大森林の休日
吐き気(実際吐いていたわけではないが)でつらかった寝付き前は、明日の朝はどうなるのかと思っていました。しかし、しっかり北海道タイムのふうたろうの体と心は、朝飯開始前に目覚めていました。
駅前にある藤田観光ワシントンホテル旭川の朝食はかなり美味かったので、食べ過ぎるほど。
さて、今日はお約束の休戦。靴も濡れまくっているし、装備を整え直さないと話にならないため、今日はいくら天気が良くても休戦なのです。
ええ、休戦がお約束なのではなく、ここがお約束の地なのです。ふうたろうの聖地のひとつです。三股山荘(北海道河東郡上士幌町)。
三股山荘はふうたろうが行こうと思うと、必ず15時57分の旭川行きのバスに乗らないと閉じ込められてしまいます。行きの場合は山にでも籠もっていればよろしい(ぇ
最初はピザトースト。今日は朝飯をかなり食べましたが、早かったし昨日までの消耗は激しかったし、まあ、大丈夫。たぶん。
1年ぶりですから、ゆっくりしましょう。…といっても、時間がほぼ正確に3時間12分くらいしかない(←日本語おかしい)ので、ゆっくりも慌てるもないのですね。ここにバスで行き来する人、日本に何人いるでしょうか(黒笑
2段目は…えっと、メニューの名前忘れましたが、ジャガイモを使ったサラダのようなものがフランスパン風のパンに載ったものです。これもかなり美味い。冬を越させたジャガイモを使い、こだわった季節限定品だそうです。
3段目はソーセージセット。ふうたろうが生野菜が得意でないという話をしていたら、キャベツなどを軽く炒めて出してくれました。トマト(生)がダメだというのは去年から覚えていたそうです(ふうたろう自身さえそんなことを言っていたのをわすれています)。
腹ごなしに散歩します。明日からまた、この東大雪の山にアタックをかけますが、ずっとカウンターに座っているわけにもいきませんもの。
三股山荘横にある林道が奥に続いています。ここが明日登るクマネシリ山系への登山道および林道だと思いきや、そうではないようです。
石狩連峰と広大な森林が魅力の東大雪です。その昔、このあたりには1500人とかいう人数の住民がいたそうです。ここまで鉄道も通っていて。木材の町だったとか。
それが今はこの通り。彼方に軍艦山やニペソツ山が見えます。きっと、人の文明がなくなった世界というのは数十年単位で自然に還っていくのでしょう。
奥に入る前に湿原がありました。家の庭に湿原があるというのは何とも羨ましい…
が、そんなときにカメラの電池が切れました(滅
しかも、そんなときにカメラだけを持って外に出てしまったので、カウンターに置いてきたカメラバッグの中に取りに行きます。興が冷めます(滅
やせこけたキタキツネがうろついていました。三股山荘の人曰く、最近いたずら放いているらしいです(笑
こういうときはPLフィルタを効かせすぎたら逆に台無しになりますね(滅
このあたりも、もう少し後になれば花も咲いてくるのでしょうか。
石狩連峰、…根曲がり廊下から石狩岳のあの地獄のコースも見えます。
ちょっと奥に入ってみました。彼方にピリベツ岳(左)と西クマネシリ岳(右)が見えます。通称おっぱい山と云うそうです。
では、15時57分のバスに乗るために三股山荘を出ます。ごちそうさまでした。
ヌオッ(゚皿゚;)
層雲峡に着いたら雨…?いや、強い湿雪が降りまくっているではありませんか。バス停から、今夜既に予約している層雲峡ユースホステルまで、坂を登ってけっこう歩かねばならんのですよ?しかも、ふうたろう、ザックも含めてパソコンなども持っているフル装備。走ることさえできませんがな!
雨(雪)の止み間を狙って向かいます。でも、断続的に降るのが雨や雪というもので、しっかりゴッテリ濡れ倒します。
朝陽山の方が白くなっています。
ああ雪景色がきれいだなあ(じと目歯ぎしりヴォー読み
ユースに着いたら、明日にはまた山行が待っているので、靴乾かしたり洗濯したりと、ジタバタ。軽く夜飯を食べようと、近く(歩けばめんどくさい距離だけど)のセイコーマートまで買い物にいこうと外に出たら、快晴になっていました。
明日はまたにわか雨や雷雨とかの予報が出ていますが、ふうたろうが向かう場所ではどうなるでしょうか。ホント、安定しない天気、困りますね…
そして、今夜もまた、吐き気で眠れない(滅滅滅
もちろん、ある程度すると眠れるようになりますが…ストレスです。
天気:晴れ時々くもり、夕方一時雪で強く降る(北海道旭川市・上川郡上川町・河東郡上士幌町)