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いつもの通勤、いつもの東京、いつもの日本

2007年 3月 16日

 今日は、帰宅時のことを書こうと思います。写真は実は昨日撮ったものですが、チョー忙しそうに、店員さんが走り回っているパン屋さん。マイクで喋りながら雑用をこなす姿には驚き!
 山手線。知的障害を抱えたと思われる30歳前後の男性がいました。隣のおばちゃんらに何かをしきりに話しかけています。おばちゃんらは困り果てたように避けていました。西日暮里駅で降りた彼は、喫煙所近くで別の女性に話しかけていたようですが、今度もまた無視されていました。そして後ろを振り向けば、さっきまで彼が座っていた席から雑誌がこぼれ落ちました。隣にいた女性がその席の上に置いて、終了。
 …何なんだろう、この異様な空気は。いや、異様というか、これが普通すぎていて異常に感じる。みんな、どんな気持ちで彼を見ていたんだろう。
 しかしかくいう僕は、彼女らの立場であればどうしていただろう。どう対応したらいいか解らず、オタオタしていただけだったかもしれない。
 思い返せば、「障害」者たちと関わる機会が20年以上生きてきてどのくらいあっただろう。その関わりを教育される機会がどのくらいあっただろう。そういえば、今朝の新聞に、荒れた子どものことを、「認めることが大事」という記事があったことを思い出しました。「認める…?どうやって??」
 しかし、僕にはそうして「認め」なければならない人は多いはずだ。それとも、これは単なる考えすぎかい?

 あと、明後日から常磐線のダイヤが変わります。驚いたことは二つ。一つは前から解ってはいたことですが、グリーン車2両分が有料になって、混雑に拍車がかかるだろうこと。ただでさえ大混雑の常磐線が更に混む。ありえない。一昨年の7月にも、ダイヤの改悪があって、通勤快速がなくなり、代わりに特急(当然有料)が走りました。
 もう一つは、いわき行きがなくなったこと。これには本気で驚きました。最長で高萩まで。このグリーン車を連結したE530系は高萩までしか行きません。そして、前まで走っていた415系(だっけ?)はこの辺で走ることはなくなるようです。
 で、結局どうなったかというと、通勤快速の撤廃、特急列車の増発(普通列車を犠牲にして運行する)、グリーン車と普通車両の入れ替え、運転距離の短縮、などによって、一般利用者にとって不便なものになったということ。定期券では特急には乗れないし、グリーン車も別料金。勤めている会社はそんなもん払ってくれますか?(僕のところは、ありえない)長距離列車も、のんびり鈍行旅行をするのに快適なのに、廃止とは…。
 抱き合わせか、思惑があるのか、よく解らないが、ダイヤ改正と同時に、Suicaが首都圏の私鉄でも使えるようになるらしい。モバイルSuicaの売り込みも激しい。…いったい何を狙っているんだ?Suicaには一応乗降駅の履歴が残るらしい。それと何か関係があるのかな。少なくとも、携帯を使うモバイルSuicaは情報を一手に誰かに握られるようで使う気になれません。

 いつもの通勤、いつもの東京、いつもの日本。なんかおかしい。いつもがいつも、おかしい。
 ああ、山へのアクセスがいいところに引っ越したい気持ちが強くなってきた…。

天気:くもり(東京都板橋区・茨城県取手市)


 ある方から力強い感想をいただいたので無断掲載いたします。寄せて頂いた方、ありがとうございます!

 おととしのダイヤ改悪で19:03上野発の通勤快速が廃止され、19:15発のフレッシュひたちになった件、取手が通過駅にされて腹が立ったのを思い出しました。
 今回のダイヤ改悪も、中距離電車の普通車15両から13両へ実質的な減車なんですよね。
 ただですら客層の悪い常磐線でトラブルが起きなければいいのですが・・・。(私はTXに逃げます)
 因みに鴻巣に住んでいる元上司は高崎線グリーン車導入でラッシュの混み具合がひどくなったと嘆いてました。グリーン車での通勤なんて大企業の幹部だけでしょう。中小企業じゃTX経由の定期すら認めないんですから。
中距離電車の終点が高萩・・・。
高萩ってホーム1本、跨線橋一つ、駅前にヨーカドーのある寂しい駅。そこで止めて何になると言いたいですね。せめていわきまでは行ってもらわないと困りますね。
そもそもJR東日本の管理区分でいうと、取手までが本社管轄、藤代以北が水戸支社管轄になっているんです。で、我田引水の如く中距離電車やフレッシュひたちは水戸支社管内、特に藤代~勝田に有利なダイヤを構成するんです。
例えば

  1.  上り始発のフレッシュひたち(土浦始発)は土浦→藤代まで各駅に停車して、本社管轄の取手以南は日暮里まで全駅通過。他のフレッシュ(朝の上り)も佐貫→日暮里全部通過
     取手・柏・松戸・北千住を避けるということは、自支社の客(というか日立製作所の連中)が酷いラッシュに巻き込まれないようにするための計らいと勘ぐってしまいますね。
     昔、私が仕事で高萩始発の「フレッシュひたち」で上野まで乗ったとき、夜明け前の日立・日立多賀・大甕に信じられないほどの行列が出来ていて、席取り合戦をする様。乗車駅からして日製の社員としか思えません。
     政治圧力の臭いプンプンです。
  2.  フレッシュひたちが出る前、旧型の485系という特急型電車が運行されていた頃、22:45上野発「ホームライナー土浦」(座席定員制・整理券310円)があったのですが、23:00発最終の「フレッシュひたち」(全車自由席・自由席特急券)に改悪されました。
     JR水戸支社は、折角の新車をカネにならない通勤ライナーに充当したくなかったのでしょう。(水戸支社のみのやり方。他の支社では新車も通勤ライナーに使ってます。)
  3.  特急の通過待ち、上野⇔取手間に多くないですか?北千住・松戸・我孫子。本社管内の客には不利を押し付け、水戸支社管内の客に有利な計らいをする 特急の通過退避駅や停車駅。

 思いついただけでざっとこんな感じですかね。時刻表を見ると分かりますが、常磐線の藤代以北は都合のいいダイヤを構成してるんですね。
 それと、403系・415系(白に青帯)は今回全車廃車になります。(一番古い車両で40年近く使用してます。)
暫くは内原(?)・勝田・高萩・いわき・草野辺りに留置。
郡山工場に余裕が出てきたら、少しずつ留置駅-常磐線→友部-水戸線→小山-東北本線→郡山で回送、スクラップと化します。その姿は上りの東北新幹線から見られます。 銀に青帯の415系1500番代は改造なし、E501系は中間車両に運転台を増設して常磐線の土浦以北と水戸線に限定して運転されるようです。それで今日も「最後の雄姿」を収めようと鉄チャンが必死になって撮影しまくってました。
 モバイルSuicaも決済がクレジットカードってのが引っかかりますね。
 現金チャージでも出来るらしいんですが、サービスが限定されていて、クレカ決済に誘導したがっているのが見え見えです。

 最後に「フレッシュひたち」は定期券+特急券(上野→取手¥500-)で乗車できますのでご参考までに・・・。

以上

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