梯子を下ろされて(クマネシリ山塊【シンノスケ三の沢林道~尾根?コース】:北海道十勝支庁)
具合の悪かった夜も、朝になれば復活しています。本当に何か悪い病気にかかっていなければ、例外なく回復しています。
昨日の夜の宿泊客はふうたろう以外には東南アジア系の青年ひとり。しかも素泊まりで、朝食はふうたろう一人。朝だけは本当にハラが減るので、おかずを食べまくった後、パンも食べまくりました。
今日はクマネシリ山系を攻めにいくのですが、なにぶん十勝三股行きのバスは昼に一本あるだけですから、それまでユースホステルの食堂で日記の記事を書いて過ごしました。そしたら朝は晴れていた空がいつの間にやら…
三国トンネルを通過したバスから見えた東大雪の大森林は(Θ_Θ)どよーんでした。
そして、今日は平日・水曜日。月曜休みの三股山荘は、祝日が火曜日まで続いたので今日は振り替えの休みです。
さあ、行こう。まずは林道の入口まで国道273号線を三国峠に戻る方向へ。
葉を出していないシラカバの隙間から通称おっぱい山が見えています。ふうたろうはあれをふたつとも登った上に、西クマネシリの東にある「クマネシリ岳」にも登るつもりでいます。
シンノスケ三の沢林道の入口です。ここから5~6kmほど林道を詰めていくことになります。
ここを歩いてクマネシリ山系に登る人はどのくらいいるでしょうか。しかし、ふうたろうは歩くしかありません。しかも、110リットルのザックを背負って。
でも、明日の朝は晴れる。たぶん。だから、進む。っていうか、既に今日は梯子を下ろされていますんで。
おや?「西クマネシリ岳」の札がかかっています。ふうたろうには珍しいVIP待遇ですな。
ここ、木の折れ方が異常です。どか雪が降り積もって折れたのでしょうかね。
シンノスケ林道は分岐しています。さっきは「西クマネシリ岳」の札がありましたが、分岐の度にあるわけではありません。地図で進むのがいちばん正確です。
地図上の林道はここあたりが終点です。そして、駐車場があって、「車上荒らし注意」の看板があります。こんなところまで車上荒らしに来る執念の方にむしろ敬意を表したいけどね(黒笑
と言いたいところですが、雪質の悪さは地に落ちています。足を踏み入れたら本当に地面まで踏み抜きます。まさに地に落ちています(滅滅滅
しかも、登山道はここから先、どこ行ったらいいか判りません。ふうたろうの地図にはここからそのまま南東のだだっ広い尾根に上がるように破線が描かれています。
しかし、ゴールデンウィーク中に入ったのか、スノーシューの跡が一人分、ありますので、それに追従してみます。
どう見ても、沢筋をそのまま登るような踏み跡が付いているようにしか見えません。ふうたろうの持っている25000分の1の地図とは明らかに違います。
ふうたろう、これでも地形だけは把握しています。しかし、地形(岩石)の上にはたいてい植物が生えているものです。また、沢筋には水が流れているものです。
足場がなければいくら地形が判っても歩けないんですけど。
とりあえず、ふうたろうの持っている地図を信じます。地図のルートはこの急な坂の上のだだっ広い尾根の上にあるはず…!
しかし、徹底的に踏み抜く雪と倒木とヤブにひたすら苛まれます。
まあ、そんなお花畑な妄想は、そのあとのルートでとことん打ち砕かれますから覚悟してください(白笑
ウボァー(゚Д゚)
なお、どさくさに紛れて雨がポツポツ降り続いています。全身カッパ装備で、わかんを履いたり脱いだり、雪ヤヴ道なししっとりゾーンと全面戦争しています。
この切り株を見ると、大昔、ここは道だったような感じがします。
現在地が不安になるほど道がない。天気の悪さと夕方になったのとが相まって、1274mピークの手前付近で闇テンのススメもといビバークをすることになります。なんだかんだ言っても、もう18時過ぎていますからね…
あまりにもひどいルートに絶句するしかありませんが、それをさらに苦しくしているのがひどい雪質!VIP待遇とか言っていた頃が懐かしい(ヴォー読み
とりあえず今夜はチャーハン食って、明日は最低限西クマネシリ岳までは行きたいと思います。
天気:晴れのちくもり、午後から小雨・小雪ぱらつく(北海道上川郡上川町・河東郡上士幌町)