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何度もしにます(滅)(津軽中里袴腰岳【蓬田電波塔コース】:青森県)

2015年 6月 7日

 夜通し風が強く(このくだりつい最近も書いたような気がするが)、気温はそこまで低くないのに寒うございました。
 とりあえずすんなり起きられたので、いつものスパゲッティペペロンチーノ、それから余ったスパムをフライパンで温め、ひじきとタケノコの黒い煮物を食べます。


 朝、早いですな。まだ4時になったばかりです。でも、この6月上旬くらいが一番日の出の早い時期です。


 十三湖と日本海はまだ地球影の下です。


 さて、ふうたろうが出発しようかという時刻になると、ワッサワサと雲が湧いてきました。あゝタノシいなあ(ヴォー読み


 今日は天気が安定して晴れのはずなのですが、まだ寒気が抜けきっていないのでしょうか。西風も昨日と変わらないし。


 岩木山方面の景色はザンネンなことに。


 まあ、幻想的ですネ(棒読み


 さて、昨日刈りこみをしたところ、行きますか。でも、ガスが湧いてて、やる気そがれるなあ‥
 ところで、もうちょっとカメラを下にむけて撮ろう‥


 ん?(・ε・;)
 ヌオッ(゚皿゚;)
 ‥突然ど真ん中にCCDのゴミがっー!


 付けたまんま進むわけにもいかないので、この場で野外開腹手術(何)します。実は昨日の夜もテントの中でゴミと1時間バトったのですけどね。


 即席手術を終えて撮り直そうとすると、これ。いや、実にタノシい(真顔
 このカメラ、いよいよメンテナンスというか、オーバーホール出さないといけないのかな。買ってまだ1年と1週間くらいしか経ってないんだけど(じと目


 笹が露だくになっています。先が思いやられます。


 樹林帯に突入すると笹ヤヴから開放されました。


 踏み跡はしっかりしています。地図にルートは一切描かれていないにもかかわらず、ね。


 薄明るいというかウスグラいというか‥


 案内板だけは真新しい。道はちょっとあれだけど。


 タケノコの残骸が散らかっています。


 踏み跡はこの後もしっかりしているようです。安泰ですな(フラグ


 雲、薄くなってきたか?やっぱり、ガスが晴れてくる瞬間を、この目で確かめたいですね。


 毎度ワンパターンな写真スマソ。しかもなんかコントラストビミョー‥


 というか、ふうたろうは今、タケノコに夢中です。車で入ってこられる場所が遠いのか(フラグ)タケノコが採られた形跡が殆どないのです。


 ん?(・ε・;)
 ‥あれ?この地形、何かおかしくない?まさか‥


 ふうたろうはチートを使った!なんと、道を大きく外れているっ!!
 おおふうたろうよしんでしまうとはなさけない(天の声


 ‥というわけで、心当たりのある場所まで戻ってきたら、木の裏側にこんなデカイ指導標が。
 なお、ここはタケノコの残骸が散らかっていた場所です。それに気を取られたともいえますが、木の裏側なんか気がつくはずがないでしょうが。


 人のせいにすんなって。タケノコに夢中になっていたのは誰だよ( ゚д゚ )クワッ!!


 しかし、こちらの道、どう考えても正常なルートではないです。はっきり言って、常時ウボァー(゚Д゚)です。


 どう考えてもこの尾根を進むとしか思えないのですが、そこにはただ樹林帯の中に笹ヤヴが広がるのみ。安平路山(長野県中央アルプス)のあの縦走路よりエグいです。マジ燃やしたいです。


 踏み跡を何とか見つけても、すぐに新参のネマガリタケで道を阻まれ、ついにはリボンの付いている場所がもはやヤヴの中という件。


 ‥というわけで、ふうたろうはタヒんでしまった。
 おおふうたろうよしんでしまうとはなさけない(王の声


 一度で二度しんでしまったふうたろうは、このまま最初の踏み跡がはっきりし過ぎていた方に、再び進みます。


 今回の道中唯一の人に出会いましたが、その方はタケノコハンターでした。ふうたろうみたいに山をホテル代わりにしているような人ではありません。
 しかし、ふうたろうも今回はタケノコ拾いますよ。タケノコ拾って土産にするのです。タケノコ拾いの技術を体で学ぶのです。
 とれたてのタケノコ、青くなっていないものは特にそうですが、とても旨味が乗っていて、柔らかくて、うまい。その場でひんむいて食べられます。


