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従属栄養生物

2008年 4月 22日

 ドラクエのやりすぎで眠い。
 これ、ただの怠惰という。
 それはともかく、出勤。今日はたっぷりサンプルありますよ!
 それで、ついでに、Sくんが熱を出して休みました。電車でもどこでも咳している人多いですからね。


 今日の抽出は、一体サンプル、何だろうねぇ?たぶん、誰も当てられないと思います。いつか、忘れた頃にでも答え書こうかな…。
 で、珪藻土カラム(主に水と水溶性の物質を除いてくれる)をスルーするやつですから、だいぶいかがわしい(写真ではに見えるけど)です。
 たぶん、タール色素でしょうな。成分なんだろうなぁ。


 今日も、オパーリン語の解読を進めていました。念のため、原著ではないので。
 今日のお話は、「従属栄養生物」ということでした。
 この、従属栄養生物に対する言葉として、独立栄養生物というものがあります。自分で、代謝に必要なエネルギー(化学ポテンシャル)のあるものを作り、それを呼吸(細胞の)に使うものが後者です(かなり曖昧な表現ですが)。
 人間はどちらの側でしょう?
 前者、従属栄養生物です。毎日、有機化合物としての食べ物食べて生きているでしょ?
 それに対置する独立栄養生物は、今、新芽が眩しいお茶の木やいちょう、花水木たちみたいな、緑色植物たち(光合成生物という)。もっと原始的なものであれば、鉄細菌とか亜硝酸菌とかいたりするみたいですが(化学合成生物という)。
 でもね、独立栄養生物のみなさんも、従属栄養生物と同じように、エネルギー物質(グルコースやアミノ酸、有機酸など)を代謝しています。当たり前の話ですが、独立していることと、従属していることとは、ほんの少しの差ですね。
 更に、この独立栄養生物さんたちは、進化学的には、従属栄養生物さんたちの時代をくぐり抜けてきたのでした。でなければ、わざわざエネルギー順位の低い二酸化炭素(などの炭素源)から、エネルギー順位の高いブドウ糖などの物質を作る必要なんてないですから。
 更に更に、独立栄養生物ばかりでこの世がハッピーかどうか?
 …たぶん、炭素源がなくなって死亡ですね。作った栄養を消費する者がいないと自分が滅ぶというおかしさよ!(っていうか、そういう世界が存在していないのでこういう説明自体が変なのですが)
 それで、今があるのですなぁ…。

 というわけで、助け合って生きていこうということにしましょう。バリバリ前に進んでいる人が偉いわけでも、それだけで成り立つ単純な世界でもないのですからね?
 うん。きっとオパーリン…じゃなくて、自然の理はそれを体現しているんでしょう。
 もう、誰かをばかにしたり、蔑んだりするのはやめましょう。…って、何回いったかな。

 さてと、僕は明日、調査に出掛けますよ。ある人から見れば自立的で、プログラムを作った人からすれば従属的な、調査にね。
 …寝坊したらヤヴァイな。

天気:晴れ、もやがかかっていたようだ(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

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