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登山ルートに終わりはあれど(札幌藻岩山【旭山記念公園~スキー場縦走コース】:北海道札幌市)

2015年 3月 18日

 バカでかい黒カレイの煮付けと、三つ葉及びあさつきのおひたしと米を食って、山装備で縁家を出発。今日は宿からいきなり登山です。宿から登山は、越後湯沢(新潟県)の飯士山以来となります。そういう好条件登山は滅多にできません。


 さて、今日はどこに向かうのかといえば、昔から温めていた札幌藻岩山。コースは旭山記念公園からにしようと、昨日の夜テキトウに決めました。


 さて、旭山記念公園ですが、ここも既に小高い丘の上にあります。住宅地からいきなりはずれて登ることになりますが‥


 さすが、雪国の大都会。


 早速スパッツとワカンを。


 いちいち巻いて登るのめんどくさい。


 非人道行為に走ります(真顔


 すぐに公園までたどり着きますが、当然柵の1つや2つ、ありますわな‥


 旭山記念公園の展望所から札幌市内の街が見渡せます。


 しかし、今日はこの天気なのに、誰もいない。それもそのはず、今日は平日ど真ん中の水曜日ですから。


 平日、みんなが働いている時に、働いていない自分。もちろん、療養ということは解っていても、今この瞬間、「療養」しているといえるのかどうか。


 色々考えているとイライラしてきます。


 旭山記念公園にはIngressのMissionがあるようなので、やってから行きます。でも、かくの如き侵入行為だったので、遠回りするハメになりました。


 ここから行ってしまいたいのですが、反対方向に最後のチェックポイントがあるのですよ。


 旭山記念公園には色々あるようですが、雪に覆われてしまえば公園とは思えないほど野趣あふれる雰囲気になります。多少建物があっても、ね。


 さて、Mission完了したら、藻岩山に向かいます‥が、一つ注意書きが。なんと、藻岩山で遭難死亡事故があったとのこと。
 ‥山をなめてかかるとマジで死にます。どんな低山でも、地図と防寒着は忘れるな!
 ここに、その時のことが少し書かれていました。


 心もやもやさせつつ、行きます。後ろめたい気持ち、後ろめたくならなければならない社会やそれを作っている人々に対するいらだち、何かを抱えながら。


 本当なら、仕事も満足にできて(心身ともに)、その上で思い切り山に向かいたいものです。


 でも、ふうたろうは‥


 α:不健康(機能性胃腸症&潰瘍性大腸炎)


 β:精神的・人格的異常


 γ:都会(特に東京や大阪)が大嫌い


 人とともに、利害の絡むことをするには不適切な生物なのですよ。


 ここで、石狩から来たというおっちゃんと立ち話。さっきは初老のおっちゃんとも立ち話。平日なのに、結構人がいるのですよ。


 町から直接登ってきた山、ですね。


 ここ、右に行った遥か先に、小林峠、砥石山、と、続くようです。雪がなければ、Ingressで道草しなければ、サクッとイケるでしょうね。


 その道を眺めながら、雪道の上に中腰で、チョコレートパンを食べます。


 かなりゆっくりしましたね。もう12時25分です。縁家出発から4時間ほど経っています。


 北海道随一の大都会に密着するように、こんな場所が存在する不思議さ。東京みたいに大都会が砂漠のように広がっているところとは違います。


 あの分岐のところ、人が多いですね。慈恵なんとかコースとかいうのと合流するんでしたっけ?


