氷の孵卵器

2019年 1月 2日

 熱はだいぶ下がりました。36℃台にまで下がりました。鼻づまりと鼻水は残っていますが、もう大丈夫そうです。さあ、雲仙!
 ところで、昨日行きずりに張っていったCFで、ふうたろうと妻で1位と2位をいただきました。ありがとうございます。でも、できれば、もっとがんばったときこそ評価してほしかった‥(ため息


 雲仙の仁田峠登山口に到着です。ガスりまくっている上に小雪が舞っています。天気悪いですね、何でかしらんですけど。


 では、ふうたろう作ではないけど、山Missionがあるのは知っていたので始めましょう。山Missionメダルを並べるのですよ。山梨とか宮城とか愛媛とか長崎とか。


 天気悪いので気乗りはしませんが、まあ、行きましょう。


 しかし、早速霧氷がお出迎えです。


 霧氷は、過冷却現象によって凍りきらなかったコロイド状の水滴が、何かにぶつかった衝撃で凍りつくことで起こる自然現象です。つまり、我々が不快に思うことが多い、ガスと低温と風によって成長します。


 バックが真っ白なのは残念ですが、この霧氷を育む孵卵器なのです。


 南に見えているのは野岳のようです。


 ロープウェイは使っていないのですが、上側の妙見岳駅にあるトイレに入りました。たかがロープウェイ駅の窓にしてはずいぶん豪華なガラスだな、と思いきや、氷が描いた芸術でした。


 ところで、ふうたろうはこの場所を雲仙(200名山)登山のときに歩いていません。その次に控えていた多良岳(経ヶ岳)に向かうための大村駅からの最終バスに間に合わない。
 ‥まあ、ここを登らなくても間に合わなかったんですけどね(じと目


 国見岳が前に現れました。妻もふうたろうも、当然登ります。というか、ウェイポイントですし。


 晴れていたらかなりきれいでしょうけど、それは言っても仕方ないですね。Missionできるだけでも幸せだと思わねば。いや、体調が戻っただけでも御の字ですよ!


 まあ、お約束です、よね‥?


 しかし、孵卵器の中でよく成長しています。素晴らしいです。


 一瞬、視界が晴れて、国見岳までの尾根が見渡せました。


 普賢岳の山頂に行く岐路に立ちました。いろいろ悩んだのですが、妻には直接最短距離で普賢岳に行ってもらって、ふうたろうは上り一方通行の道を辿って山頂に行くことにしました。


 ふうたろうが進んだ道の途中に、柱状節理の解説がありました。溶岩が冷えるときに体積が小さくなるのですが、そこは力学的な関係なのか、六角形に割れ目が入っていくということなのかな‥物理学の分野で、ふうたろうには理解しきれない部分があります。
 ところで、ふうたろうの目には、それよりも気になるものが‥


 ‥これはっ!!
 まあ、Ingressをやっている人にしかわからないと思います。


 いつの間にか、ガスがだいぶ晴れたようです。空は晴れていませんけども。


 前回は、このあたりも通っていません。2回め、妻の運転で来られたのは、いいことだったようです。


 一面の霧氷。できれば青空がほしいところ。


 青空が出て日が差せば、その場から霧氷は崩壊が始まります。青空をバックにした霧氷を見るというのは、それゆえにとても幸運で贅沢なことです。


 ガスっていて下界が見えないので、どこを見ているのか、わかりませんね。


 これは‥普賢岳方面でしょうか。ちょっとわかりません。


 こちらは島原方面でしょうか。


 これは平成新山。2013年7月に来たときよりはよく見えています。‥あの頃は、機能性胃腸症が特にひどい時期でしたなぁ(涙目


 ところで、時々霧氷がトロケている場所があります。そしてそこに立つと、ほのかに蒸した暖気を感じます。火山性の蒸気が出てきているのでしょうか?


 そうこう言ってる間に普賢岳山頂です。国見岳など全部回るので、山域の小ささの割に結構かかりました。


 雲仙登山Missionのメダル、ごっつぁんです!


 そしてふうたろう、2度めの登頂です。‥が、さっきまで見えていた平成新山もろくに見えなくなりましたね。


 ‥というわけで、とっとと降りてきました。普賢岳下ったところの分岐で妻が他の登山者と話をしながら待っていてくれていて、そこからは合流でした。
 それにしても、小鳥をとったり 樹木を掘り取るととは、後者はともかく、小鳥を取るのはツラいです。ふうたろうがここに1年居座っても、たぶん1羽も捕まえられないと思います。かすみ網とかいろんな罠を使わない限り、ね。


 仁田峠で電波が入らないようでしたら諦めてくださいって書いてありますが、ふうたろうのスマホはほぼガチ圏外でした。モバイルルータ持ってきてなかったらタヒんでいましたね。


 その後、温泉好きの妻と温泉どうでもいいふうたろうが、一旦飯を食べに下界に降りてから、雲仙温泉に向かいました。
 入ったところは地元の公衆浴場みたいなところで安かったのですが、なんか小煩そうなのがいそうで面倒だなあ、とか思ったり思わなかったり。昔はそういうところ、今よりは好きだったんですけど、ね?
 で、さっさと出てきたふうたろうは、雲仙温泉街に散らばった白ぽを使って、多重を組みに行きました。


 明るかった周囲もいつの間にか真っ暗になっていましたが、なんか、ライトアップのせいで湯けむりが、人工的なくせにやけにきれいでした。悔しいです(何


 かなりミスのある緻密多重でしたが、こんなのでも2時間くらいかかったかと思います。妻はその間、2回ほど温泉に浸かった模様。ふうたろうはすっかり湯冷めした模様。


 明日は、妻の要望でもあり、ふうたろう自作Missionもある、多良岳に行きます。山の連戦、日帰りとはいえこれからまだ7日続くとなると、けっこうなものになりますな。もっとも、ふうたろうは全部登るとは限りませんけどね。


天気:くもりのち晴れ、一時小雪舞う(長崎県諫早市・南高来郡国見町など)

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