草ヤヴの直滑降(飯士山【神弁橋~奥添地コース】:新潟県)
昨晩のホテル(越後湯沢)到着も遅かったので、今日の飯士山実行委員会もアヤシいものでしたが、どうやらホテルを出るところまではうまくいきました。昨日の高速バスの途中の、上里サービスエリアで買っておいた「ますの寿司」(富山県の名産品だが鱒はどこ産か知らない)をイナヅマ食いし(全部食えなかったが)、5時49分、この場所に立ちました。
なお、11時半までには越後湯沢駅に戻ってこなければならないので、今日はタイムアタックです。
天気予報は雲が多めだとのことでしたが、雲はむしろ少なめの晴れです。蒸し暑いですが、まだ気温は低いので、鬼の居ぬ間に洗濯、ということで行きましょう。
何の変哲もない平日の朝に登山口に向かうふうたろう。午後から研修が始まるという特殊な条件は、このように活かすべきです(`・ω・´)キリッ
今日は山と渓谷社の『新・分県登山ガイド』の新潟県版の通りに歩いてみようかと思います。コースのランクは、体力度Lv.2、危険度Lv.2です。ふうたろうの常識との比較が今こそ試される(何
そして、登山口直後はいきなりウボァー(゚Д゚)でした。朝露だくで、少なくとも靴はびしょ濡れの刑。
そして、ここから820mの縦走起点まで急坂の洗礼を受けます。眠気と、ますの寿司イナヅマ食いの主作用(胃腸症状)と副作用(喉の渇き)と、加えて眠気が、デルタアタックしてきます。さすがにキツいなあ(ヴォー読み
水はガンガン飲んでよろしい。2.5リットル持って来ているので、浴びるほど飲んでよろしい。いざとなったら500mlのスポーツドリンクもあります。
広葉樹林帯。明るくて気持ちいい…といいたいですが、やっぱりガチの真夏は暑い。
あっ!
…という間に、縦走起点の標尾ノ頭(820m程度のピーク)を過ぎました。休憩を挟んで7時10分到着なので、ガイドブックのコースタイムの3分の2以下で通過したことになります。ちょっと飛ばしすぎか?(Θ_Θ)どよーんのくせに。
山の同定をしたいなら、山と高原地図の『谷川岳』を持ってくればよかったですね。25000分の1で歩くのに支障はありませんけども。
この縦走路は、たまに岩場がありますが、それよりもキツいのは急坂です。転がりそうな急坂。でも、思っていたよりはスイスイ進めるレベルのルートです。
その代わり、得られる眺望は素晴らしいと来た。越後湯沢駅、見えていますね。
トラロープみたいなのが設置されるこの道、逆にそれが邪魔になることもあります。ふうたろうは基本的には掴まずに行きます。
そして、スキー場から上がってくるコースと出合います。ここで8時11分。やはり、コースタイムの3分の2です(休憩含む)。荷物軽いと、楽ですな。
帰りはここを通って再び越後湯沢駅に向かう予定でいます。それがガイドブックに出ているコースなので。
あれですね、飯士山山頂。ふうたろうの仕事前の準備運動にちょうどいい山、ごっつぁんです(何
地元の小学校の先生方が男女4人で遠足の下見に来ていました。いや、子どもたちのために、ご苦労様です。
それにしても、ふうたろうの小学校時代の遠足なんて、良くてケーブルカーの生駒山とか、ひどいときは堺市の大泉緑地(何)とか、散歩かよ、と(滅滅滅
どちらかというと、秋の遠足の方が充実していたような気がします。いや、都会の公園とかマジやめてくれと。
というわけで、8時26分、山頂到達。これはコースタイム半分。4時間のコースを2時間37分で来たので、まあ、いいとしましょうか。これならかつる(黒笑
山頂からは谷川連峰の一部の他、巻機山も見えます。八海山も見えたかな。
奥に六日町や遠く新潟市方面の見える場所があったのでそちらにも行きます。
レンズ雲があります。ダイナミックなものではないけど、これもそう呼んでいいと思います。台風などが来ているとき、よく見かける雲です。
ふうたろう一人で、一応記念撮影。ま、人相は相変わらず悪いね。下界では顔色も悪いけど(じと目