 野生児ふうたろうが進みます。
 そういえば、コシアブラ、ちらほらありますので、1ヶ所だけでも採っていきますか‥


 でも、今年はコシアブラの成長が激速で、もう成熟しきっています。まあ、検体なのでいいといえばいいのですが‥


 とりあえず、指導標のしっかりしている道です。地図には一切ルート表記がないので、この先どこに連れて行かれるのか判りませんけどね‥(遠い目


 さっきの看板のあった場所は548mピークです。いちおうIngressのPortal申請もしておきましたが、こんなところ誰が登るんだよと。Portalを取りに来る人が気の毒だし、ここから別の山中とかにクソリンク張ったら、そりゃあ非難轟々だろうなあと(やってみたいという顔


 海が見えます。西表島の古見岳みたいですが、樹種が違うのでやっぱり雰囲気は全然違います。


 これは‥ずいぶん枝分かれのひどい‥針葉樹(名前がわからん)だ。


 基本的に尾根沿いを歩いてきたわけですが、548mピークからの下り道は、チート(スマホのGPS)を使ってもどこを歩いているのかさっぱり判りません。スマホのGPSはたまにとんでもないところに飛ばしてくれるので、Ingressでも致命的なダメージを与えてくれます(30分ほどゲームがプレイできなくなる)。歩いている感覚では、ほぼ尾根伝い。谷を挟むようなところはなかったはずですが‥


 というわけで、登山口の看板のある所まで来ました。ふうたろうの下山はこれからです(何


 概ね目星は付いていたのですが、やはりこの電波塔のところだったのですね、下山口。


 ここからは車道、林道歩きのようです。


 林道を延々と歩いていると開けたところに出てきます。


 おや、指導標と案内板ですか。しかも指導標はかなり新しい。
 ふうたろうの持っている情報(青森県の登山分県ガイド)は、白地山にしても津軽今別袴腰岳・丸屋形岳(ここはもはや登れなかった)にしても、本当に苦労させられました。道なんてあらへんがな!


 さて、あとは林道と車道を歩いて駅まで行けば‥
 ん?(・ε・;)


 ヌオッ(゚皿゚;)
 道の端までガッツリ崩壊してやがるではないか!


 こんな砂質土壌を切り崩して道なんか作ったら、一瞬で崩壊するやろ‥


 まあ、土砂崩れそのものに巻き込まれない限り、どこまででも歩いてやりますけどね‥


 そういうわけで、車もこの崩落より前までしか入れないというわけです。登山口までで2km程度あり、山頂までさらに5km程度。なかなか大変なわけですね、ここ。


 こうして無事、フラグを全部回収したふうたろうは、粛々と駅に向かいます。粛々と郷沢駅あたりに向かいます。


 ところで、この道を車が何台か行き来していきました。おそらくもれなくタケノコハンターだと思いますけどね。


 ふうたろうは粛々と林道を歩きます。


 (゚Q゚;)ぐはぁ
 疲れました。でも、こういう林道歩きの楽しみ方をふうたろう、知らなくもないので、悪い気はしません。これも登山です。粛々と(略


 蓬田(よもぎた)川に沿って下る林道です。何回も蛇行する蓬田川の上には橋が架かっています。ゆるやかに流れる沢を眺めていきましょう。車で登山口まで行ってしまう人には簡単には味わえないものに自信を持ちましょう。


 ふうたろうにとって、フィールド全てが遊び場です。


 山は登山道と山頂だけにあらず。ハートで登るのです。自分が「登って」いるところ、そこが山です。


 そう思えば、自分の歩いているところ全てに確信が持てます。実際、登山道だけでは見られないものをいっぱい見てきたふうたろうがいます。


 人は、何かを認識するのに時間を必要とします。学習には時間がかかることとほぼ同義かと思います。


 例えば、この、林道と森林をぶった切る新幹線を見てみましょう。線路の真下だけが壊されているのではありません。


 線路の周辺、線路建設のための道路、作業スペース、などなど、思ったよりも広いところが開発されています。ふうたろうなら、車に乗ってさっと通り過ぎていたら、こんなところに目はいきません。


 ここは湿地になっています。でも、すぐそこに立ち枯れた木が数本あります。ここは元々は湿地ではなく、森か川の途中かだったのではないですかな?そして今ふうたろうが歩いている林道に遮られて水がたまったのではないかと。
 まあ、憶測に過ぎませんけどね。


