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日本は資本主義でしょ?

2008年 4月 7日

※記録:4月8日

 昨日の農作業で、筋肉痛はかなり限界に達していました。今日、あからさまに歩く速度が落ちていました。
 右の写真、昨日、Wさんと郡山駅で別れ際に、渡されたお土産。気なんか遣わなくても良いのに…。僕は、あの体験ができただけでも十分ですから。


 これもWさんから渡されたお土産。クッキーか何かと思えば、どちらかというと、らくがんです。変わったお菓子です。
 福島名物…なの?


 6日は、農業体験と言うよりも、農業そのものをやってきました。筋肉痛は辛いし、何よりやっている最中の、「いつ終わるのか解らない」感と、疲労で頭がくらくらするのとは、かなり厳しい。泥に足を取られて身動きがとれないときは、舌打ちの2,3回は当たり前でした。
 でも、それでも、終わったときには、「やっぱりやって良かった」感が湧いてくるのです。そして、同時に、東北農政局が出した「過剰作付けはもったいない」というポスターについて、改めて、何も解っていない人間が作ったのだと思いました。
 よく考えてもみろよ。米の消費量が減ったのは、給食なりなんなりに、あれだけパン食を出したからじゃないのか?アメリカの小麦戦略に乗っかってさ。それで、今更「国民が米を食べなくなったから」などという戯言を、なぜ信じられるのか。
 米の消費量が減ったのは、自然現象ではない。明らかに国策。それに、小麦や大豆に転作促しながらも、この前、小麦一俵(60kg)3000円の買い取り価格だと聞いて、誰が転作なんかするか、と思いました。実際、Wさんのご両親も口揃えて言ってましたよ。
 消費者(労働者)には低賃金を押しつけて低価格社会に依存させておき、生産者には低価格を押しつけておき、一部の企業だけが200兆円を超える内部留保をため込んでいて、ファンドやデイトレーダーが株で儲け、税金をまともに払わないシステムを作っている。
 こんなバカなことがあるか。体中筋肉痛になって、汗や家畜の糞尿にまみれ、国民の命を支えている農家たちが、明日を食うや食わずの生活をしているのに、なぜ無駄金と贅沢をむさぼっている人間がいるのか。せめて、自分を生かしてくれている農家たちに礼を言え!そして、彼らが生きていけるだけの保証を認めろ。それでなくても、高齢者にとっては重労働なんだぞ!!そして、労働者に賃金を払え。生産物に対するダンピング(低価格化)をやめさせろ。
 正当な賃金と正当な対価を国策として義務づけるべきです。正当な賃金がもらえない人に、正当な対価を払うのを押しつけることほど無知蒙昧な考えは、どのくらいあるでしょう。

 はい、ネタ切れの一日。しかも、1日遅れの更新。
 職場から打っています。(悪)

天気:くもりのち雨、夜は強く降る(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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