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泣いていても始まらないから(古見岳【相良川遡上コース】:沖縄県)

2015年 5月 6日

 ‥朝起きたら、胸がむかむかする(滅滅滅
 でも、宿が朝に出してくれるパンと果物と飲み物とヨーグルトを食べたら、そうでもなくなりました。


 いつまでも泣いてなんていられない(`・ω・´)キリッ
 今日はゴリ押し気味ですが、古見岳(こみだけ)に行きましょう。このまま沖縄の旅を\(^o^)/オワタにしていいはずがないでしょう。


 バスの運転手に古見岳に登りたいと伝えると、登山口で降ろしてくれます。しかし、ぱっと見で「古見」バス停を通過するため、猛烈に焦ります。ふうたろうは焦って駆け寄ってしまいました。
 いや、かつて、越後平ヶ岳(新潟県)で通過されたことがあるんですよ。他にも、大峰山(奈良県)とか二王子岳(新潟県)とか、ね‥


 さて、気を取り直して行きますか。山に登るの、Ingress谷川岳以来(4日前)だからね(←こら


 西表島自体上陸は初めてです。植物相も見たことのないものばかりのはず。


 これが、ジャングルと呼ばれるもの、なのか?まあ、まだ林道みたいなもんだけどさ。


 一発目の渡渉です。登山口からものの数分で渡渉です。


 この雰囲気を見て、ふうたろうのテンションが少し上がってきました。


 空は曇天で薄暗い中の樹林帯なので、花の撮影もなかなか大変です。で、撮っても結局判らないまま過ぎるという件。


 見たことのない花ばかりです。おそらくこれからもどんどん出てくるでしょう。


 ここは涸れた沢、ですかな。


 2回目の渡渉です。


 これは3回目、かな。渡渉する回数は数知れず。沢靴を履いてそのまま遡上、というのもなくもないかも。暑苦しいし。


 森の中の沢。この沢の雰囲気、鈴鹿山脈あたりで歩いた沢とは違います。もちろん、南予篠山(愛媛県)から降りてきた時に不可抗力で渡った真冬の槇川なんかとは全然(ヴォー読み


 ん?(・ε・*)
 なにこれ。
 実はこの5枚では済まないほどたくさんあります。もっとも、気がついたのは後のことだったけどね。


 淵に沈んだ木。


 渡渉。
 実はさっきから、時々、日が差しているのですよ!奇跡ですよ、奇跡!


 ん?(・ε・*)
 石に何か卵のようなものが‥


 植物が小さな岩の上からでも生える生える。


 ほんとうに美しい森ですな。テンションがどんどん上がっていきます。


 ちょっとふかしすぎですが、ここの光量だとこれくらいが限界です‥


 苔もきれいです。


 蛇に擬態した木の根っこ(違


 倒木に生えている何らかのキノコ。


 森と沢のきれいな古見岳登山道。でも、テープによる目印しかない登山道。低山らしく、沢筋や尾根が入り乱れていて展望もきかない。非常に道迷いの危険性が高いとも言えます。


 沢道が終わったら次は急登が始まります。歯を食いしばりましょう。


 また雲が多くなってきたので足早に登って320mピーク付近まで来ました。(Θ_Θ)どよーんしまくっていますね‥


 道のウボァー(゚Д゚)レベルが高くなってきています。


 またこの辺りは蒸し暑くて、消耗します。


 ここ、踏み跡もテープもなかったら、古見岳山頂に至るのはかなり難しいものになるでしょう。地図にもルート表記はありませんし。
 実は、沖縄県の分県ガイド、若干ルートが違います。後日、地図を描きます。


 滝が出てきました。でも、そんなに難しくもない。


 コケやシダが流れの風に揺れています。いいですねえ~(目がハート


 笹薮が出てきたらまもなく‥


 景色のいい場所に出てきて‥


 古見岳山頂登頂です。いや、登れてよかった‥


 昨日スーパーで買った、黒糖ピーナッツがやたらと美味い。一方、パンとサーターアンダギーが、なんとなくβ化していてまずい。


 ちょっと、ここで天気が回復しそうなので待ちます。


 海の方は晴れているように見えます。


 おおっ!ここまで青空が広がったの、初めてですぞ!!