 林道を抜けました。次は農道です。


 携帯の電波が入るようになったので、とりあえずどこか風呂に入れるところはないかと調べてみたら、どうやら郷沢駅の近くに何かあるらしい。


 この、建物一切なしの風景、いいですね。
 ところで、実は、デッカイゴミがまたCCDに出てきました。角にあるので切り取っていますが、さっきから空の写っている写真は右端を含めた形で少し切っています。


 地図を見ながら歩いています。しかし、また地図にない道が現れました(左)。


 ま、気にしないでいきましょう。


 そこに道があるかぎり、進む。立入禁止とも書いてないし。


 町が見えてきました。いや、ここは村か。


 舗装路。先に進みます。
 ゴミが最低ふた粒、見えますね‥


 ここを110リットルのザックを持って歩く人、史上何人目だろうね。


 でも、道も足も、歩くためにあるんだと思いますよ(どや顔


 ふうたろうはそこに見えているローソンを目指しています。ローソンということはIngressのPortalですから。何故か1本挿してあるだけのPortalでしたが、ふうたろうは逃しません(何


 充電用のUSBケーブルがちぎれそうになっていたのでとりあえずそれだけ買ってから、この温泉に来ました。この温泉施設の名前は「よもぎ温泉」。蓬田村だからよもぎ温泉なのでしょうね。


 しかし、さっきのよもぎ温泉、食べるところもないし、売店もしょぼいし(置いてあるカップ麺がAEONのプライベートブランド商品とかマジやめてくれ)、休憩料だけは取られるし、いいところがないので(滅)ローソンに帰ってきました。ここでPortalがHackできなくなるまでHackしつつ、ガチの野外休憩でもしましょう。
 なお、よもぎ温泉で350円の風呂にだけは入ってきました。


 郷沢駅発の電車が16時18分。よもぎ温泉に入らずに直接郷沢駅に行っていれば、14時6分ころの電車に間に合っていたので、そうすればよかったなとか思ったり思わなかったり。


 1ヶ所、踏切を渡るところがありました。そこで、めったに来ない電車が通って待たされました。そういうところだけ当たるのがデフォ(じと目歯ぎしりヴォー読み


 郷沢駅は入り口が判らないようになっています(真顔。


 どうせ改札も券売機もないんだから、どこから入っても同じだろ、と、突っ込んでしまったのは言うまでもない。


 青森駅に流れてきました。さあ、21時の夜行バスまで、ガッツリIngressやりますよ、と。


 青森市内は緑が圧倒的に優勢です。つまり、ふうたろうが潰せる場所が多いということなのですが、この八甲田丸のある辺り、ぜんぶ青です。なんか、いつも間が悪いっすね‥


 ん?(・ε・;)
 ここは佐井村から船で帰ってきた時に船酔いでまさにタヒんでいた場所ではないか(真顔


 青森駅の東側と西側、比較すれば圧倒的に東側にPortalが多くて稼ぎやすいのですが、西側は散在していて自転車でもないとしんどい。しかも名所ではなさそうなPortalばかりで。でも、そういうところを襲いたくなる年頃でして(黒ハート


 西側のPortalは間隔が広がっているので、大きなCF(コントロール・フィールド。Portal3個を頂点とした三角形で陣地を作る)がたくさんあります。それを潰しまくると経験値も入るし、自分の陣地を作れるようにもなります。
 ※あとで判ることですが、どうも大きなCFを作る作戦を緑陣営が立てているらしく、青陣営は阻止に動いているようでした。ふうたろうはさり気なく大きなフィールドを叩き潰しまくった上、クソリンク張りまくりで、知らぬ間に緑を妨害していたということでした。
 そんなだから、ふうたろうが動き回っている周囲で緑の人が何人も動き始めました。もちろんそんなもの、ふうたろうには関係ない話なので、好きなだけ潰して、取って、Missionメダル集めて、帰るのです。
 しかし、もっと時間がほしいところです。いや、自転車があるだけで全然違いますね‥。3倍くらい破壊できたはず。悔しいです。


 今まで登山と写真と町や村の見物だったふうたろうの旅に、Ingressが加わって、本当にハードになりましたね。でも、Ingressなしの旅は、もう、ないかも‥ふうたろうの旅の一部であり、記録ですから。
 厳しいけど、夢中になれるものがあるのは、いいことです。


天気:晴れ時々くもり(青森県北津軽郡中里町・金木町・東津軽郡蓬田村・青森市、JR津軽線など)

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