あの、奥に見える山は苗場山かな。2000m前後の山でも、この時期はかなり暑いだろうなあ…あの飯豊連峰や朝日連峰も暑かった…もちろん昼間の話ですがね。
では、ちょっと飯士山西峰に行ってみましょう。たまたま山頂から見えたので、行ってみようと思っただけですが。
西峰はまた展望の良いピークです。地蔵さんもいます。
そういえば、コースを通して、クモの巣は多かったけど虫は一匹も出てきませんでした。いや、蚊が一匹いたかな…
ちょっと堪能したら戻りましょうか。このまま予定変更でこちらから下山も可能っぽいですがコースアウトしすぎですからね。
魚野川が作る平野。ここで魚沼産コシヒカリが作られる、と。でも、ここにも放射能は飛んだんだよね。苗場山のコシアブラから放射性セシウムは137だけでなく134も出ていますから。
戻ろうかと宣言してからが長いぞ。今度はさっき歩いてきた神弁橋コースの尾根を見ています。
このザレのところにはロープがかかっています。でも、そんなものに頼らなくても下りられます。ザカザカ進もう。
ここは、神弁橋コースとの分岐…ではありません。左側には「奥添地」と書いてあります。道がしっかり付いています。
あーあ、遂にコースアウトかましましたか。ま、スキー場を通るのは変わらないから、大して変わらないだろう(←こら
傷を付けられた木。何か文字が彫られているようにも見えますが、違いますかね?
シーズンはここが真っ白になるわけですね。そして、何の苦労もなく上がってこられる場所になると。
先生方は尾根沿いに向かっていきましたが、ふうたろうは遠回りする気はないので、ここを直進してみようかな、と。
もう、当初の目的(ガイドブックのコースを辿って比較する)はきれいさっぱり忘れてますな(じと目
中央下に飯士山。
経済とのバランスを考えると致し方ないか、この風景…
上のやつとこっち、どちらがいいかな…鉄塔の数がもっと多ければ、上のように切ってもありかも知れないかな…
雪がなければ誰も来ないだろうから食堂もただの小屋になっています。
このゲレンデ、無雪期は花の迷路にでもして客寄せすればいいんじゃないのかと思います。そして、さりげなく周辺の土産物屋などに人を呼ぶ。さっきのヤマユリやタムラソウ、他にもミヤコグサやヒメジョオンなんかもあったし、この山に元からいる花で埋め尽くしてやれば最高だと思うんですがね。
ふうたろう、リフトの位置を間違えていて、さりげなく道に迷っていました。迷うポイントではないところなのですが、迷っていました。まさに今、どこにいるのか判らないという罠。
まあ、道路は下に続いているだろう。それより、ここからあの縦走路が見えます。あと、部活動の夏合宿できているのか、音程のおかしなトランペットの音が聞こえます。
下りてきたら、岩原(いわっぱら)バス停がありました。10分ほど待ったら越後湯沢駅前に行くバスが来るようですが、折角なので歩こうかと思います。
ここから先はひたすら街中歩き。観光する場所ではありませんが、散歩にはなります。
これはオオハンゴンソウ(キク科)かな。大輪の花ですが、帰化植物らしい。「特定外来生物」などという汚れたもののような扱いを受けていますが、その名を汚したのは誰かなあ(棒読み
ここは、高速バスの湯沢バス停の出入り口です。ということは、ここから駅まで20分程度ということになります。
っていっても、夜なのであの山の稜線が見えたか見えなかったかすらアヤシいけど。
そして、そのあと長野県下水内郡栄村での研修に向かいます。お勉強したことを書こうと思いました。
…が!
ぶっちゃけ、集中できませんでした。考えてみたら、ふうたろうは参加する側じゃなくて、研修会を手伝う方だった。なので、書くこと無しですな(真顔
夜、宿の周りを散歩しましたが蒸し暑かったです終わり(滅ヴォー読み
天気:晴れのち時々くもり(新潟県南魚沼郡湯沢町・長野県下水内郡栄村)