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山はゲームです(`・ω・´)(白神岳【駅から蟶山コース】:青森県)

2015年 9月 5日

 夜行バスが能代(のしろ)に着きました。
 で、ここ、どこやねん。駅が近いわけでもなく、大館や鷹巣みたいに何か近くにショッピングセンターがあるわけでもなく、バス会社による新手の呪いか(真顔


 親切な住民のおばちゃんが駅までの道を教えてくれました。ふうたろうの場合、IngressとGoogleMapが見られるので、まあ、問題ないのですが、ありがとう。


 さて、悩みましたが9時40分発のリゾートしらかみで行きますか。白神岳登山口駅には止まらず十二湖駅まで流されますが、1時間20分後の普通列車を待つよりは早く登山口に着くような気がしたので。


 ‥と思ったらリゾートしらかみは全車指定で(以下略
 どうやらふうたろうは呪われているようだ。まあ、Ingressという強い味方がいるので、能代駅近くのMissionでもやりながら行きましょうかね‥


 昭和の香り漂う店。陰になっている上に遠かったので営業しているかどうかはよく判りませんでした。


 能代公園。ここで能代市内3個目のMission。Portalが密集しているところでもあり、緑もあるので、つぶしながら行きます。
 それと、バスケが何故か有名な街らしく、それに因んだMissionやPortalもあるにはあるのですが、なぜバスケなのかの説明はありません。けっきょく調べることも調べる気もないままですが。


 本当のこと言えば、今日中に登って下りて、十二湖のリフレッシュ村辺りで泊まって、明日はのんびりしたいところです。天気もビミョーだし。こんなところでくすぶっている場合じゃないんだよ(じと目


 ようやく電車に乗って白神岳登山口駅に向かいます。黄金色の田んぼがいいです。


 やっと登山口駅‥ここまで、長かったぜ(朝が)。
 ところで、ふうたろうの持っている地図には、この白神岳登山口駅の名前は「むつくろさき(陸奥黒崎)」のままです。


 で、雲が妙に黒い(厚い)。また前回(2011年)・前々回(2005年)のような霧雨地獄に遭うのか?


 とりあえず、今更気にしても負けなので、行きます。かつて同じ道を通っているので、サクサク行きます。


 え?同じ山に何で登ってんのって?
 登山口と山頂にPortalがあって、山屋の矜恃が放置を許さないと言っているのです(何


 というわけで、Ingress登山です。今日は、せっかく準備していたモバイルルータを持って来忘れ、電波が繋がらない、と思ったけど‥


 この、登山届を出す登山口では電波が入りました(au)。


 初夏や盛夏と違い、なんとなく緑もくすんでいるような。


 今日は思い入れのある蟶山(まてやま)コースではなく、真っ直ぐ進むコースを行こうと思っています。


 栃の実。夏の終わりを告げています。
 ‥夏の終わりはやっぱり(略)から物悲しい‥
 ん?(・ε・;)


 ヌオッ(゚皿゚;)
 俺の道が完全に閉ざされてしまった(滅滅滅


 というわけで、お馴染み蟶山コースを行きます。
 ここ、丁寧にパイプがついていて飲水を確保できるかと思いきや、きれいではありません。昨日あたり、東北地方には点々と雨雲がかかっていたので、その影響もあるのかな‥。


 蟶山コースで最後の沢です。ここの水はゴミが漂わないので、汲んでいくといい。


 東北地方というと、梅雨時期の逃げ場みたいな扱いを受けがちですが(ふうたろうだけか?)、いつ来てもいいものです。紅葉時期も逃したくないものです(だいたいは逃している)。


 水場を過ぎてすぐ、ジグザグの坂を登りつめると、蟶山の枝尾根です。確か、蟶山に行く道があったはずですが、どこだったっけ?