 今海辺に行けば、あのマリンブルーの世界が見られるのですね?


 豊かな森の山です。素敵です。


 では、そろそろ下りましょうか。11時42分に着いて、12時30分発です。


 下りも同じ道を戻ります。何しろ、ここは指導標ゼロですし、迷ったりバスに乗り遅れたりしたら、それこそどんなひどいことになるか‥


 このジャングルの雰囲気はたしかに本州では味わえない。


 高温多湿が育む景色。


 この穴はポットホールか?


 苔(ゼニゴケ?)が水に濡れて透き通っています。


 これは手ブレしましたかね‥


 ここはハイキングシューズより沢靴や長靴の方が適しているような気がします。


 左奥に由布島が見えています。


 登っていた古見岳。あそこも笹の背丈が高すぎて眺望があまり優れませんね。積雪も期待できないので、山頂からの展望に関してはもはや諦めるしかないでしょう。


 それにしても、海のあたりは晴れているのにふうたろうの上空は雲が多いですな。


 そうそう、忘れちゃいけませんよ。この辺り、DXヤヴ漕ぎゾーンですから。


 こう見ると、ジャングルの山、という感じがしますね。


 願わくば陽の光で輝いた森と海を思う存分味わいたいけど、贅沢は言うまい‥


 この、眼下に広がる広大な森は、本当に貴重です。ニペソツ山(北海道十勝支庁)などから見下ろすあの東大雪の大森林もそうですが、本当にこういう場所は大事にしたいものです。


 最後の展望です。それにしても、生まれて初めて、まともな青い海を見ましたね。


 汗だくになりながらただのジャングルの尾根の急坂を下ってきました。ちょっとチンダル現象のある沢(濁度のある沢)ですが、清々しいです。


 暑苦しかったので裸足になって、タイツは穿いたまま、ECCSしました。北海道で天塩岳~渚滑岳を移動していた時は頭を残雪に突き刺していましたが、ここでは水冷式で(何


 はい、ふうたろうのECCS(緊急炉心冷却装置)は単純です。原発みたいに外部電源が断たれたら\(^O^)/オワタになるようなものでもない。


 さて、花が出てきました。調べているととんでもないことになるので、無理しません。シソ科っぽいけど、誰か解る人教えて(懇願


 これは、葉っぱがなんとなくショウガ科のようです。アオノクマタケランでしょうか。


 ここは間違いなく沢靴を持ってくればよかったですね。沢の中をザブザブと下っていけばどれだけ涼しいでしょうか。


 沢の上に転がっている岩の上に、さっきのシソ科っぽい花が咲いています。水から上は、ほぼ余すところなく何らかの植物が生えていますね。


 シダの胞子のうが。


 ん?(・ε・*)
 カメ?
 コラッ!逃げるんじゃないっ!!


 この子は、ヤエヤマセマルハコガメかな?できればちゃんと撮りたかったけど、手を触れるのはかわいそうですから、先回りして通せんぼしたりしながらがんばりました。これが限界です。
 甲羅の部分に靄がかかっているのは、手前に草の葉っぱが被ってしまったからです(涙


 さっきから周辺にほのかな香りを振りまいている娘さん?あなたですか?
 ‥ヤシ科だと思いますが、判りませんね。あなた誰ですか?


 このレイピアみたいなものは‥?