 地蔵さんが埋まっています。なお、ここはPortalになっていたので、いただいておきました(代わりに、屋久島のGuardianPortalが、ス・ゴ・イプレイヤーにひとつ潰されました(涙))。


 さ、元気こいて、藻岩山山頂、行きましょう。


 藻岩山山頂手前は急坂のジグザグです。そもそも、この旭山ルートはアップダウンが非常に多い。


 山頂直下。あちらに見える山は何山でしょう。この辺りの山、詳しくないのですよね。奥多摩みたいにいつでもイケる山という位置づけで、切り札的な扱いなのです。


 山頂のお堂。ここもPortalになっていますが、青(自軍)なのでどうしようもありません。


 この辺り、三角点ですかね。いや、最高峰ですかね。ふうたろう、三角点よりも最高峰狙いですからね。


 ロープウェー駅兼休憩所。この休憩所の前で、またまた登山者たちと井戸端会議です。
 なお、この時に浮島から渚滑岳まで縦走(2泊3日)した時のことを話すと、やはり変人扱いです。‥ふうたろう的には、2泊3日が強行軍だっただけで、3泊4日なら鼻くそほじりながら歩けますよ(真顔
 そして、その強行軍がMegapolis(ゲーム)の連続ログインボーナス獲得のためだったなんて、口が裂けても言えやしない(ボソッ


 では、気を取り直して、下山です。直接(黒ハート)が好きなふうたろうは、できるところはガンガンショートカットします。


 他の誰かもショートカットしたようですが、ふうたろうほど深くえぐるようなものではないですな(したり顔


 ロープウェーの中継駅前のお堂。ここにもPortalがあった(このお堂ではないようだが)ので処理しておきましたが、電波が悪い。藻岩山は全体的に電波の入りが悪いです。


 ふうたろうは当然下まで歩いて下ります。別に、急ぐ山行でもないし。


 スキー場の端をかすめるように進みます。スキー場の眺望も、自分で歩いてきた結果得られたものなら、悪くないです。


 なお、ふうたろうはスキーは好きではありません。


 尾根をしばらく真っ直ぐです。


 ほとんど人通りはないだろうと思っていたこのルート、意外と通られていて、いつもと逆の驚きです。


 しかし、気が重いです。ふうたろう、働くのが嫌いなのかな。


 色々考えていると、イライラを通り越して疲れてきましたね‥


 それにしても、同じような景色が続くなあ‥


 近くでキツツキが木を叩く音がします。そして、羽ばたく音。これが都市のすぐ横で、とはねえ‥


 季節になるとこの山は花がいっぱいになるそうです。地図にも「藻岩原生林」との表記があります。


 でも残念なのは山頂まで敷かれているあの道路。ロープウェーがあるなら要らないでしょうが。


 スキー場の駐車場です。


 除けられた雪が登山道間際の小川を埋め、登山道に迫ってきています。


 一人のおっちゃんとほぼ同時に、下山口に至りました。おっちゃんはこれからまた旭山記念公園まで戻るようでしたが、ちょっとばかり立ち話をしていました。


 まあ、立ち話になると必ずどこから来たのか、とか、仕事は、とかいう話になるものです。ふうたろうの療養の話をすると、おっちゃんも昔大病を患って、山で治した(?)そうです。同病相哀れむ、ではありませんが、「お大事に」という言葉が妙にしみました。


 15時過ぎているのですが‥旭山記念公園(!)までお気をつけて。っていうか、戻るというよりも、これから登山しますって感じですよね(アヴラ汗


 で、何この建物‥
 登れる*ハズ*ですって‥(アヴラ汗


 あと数百メートル歩けば大都会に出るなんて信じられない思いでいつつ。


 都会が見えてきました。


 周辺のPortalあさりをします。


 水没した神社とか。


 ここ、緑Portalなら、アタックして相手を少し驚かせることもできますが、青でした。
 青はプレイヤーの数はどこに行っても多い。なので、野良プレイヤーにとっては、実は不利なのかもしれません。地元では自軍、遠征先では敵軍、というのが理想ですが、ふうたろうの場合、逆ですもんねぇ‥ふうたろう、緑を選べばよかったなあ‥(´・ω・`)ショボーン


 ところで、バスはたくさん通っているのにバス停がない。どうなっとんのじゃ(゚Д゚メ)ゴルァ


 というわけで、樽前山の筋肉疲労も完全には消えないまま、今日は天気の良さに誘われて藻岩山を登ってしまいました。気分は全然晴れやかではありませんが、そこは考え方を変える以外になさそうですね‥
 UC:0
 FD:2時々3、夜は1


天気:晴れ(北海道札幌市)

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