。2月とか3月とか。その時は駅やバスの中などに、いかにも的な格好をしたふうたろうが、ひょろひょろと歩いているかも知れません。あるいは、下山後に食堂で魚を食べているかも知れません(何
今回の北海道は、確かに、今までにないレベルの冒険でした。何がいちばん辛いかって、雨でした。ふうたろうは雨の時に動物園や平地の湿原などの観光をしても満足しなくて、全然楽しくありません。地元の商店街や農地などを歩き回って、その地の経済の営みを観察するのは好きなのですが、なにぶん、移動手段がないのでそれもなかなか思うようにはいきません。14日から16日、あの3日間は友人に大いに助けてもらって、かなりダメージを軽減したのですが、それでも途中で何度帰ろうと思ったことでしょう。辛さの意味が違いますが、神威岳でしんどい思いをしていたときよりも、ある意味苦しかったです。まさに、あれこそ、凶悪な冒険、かも知れません(苦笑 事実は風のようにどころか、泥のように沈んでいました(泣
カムエクは、今回本当に登りきれるとは思いませんでした。憧れレベルから、一気にクリアしてしまったので、自分でもびっくりです。しかし、意外と、山の中に入ってしまえば、登ってしまうものだとも思いました。沢だって急坂だって、稜線のテン泊だって、スパイスが利いていて、結果的に非常においしい山でしたし。車をお持ちであれば、きっと楽に行けると思います。
今後も、どうぞよろしくお願いします。
ふうたろうさん、こんばんは。
余市岳はキロロから入るノーマルなコースでしか行ったことがありませんが、
ふうたろうさんならいったいどんなルートをたどるのでしょうね。
小さなジムニーでよろしければお送りしますよ。(板と100Lザックが入るかどうかが問題です)
モービルにひかれそうになるので是非平日にどうぞ☆
スパイスを味わうのがきっと大冒険の醍醐味なのですね。
私なりに一歩踏み出して、私なりの冒険で、こころに響く風景に会いに行きたいって思います。
確か、キロロってのはスキー場ですよね。冬なら、恐らく大量の雪が積もっていて、国際スキー場まで尾根を歩けるんじゃないかと考えたと記憶しています。定山渓方面に下りると林道歩きが猛烈に長くて死を覚悟しなければなりませんから(黒笑
100リットルのザックは乗るとは思いますが、スキー板の方はそもそも使わない(「使えない」の誤りという話ですが)ので、まったく心配する必要がありません(号泣 ありがとうございます。ただ、余市岳であれば、恐らくバスで簡単に行くことができるはずです。公共交通を使うのもふうたろうの山行の重要なパーツですから、基本に忠実にがんばりたいと思います。お気持ちだけ、いただきたいと思います。時間がございましたら、小樽か札幌付近で魚でも(笑)食べましょう。
それにしても、ふうたろうは幸せ者になりましたね。こうして、色々な人から、手をさしのべてもらえるようになったのですから。感謝です。
始めまして、 中札内村在住の者です(5~10月だけですが)。
今後、札内川ヒュッテ経由で日高登山をされる折は、ご連絡ください。
ヒュッテまでの送迎など、お役にたてますし、宿泊もして頂けます(もちろん、無料です)。 山のことはまったくしりませんが・・・
貴兄のお知り合いだと思いますが、北茨城のすずき31さんも、我が家には毎年のように立ち寄って頂いています。
お気兼ねなく。
初めまして。
そうですか、31さんの・・・。今年は彼も震災で北海道どころではないでしょうから、心配ですね…。
次、札内川方面に行くとすれば…ペテガリ岳下山の時か、コイカクシュサツナイ岳登山の時でしょう。コイカクの方はかなり先になりそうですが。
31さんはある意味、「濃い」間柄です(笑 初めて会ったときのインパクトが強い方でして、今でも時々、東京なり茨城なりで会います。
お気持ちありがとうございます。もし、機会がありましたら、よろしくお願いします。
カムエクは昔の新ハイキング記事を読んでから北海道の山の中でも気になる存在ではあったんですけど、それでも距離もボクの身体的にも遠い山。登頂おめでとうございます。最後の最後で天気に恵まれて本当に良かったですね!
ふうたろうさんの記録はしんどい時は本当にしんどく感じてしまうこともあったりしますが、この日のように良い感じにハマった時の記録はこちらも本当に楽しくなります。いや、北海道の山を普通に歩けるふうたろうさんが羨ましいですよ!いつかの時の参考にさせてもらいますよ。(^^)
ふうたろうの山行、しんどい方が多いと思いますよ。かなりハードなスケジュールを組んで、重い荷物を背負い、展望も花もないところを、一人で延々と歩く。でも、全てが終わったら、なぜか、行って良かったと思う。
他の人の山行記録を読むと、言い方に難ありですが、無難に登っているなあといつも思います。車で登山口まで行ければ、ふうたろうもほんとはこんなに苦労しなくてもいいんですよ。
ふうたろうは同じ所には殆ど行かないし、交通機関は相当制限される。だから、多少無理しないと行けない山の方が圧倒的に多いんです。山は元々自然の中ですから。
北海道の山がなぜ特にしんどいかというと、交通機関がない、それだけです。交通機関がないので、ただでさえ北海道が遠い上に、タクシーを使わないと行けない山ばかりで、多少無理してしまうのです。神威岳からペテガリ、そこからカムエクまで縦走なんて、さすがのふうたろうも、やりたくてやろうとしたわけじゃないですよ。みんなが使える車を、ふうたろうは使えない、そのハンディを背負っているので、やむを得ない部分もあるのでしょうね。
まずはお疲れさまでした~
噂にきくカムエクはさすが超難関の山ですね。
すっごくいい感じだけど、自分には難しそうです。。。
臨場感あふれる文章、いろんな写真ともにうまいので、自分が行った気分になります。カムエク登頂~。
ありがとうございますぅ。
もう、カムエクなんて随分昔だなあ(棒読み)という気分です。台風で今週末は山にも行けないので、腐ったヒラメのようです(何
臨場感、ありますか。ふうたろう絵日記書き冥利に尽きます(笑 写真は、きっとみゃーみさんたちの好みに合っているんでしょうね。どんな人の写真も、その人に合う合わないが、きっとあるんだと思ってて、入賞クラスの写真が必ずしも自分の好みとは限らないんですよね。
カムエク、本当に水さえ少なければ、登れますとも。テントをどこまで持って上がるか、ですね、あとは。カールまで持って上がれば、朝日バリバリきれいですけどね。八ノ沢にテントを張って、日帰り往復もアリだと思います。マイカーで行けば、それなりに自由ですから、なんくるないさ~。
日高山脈は、北海道の山にしては、アルペンムードでして、かなり特殊ですよね。アルプスと違うところは「公共交通がないこと」ですか(滅 それさえなければ、普通の山なんですけどね…(泣
交通の便がよくなっちゃうとせっかくの日高の自然もすこしづつ破壊されそうだから、このまま不便で大変な山ってのがいいと思います。
その分、あこがれの山のまま高い位置にいますし~。
無駄に林道を奥まで通してくれなければ、奥深い山として人の入りも少ないままなんですけどね。車だけは入れて、という山は、やっぱり、いかんですよ。八溝山なんて、交通の便なんか猛烈に悪いくせに、山頂まで車道ですし(滅