地獄の炎に燃やされるとこうなるって話
昨日の21時半前後に目が覚めてから、けっきょく朝まで一睡もできませんでした。湿度がすごく高く、体がベタベタする、むず痒い、と、とにかく不快でたまらない。そして、頭の中に湧き上がるいろいろなこと。今日は下山しなければならないのですが。
夜中はずっと稜線にガスが掛かっていて、ひょっとして今日はガスの中歩くのか?と思っていましたが、どうも、晴れてきたようです。
昨日撮ろうと思っていたコバイケイソウと北股岳。思ったほど‥(´・ω・`)
さて、出発。今日は、長くはないけど、寝不足(というかほぼ徹夜)なので疲れきる前に下山したいです。
なお、見えている雪渓は石転び沢。飯豊連峰のバリエーションルートの一つです。早い人で5時間ほどかかる、とか?
昨日の朝に比べると、だいぶガスが多い。湿度も昨日より高い気がします。
北股岳。そして、これから歩く尾根。豆粒みたいな門内小屋が見えます。けっこう遠いですね‥
ところで、水分をたっぷり含んだ空気にさらされたヤヴが、あたかも低酸素組織で赤血球が酸素を放出するかのように、水分をふうたろうにふりかけてきます。おかげでふうたろうがとても潤ってしまいます(じと目歯ぎしりヴォー読み
しっかりウルオッたふうたろうは黙々と門内岳(本物)目指します。
門内岳(ryの白ぽが見えてきました。飯豊連峰縦走のMissionを作ったあとに生えたPortalですので、ここはウェイポイントに入っていません。
門内岳(本物)から門内岳(偽物:大日岳)へ(クソ)リンクを飛ばしましょう。
なお、北股岳~門内岳は50分程度でした。あとで確認すると、昭文社のCTは80分らしい。
この表記はあまりにもひどい。これではどっちがどっちかわからんではないか。ま、貴重な画像としてとっておこうかの。
これで昨日ちゃんと寝られていて、笹とかが露だくじゃなければなあ‥
妻から、下界のガチ曇りの写真が送られてきたので、きっとあの雲海の下でジタバタしているんだろうなあ(⌒,_ゝ⌒)と思って見ていました。まさに、雲泥の差(真顔
なお、ここは梶川尾根の分岐です。門内岳でしばらくKeyを掘っていたので昭文社CT通りの40分を費やしました。
そして次は地神山(じがみやま)の南峰です。ウェイポイントで、緑の1本挿しになっていますので、粛々と毟っていきましょう。
この問題は、地図を見るなり下調べするなりしていればわかります。
IngressのMissionは、要するにオリエンテーリングです。Missionって言えば、戦争ごっこのように見えるでしょ
地神山のPortal、いただきました。でも、実は、Portalを所持しすぎていて、維持するのに非常に苦労しています。山Portalが、ここ最近、そう珍しくはなくなってきましたからね‥
地神山北峰。朳差岳(えぶりさしだけ)や頼母木(たもぎ)小屋がようやく手に届きそうな範囲に近づいてきました。
このPortal、若干ずれています。しかしそれ以上に、ふうたろう、東と西間違っとる!北東じゃなくて北西じゃあんぽんたん!
ここで、妻にCFの提案。飯豊連峰縦走中に背骨を作っておいたので、下界で落ち合った後に多重を張ろうと。もちろん、張るのは妻。ふうたろうは指示を出して、Keyを渡すだけ。自力で張れないCFなんか、ふうたろうは要りませんから‥
周りに誰もいない、静かなクソ暑い山、いいですなあ(棒読み
でも、さっきまで、風が強くて寒かったのです。信じられないことですが。
頼母木小屋到着‥してマッタリしているところです。水場から小屋まで水が引かれています。以前も最終宿泊はここのテン場でした。とても展望がよく、水場も便利で、素晴らしいのです。
なお、梶川尾根の分岐から95分程度。やっぱり地神山の南北峰でKeyを掘っていたので、時間食いましたね。昭文社CTは110分。
ちょっと休んだら(ポータル申請したら)、次、大石山に行きましょう。ここがこのMission最後のウェイポイントです。昭文社CTで40分です。到着は9時10分‥になるようではふうたろうとしてはだめですね(真顔
シロバナニガナ(キク科)とヒメサユリの群生の中を歩いています。
梅花皮小屋からトータルで4時間でした。昭文社CTでは5時間10分。寝不足に割にはけっこう進めましたね。あとはこの後、ここに書いてあるとおり、朳差岳に寄っていきましょうかね。
縦走Missionクリア。大変な自作Mission一つ、クリアできた(*゚∀゚)
もちろん、山ぽはキャプチャするためにあるので、もらっていきます。
では、荷物を大石山山頂に放り投げて、朳差岳にカチコミに行きますよ!