 ま、蟶山は森の中で、展望もなく、前回幻想的な霧の中をガチで堪能しているので、今回はいいですね。それよりも前進です。


 森林限界を過ぎると、日本海側の景色が開けます。


 午前中はあれほど晴れていた空も、高層雲が(´;ω;`)ブワッと空を覆っています。


 小さく小屋が見えます。でも、実はあれ、トイレなんです。


 最後の急坂。
 それにしても、息をするように山に登るふうたろう。公然と嘘をつくよりましだけど(何


 やっと稜線です。今日はテントを担いでいないとはいえ、フライパンやコンロは健在ですからね‥カメラは普通に重いし。


 ‥こういう札を見ては、いつもいろいろ考えます。どこどこは立ち入り禁止と言いながら大規模開発はする。ゴミの一欠片を落とせば怒号が飛ぶのにお菓子の袋とは比較にならないほどの有害廃棄物を生み出し山奥に埋める。登山道を一本通すのに切る数十~数百の木々と、ダムなどで消失する数千数万の木々‥。外から訪れたふうたろうの身としては、その二重基準にいらだちを覚えます。
 この白神山地にはかつて、青秋林道が通されようとしていました。地図を見ると、秋田県と青森県の県境のところで途切れています。夕張岳のスキー場もそうだし、尾瀬の湿原のダムもそうだけど、運動で止めてくれた人たちには頭が上がりませんね。一人では止められないし、人を動かさないと始まらない。


 これは、ベニナギナタタケというきのこらしいです。
 なんとなくカエンタケという名前を想像しましたが、違うようです。カエンタケはトリコテセンという種類の毒素を持っていて、触れるだけでかなりのダメージを受けるそうです。トリコテセン類にはカビ毒として知られているものもあって、過去に食中毒を起こしているのだとか。


 シリアス調ふうたろう、久しぶりですか?


 とりあえず、今日はもう16時回っているので、小屋に行きましょう。


 これ、小屋に見える立派なトイレ。


 まずは山頂踏みに行きましょう。Portalを奪うのですよ(`・ω・´)キリッ


 南の彼方に男鹿(おが)半島が見えます。男鹿半島にもハイキングができる山がありましたっけ?行かねばなりませんね。


 あの赤いザックがふうたろうのおニューです。50リットル。今回の山行では、ギリギリですね。


 夜飯はいつものチャーハンなのですが、今日は、先週の和束町のイベント(京都府)の時に買った甘長唐辛子を持って来ました。さっさと炒めて食べればよかったのですがね‥
 ところで、今日の小屋、ふうたろう以外にもう一人、岩手県から来たOさんという若い人が一人。カップ麺とかパンを食べていましたが、ふうたろうの経験上、それだけだと、長い山行はできないぞと思いました。


 そういえば山頂近くに水場があるそうです。いや、2005年に来た時、チョロチョロと出ていたところに汲みに行った記憶がかすかにあります。でも、このヤヴの中、汲みに行くくらいなら、蟶山の手前から担ぎます(ぇ


 改めてもう一度、景色のいいところに立ちます。
 ここは2011年、たまたま来ていた宮城大学の学生たちと一緒に、雲海と夕日を見ていた場所です。あれ、もう4年も前なんだよね‥


 空を覆っている高層雲。この野暮ったい雲に、下から夕日(朝日)が当たると信じられないことが起こるのですが、今日は無理そうですね。


 このあと、程なくして寝ます。19時くらいには寝始めたでしょうか。疲れているのですかね。そして22時くらいに目が覚めたのですが、スゴい寝汗です。やはり、どこか体調が悪かったのでしょうか。熱くらい出ていたのかもしれませんね。熱が出ていたのだとしたら、寝汗は快復の印です。
 なお、この後寝直すのに2時間かかりました。体中が痒い。
 明日は崩山と十二湖のPortal目指して縦走します。


天気:晴れのちくもり、夜遅く晴れ(秋田県能代市・青森県西津軽郡岩崎村、JR五能線など)

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