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ふうたろうの大吉(大船山リタイア:大分県)

2014年 1月 1日

 新年が明けました。いつも通り眠ったまま。気がついたら1時か2時だったような気がします。
 さて、朝飯は何を食べたっけか。ツナ入りのレッドカレーを食べたような気がします。そして4時半過ぎに出発です。空は晴れているので初日の出なるか?


 闇夜の道を歩くのは嫌いです。でも、初日の出を見に行くために、致し方ありません。


 しかし、いつもの胃ムカムカ症候群が発動しました。無理をするとこうなるってことですかね。とりあえず、大きい方も催したので、雪の中に潜って(自主規制
 ティッシュだけは持ち帰ります。


 愉快な人たちが雪に絵を描いていきます。


 たぶん、昨日わいわい言いながら歩いていた若者たちの集団でしょうね。


 薬は確か飲まずに過ごしたのでしたか。ソラナックス(いつも飲むやつ)だけでやり過ごしたと思います。そうなると、スピードは上がります。


 暗いので写真をろくに撮らずに進んでいます。ここは段原(だんばる)という場所で、大船山の噴火口の縁に至ったところです。
 しかし、なんか、猛烈にガスっていますね。


 段原の近くに避難小屋があります。しかし、あばら屋というのももったいないほどひどい朽ち果てようで…(滅滅滅
 しかし、どうでもいいけど、みんなここで出発を待っているところでタバコ吸うなよ。あっちで吹きさらされながら吸ってこい。


 ほんのり明るくなっていますが、猛烈にガスっている上、風も強い。


 いやいや、でも、ガスっているので霧氷がガッツリ成長していますね。悪いことばかりではないのです。


 低木樹林帯の気が背丈より低くなってきましたが、このひどい曇りよう…


 大船山の山頂三角点はあと少しのところですが、ここは動けないほど強風が吹き荒れています。多少無理すれば行けなくもないかも知れませんが、ふうたろうは去年3月10日の一切経山(福島県)で風にいてこまされていますので、やめておきます。ここで朽ち果ててもろくなことがない。


 とりあえず、登ってくる人にはこの先強風なのでやめといた方がいいと忠告しまくりながら下りていきました。


 いつしか日の出を迎えていましたが、この通り、曇りたおしています(じと目


 夜中はガッツリ晴れていたのにこのざまはないね…


 ああ雄大な景色だなあ(ヴォー読み


 あの避難小屋の中にもけっこう人が入っていたようです。テントと避難小屋、こういう状況だとどっちが快適かビミョーですけどね。


 さ、もう用はないのでテント畳んで下山しましょうか(じと目


 負け戦なので、そのまますごすごと雨ヶ池越を通って元来た道を帰ります。


 晴れている気もするけど、今日はこんな感じで推移するでしょう。それに、今日の明るいうちに祖父母親戚の集まる宇佐まで行きたいので、下山は確定です。


 さっきの展望台付近で、山のハイパープロフェッショナルのおっちゃんに出会いました。ふうたろう、こう見えても誰かにものを教えてもらった経験がないので、ピッケルの持ち方、紐の結び方、等々を教えてもらいました。あと、ガス缶を有効に使う術も。いつかそれは紹介したいと思います。
 前を歩いているあのおっちゃんです。福岡から来たそうです。


 話をしながら歩いているとあっという間に長者原(ちょうじゃばる)。そこでお別れして、ふうたろうはバスに乗る準備。いやいや、昨日の結果とは雲泥の差で、15分前到着ですがな。タイミングよすぎてメシも食えませんがな(じと目歯ぎしりヴォー読み


 豊後中村駅行きのバスの中で、運転手のおっちゃんとずっと話をしていました。政治の話をガッツリ、新年早々ぶちかまして、お互いいい話ができました。安倍政権に対する不満は大きいね。甘い汁を吸っているわけでもなく、大企業に勤めているわけでもない。ふうたろうもそうですが、アベノミクスの何が美味いのか解りません。意見は若干違うところももちろんありましたが、その違いを最初に認めるだけで、その後の話の流れは変わります。支持政党の話も含めてね(笑
 久々に、"山に登った"気がしました。おかげであっという間に豊後中村駅に着いてしまいました。


 豊後中村駅から久大本船に乗って大分駅に出ます。しかし、豊後中村駅で1時間待ち。駅前には食い物屋もない。それなら長者原で一本あとのバスに乗っても良かったじゃないかと思いかけましたが、さっきの話ができたのはあのバスに乗ったから。
 よいではないか、よいではないか(黒ハート
 ところで、由布院駅で豊後中村から柳ヶ浦までの切符と特急券を買おうとしたら、割り込みオッサンに舌打ちされました。何で割り込まれた上に舌打ちされなアカンねん(゚Д゚メ)ゴルァ


 ふうたろうはこれでも疲れ切っています。HPが足りません。しかし、夜になっていとこの長女家族に宇佐神宮まで初詣に誘われたので、数十年ぶりに行ってみようかと思います。


 いとこ夫婦には3人子どもがいて、長女と長男と次女がいます。長女と長男は初めて会ったのが2010年の年明けでした。が、ふうたろうは忘れられているような気がします。何せ、会うのはもう1年半ぶりくらいのような…
 しかし、長男を上りで、長女を下りで、それぞれ肩車。こいつらちゃっかりしてやがるぜ。でも、よく考えたらふたりともふうたろうのザックより軽い。1年半前に会ったときなら、ふたり合わせてもふうたろうのザックより軽かったのではないかと思います。
 成長したね。ふたりがふうたろうのザックの重さを超える頃には、もう肩車なんて要求してこないでしょう。
 元気に生きろよ。


 ところで、ふうたろうもおみくじとやらを引いてみましょうか。2009年の暮れに、確か石鎚山の成就社(愛媛県)で引いたときはだったような気がしますが、今回は(アタリ判定の高い)大吉でした。6人引いて5人が大吉だったので(いとこだけ小吉か何かだった)、単純に80%程度が大吉だとして、今の日本人、8割が幸せか?
 なお、おみくじと一緒に引いた普通のくじ引きは、ものの見事に末等でした。


 おみくじはこうやって綱に結びつけていきます。ふうたろうの大吉はきっと神様に覚えられることなく今年も過ぎ去っていくでしょう(じと目


 今はリンゴ飴だけじゃなくて、イチゴ飴なんてのもあるんですな。いや、イチゴだけじゃなく、他のも色々ありましたが、3人のギャングが騒ぎよるので忘れました。
 …当然、この3個はそのギャングたちの手に渡りました。


 ふうたろうはここで職場のお土産でも買っていきましょうか。


 ふうたろうの九州合宿前半が終わりました。山合宿はすべてが終わりました。あとは下界で人と一緒に過ごす合宿。互いの意見の違いを受け入れ、理を尽くして話し合うという、民主主義の基本を鍛える場です(大袈裟か?)。
 大船山クリアできず(涙


天気:くもりのち晴れ(大分県直入郡久住町・玖珠郡九重町・宇佐市、久大本線・日豊本線)

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