(;゚ 3 ゚)ぐふっ
途中の鉾立峰が結構ヤヴァい!何だこの門内岳に間違われた大日岳よりきつい山は!!
‥そして、いよいよ日差しと暑さが凶悪になってきました。
朳差岳山頂近くなると、少し日が陰ってくれました。夏至の太陽光線は真上から降り注ぐので、本当に痛い。今年のGWには妻と石垣島や西表島・波照間島に行ったのですが、あれみたいです。
そして、朳差岳山頂。ポータル申請忘れずに。
写真の記録では到着が10時8分。CT110分を70分で到着なら、まあまあですかね?朳差岳避難小屋とかのポータル申請もしていたし。
山頂で会った人と喋りながら大石山に戻ってきたら、12時近くになっていました。9時発で12時前着なら、まあ、CTをそれでも巻いているのですがね。
では、いよいよこの足の松尾根を下りましょう。‥登ってきた人たちが次々と燃えカスになっていましたが、大丈夫でしょうか。
ヌオッ(゚皿゚;)
こいつはヤヴァイ!ふうたろうも燃えカスになるぅ!!
‥楽に写真撮れるスマホでさえ、ろくに撮影できないほどでした。
これでがまんします。あいづっこじゃないけど(じと目。
水場なんてなかった、いいね?
ところで、下山してくる人が次々に汚残雪をテルモスに突っ込んでいきます。いったい、何を‥みんな、飯豊山出身のイフリートに燃やされておかしくなったのか?
雪で首筋などを冷やしてから下ります。‥が、まさに焼け石に水、というか、焼けた首に雪ですな(茫然自失
そして、なぜかそういう辛い時にこういう岩場とかアップダウンとかで絡みついてくる登山道ってス・テ・キ(じと目歯ぎしりヴォー読み
なんかね、見かけは初夏の森なんだけどね、ガッツリ真夏なんですよ。ゴッツイきっついんですよ(吐血
そして、満身創痍で下山。暑かった‥
‥といいたいところだけど、奥胎内ヒュッテはまだ先です。ふうたろう、ドマン前に乗合タクシーがいるのに気が付かず、しばらく炎の矢が降ってくる砂利道を歩いていました。途中でその乗合タクシーが何かで停泊しているのを見つけて乗りましたが、そこからでもだいぶ長い距離があったので、ヒュッテまで歩いていたら、ふうたろうは確実に酸化マグネシウムになっていたでしょう(滅
さて、電波のまったく通じない奥胎内ヒュッテに、妻が迎えに来てくれたのが15時でした。昨日下山して一日、少しは体が休まったのかと思ったら、それなりに虫とかで苦労したらしいです。ま、真夏の車中泊なんてするもんじゃないね(ため息
なお、計画していたCF、ちゃんと張れました。東京じゃすぐになかったことになるレベルのMUだけど(じと目
どこの道の駅だったか、山菜そばにかき揚げを乗せてガッツリ食べたら、食後すぐ、猛烈に気分が悪くなりました。疲労、睡眠不足、脱水症状、熱中症、いろんなものの複合体でしょうか。どうやら、あの足の松尾根で、ふうたろうは既に酸化マグネシウムになっていたようです。妻には悪いですが、帰りの車ではそのまま死なせてもらいました(滅滅滅滅滅滅
妻よ、月1回の記念ケーキ、食べられなくなってすまん。来週にでも、必ず食べような。
天気:晴れ時々くもり(山形県西置賜郡小国町・新潟県新発田市・北蒲原郡黒川村など)