 手ブレしていますが、そのレイピアの柄の部分が膨らんで果実になるようです。


 登山口近し。


 古見岳、無事下山です。


 でも、バスがない!
 しかし、Portalは近くにあるようですな。


 ん?(・ε・*)
 西表島にも田んぼがあるんだなー。


 ジャングルの中を流れる川。アマゾンのジャングルを思い起こさせます。


 イリオモテヤマネコが轢かれて死んでいるそうです。イリオモテヤマネコじゃなくても、車に轢かれて死んでしまうのはかわいそうです。
 そういえば、昔親戚の人の運転する車に乗っていたら猫が飛び出してきて、そのままひき逃げしていったことがあったっけ。痙攣起こしてた、その猫。小学生の頃のことだけど、覚えてます。


 西表島の人口を養うくらいなら、このくらいの田んぼがあれば十分かな。しかも、温暖なので何回も作れそう。


 Portalににじり寄ります。どこかというと‥


 西表野生生物保護センター。
 で、今日は閉まってるんかよおい!
 平日休んでも休日開けとかないと、誰が来るのさ。


 とりあえず、キャプチャしてHackして、大原に向かって歩き出します。


 ところで、Portalが増えているような気がします。道路沿いに何個も。確か、今朝来るときはなかったような‥まあ、スマホを見ている余裕なかったけどね、あの時は。


 潮がずいぶん引いています。


 川沿いの平地に街がないのは、なんとなく異様です。でも、異様だけれども、特別何がどう、という感じもしないというか‥


 マングローブ林ですねぇ。


 そうそう、これ、Portalです。道路沿いに幾つかあります。美味しくいただいていきます(潰す手間もない)。


 古見バス停。今朝はここを通過した時、かなり焦ったのですね。
 で、バスの時刻を確かめると、17時32分、だったかな。まだ1時間20分以上先ですがな‥


 また、雲が厚くなってきましたね。今夜は雨が降るとか予報が出ていたけど。


 ん?(・ε・*)
 ここはひょっとして‥


 遠浅になっている海に降りられます。


 マングローブの木があります。


 気根がニョッキッキ(黒ハート


 で、このウネウネした模様、なんだろうね。念のため、波の影響とかではありません。たぶん、生き物の作用だと思いますが‥


 ん?(・ε・*)
 これは何だろう。マングローブの実のヘタの部分かな?


 マングローブの実、ですかね。実なのか、種なのかわからないけど。


 ふうたろうはマングローブのことを何も知らないのですが、どうやら、マングローブとは木の名前ではないそうです。そして、気根というのはこの横に生えているもののことで、さっき地面から突き出ていたのは呼吸根というものだそうです。
 この木は、ヤエヤマヒルギ(ヒルギ科)だと思います。
 さっきのヘタの部分、というやつも、ヤエヤマヒルギの花なのかもしれません。


 というわけで、マングローブ見物を終えたら大原に向かって歩きましょうか。できればあの宿じゃないところに泊まりたいけどね‥


 パイランドファーム‥?ふむ。


 マングローブ林が荒々しく立ち枯れています。


 まさか、この橋の建設に関わって、ということではありませんよね?


 やっと仲間橋。
 なお、この手前にもひとつ、Portalがありました。生えたてのPortalが。


 ここまで来ましたね。見覚えがありますね。バスは30分ほど前にふうたろうの横を通り過ぎて行きましたが、乗るほどの距離ではありませんでしたので、今こうして歩いています。


 事実上、今日の終点。ここで野菜炒めとご飯を食べましたが、本当はスパゲッティみたいなのを食べたかったのです。なんか、かなり時間がかかるとか言われて。具体的な時間を最初から言ってくれればいいのに、とか思いながら。


 とりあえず、西表島は、自然だけはすばらしいことだけはっきりしました。それ以外は‥ちょいとキツいね。昨日「マジで来なきゃよかった。」と書いたことだけは取り下げますが、居心地はそれでもいいとはいえない。
 あとは明日1日で最終決断、ですかね。
 UC:1
 FD:1


天気:くもりのち時々晴れ(沖縄県八重山郡竹富町(西表島))

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