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よもや門前払い(滅)(大無間山【寸又朝日岳からコース】:静岡県)

2012年 12月 22日

 ビジネスホテルの朝飯です。…。
 …ま、北国のとある駅前のホテルよりましですか、ね?…(じと目
 とりあえず、とっとと食べて出発するとしましょう。8時15分新静岡駅前のバスに乗っていくのが最善ですから。


 ホテルを出たらまず!(`・ω・´)キリッ
 雨にぶちのめされます(滅滅滅
 新静岡駅まで歩けますが、荷物を門前で濡らしまくってもただのアホなので、おとなしく日吉町駅から新静岡に向かいます。ホテルは日吉町駅から近いのです。


 新静岡駅でバスターミナルを探し回って結局濡れるという罠もありましたが、何とかバスに乗って…
 ん?(・ε・;)


 ヌオッ(゚皿゚;)
 「お客さんの中で、井川に行かれる方いらっしゃいますか。」
 「はい、逝きます(`・ω・´)」
 「井川ね、雪でバス動いてないんだって。」
 発車してからそんなこと言うんじゃねえよ!(゚Д゚メ)ゴルァ


 ふうたろうはしんでしまったので、慌てて次策を練ります。とりあえず、寸又峡(すまたきょう)から黒法師岳を攻めた時を思い出せ!


 金谷駅到着。ここから大井川鐵道に乗っていけば、千頭からバスに乗り、寸又峡に行くことができます。そこは本来下山時に使う予定でしたが、この際やむを得ません。裏口からかぎ縄を使っていくのです。


 そういえばあの時は朝早くか夜遅くだったなあ(棒読み


 ああ1時間ゆっくりできる幸せだなあ(ヴォー読み
 (待ち時間長いんじゃ(゚Д゚メ)ゴルァ)


 さっき止んで晴れ間が出てきたと思ったらまた降ってきました。


 よもや門前払いとは(ヴォー読み


 電車に乗ったら山間部の方から晴れ間が広がってきています。きっと山は早く雨が上がって登るのに気持ちいい状態になっているんでしょうね(じと目


 千頭駅到着。12時15分。で、バスの発車は13時20分
 ヌオッ(゚皿゚;)
 あほかー!(゚Д゚メ)ゴルァ
 あのヴォケナス井川自主運行バスがあと30分~1時間、遅くとも15分早くしずてつジャストラインに連絡をよこしていれば(電話かけてもつながらんかったし)ふうたろうは余裕を持って次策を練っていられたものを!しずてつのバスターミナルで、わざわざ井川の自主運行バスに乗ると言ったんだぞ?俺…。
 こういうのは単純に不手際なだけで、田舎の苦労とか関係ありませんから。万死に値するわ(゚Д゚メ)ゴルァ


 猫たちが戯れています。こいつらはのんきでうらやましい…


 で、結局タクシーで千頭から寸又峡(の手前)まで。場所は地図でないと指し示せませんが、近道があるのです。ただ、そこは…まあ、歩いてみれば解る(じと目


 工事現場の小屋。今日は土曜で雨で休みですか。


 崩落を補修しています。こともあろうに、ここ、崩落で通行止めというやつです。かぎ縄をかける壁が壊れているという罠(滅滅滅


 俺は何でこんなところを歩いているんだろう(ヴォー読み


 そして、登山口。ここから寸又朝日岳に、99.99%の人は登ると思います。
 まさかここから大無間山目指すなんて、信じられないよねえ(白い目


 後ろ指指される思いで出発です。


 ものすごい急坂で、無心に登ります。荷物がアホほど重いので(何が入っているのか知らんが)きつい。そういえば、去年の冬山は、フライパンとかロープとか入ってなかった気がする。あ、鉈も、ね…(じと目


 年々増えていく荷物を背に、ああいい天気だなあ(棒読み


 しかし、何となく空はもやっとしています。鬱空。


 ロープが張られるほど急坂です。そういえば、下の看板に、「険しいので経験者と一緒に~」みたいなこと書いてあったような気がします。


 急坂を登り詰めます。これ、最初の急坂から尾根に上がるところだったか…


 そして、朝日岳の表記。やっぱり登山口付近(数キロメートル)に目的地名はないというデフォルト。


 朝日岳までは、およそ3段の尾根があります。今やっと1段目。


 景色はずっと同じような感じが続くので、写真もろくに撮りません。というか、計画が思い切り潰れているのであまり余裕無いかも。


 とりあえず、2段目の尾根到着。日もだいぶ傾いてきました。


 樹林の下はかなり暗くなっています。しかし、ふうたろうがいちばん暗いと思う要因は、紫外線量によって色が変わる眼鏡。紫外線さえ多ければ暗くても黒いので、実は見た目はこれよりもけっこう暗い。


 今日はできれば朝日岳山頂くらいまで行く、暗くなっても歩き続ける、なんて息巻いていましたが、どうやらその根性はそろそろ尽きてきたようです。


 ここにケルン。誰が何のために…?


 展望所、だそうです。まっすぐ向こうでけたたましい崩落の音が聞こえます。間違っても自分がそれ(岩)になってはいけませんね(じと目


 太陽の沈んでゆく方角を見ると、前黒法師岳が見えます。寸又三山の一つです。しかし、あそこも木を切って展望作った的な、登ってみたら意外とたいしたことない山だったような…


 テント張れそうな平らな場所をそろそろ見つけたい…


 ん?(・ε・*)
 ここにも展望所…。


 この南アルプス深南部は展望のない山がぎっしりの山域です。この山域に展望を求めるのは間違い。このくらいが精一杯です。


 さてと…、寝床はこの辺のちょっと平らなところで、と(←こら


 ま、日も暮れたしね。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 …箸忘れた(滅滅滅


 ヌオッ(゚皿゚;)
 どうやってスパゲッティ(500g入)をスプーンで食えと。


 とりあえず棒を拾って鉈でちょっと皮を剥いてみましたが…


 これが箸代わりになるかどうかは疑問(じと目


 ふうたろうの食料庫の中には色んなモノがイッパイあるのに…。


 というわけで、よもや門前払いを食らってしまって先が思いやられる山行と相成りました。大無間山は明日に着くのか明後日に着くのか。雪とヤヴ(倒木含む)の凶悪さ次第でしょうね…。


天気:雨のちくもり(静岡県静岡市・榛原郡金谷町・川根本町、東海道本線)

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