Home > ふうたろう旅日記 > 暗い沢の谷間(清津峡満寿山【八木沢~清津峡縦貫コース】:新潟県)

暗い沢の谷間(清津峡満寿山【八木沢~清津峡縦貫コース】:新潟県)

2014年 11月 5日

 今日は平日水曜日。ど快晴の東京の、ビルで出来た死の森のなかで今日も労働‥
 ‥という感じではありませんね?
 今日の東京は朝から雲が多い。それでは、ここはどこかというと、越後湯沢駅前です。新潟県です。急遽、1~3日の赤旗まつり参加費まで払ったのに一切遊びに出られなかったアレの、代休1日目を行使します。
 ‥とはいえ、代休をとって山に来てしまうと、週末の山に差し支えるので、控えめの山にしておかねばなりません。間違ってもガッツリ歩いてしまうと、今週末の真昼山地(秋田県・岩手県)にダイレクトに響くので。


 というわけで、控えめにやって来ました、南越後観光バス・平標登山口方面行きで、八木沢口。


 ここから清津川に沿って北上して、清津峡温泉郷に至るハイキングコースが存在するとの情報を得たので、昨日の夕方決めました。思い立ったが吉日ということです。鉄は熱いうちに打て、ということです。


 というわけで、ふうたろうより先にそそくさと降りていったおっちゃんが前にいますが、後を追います。しかし、おっちゃんはザックを置いてなにかゴソゴソしていたので、その間にあっさり抜かしました。


 はて、この工事現場は何ぞや。


 ‥というように、社会を考えるには眠すぎます。何せ、昨日の夜もガッツリ「胃ムカムカ症候群」が勃発してくれましたので。


 で、ふうたろうはこの先、清津峡温泉郷まで抜けるつもりでいますが、このイラストマップには、どう見ても清津峡温泉という文字がないんですよね。鹿飛橋のところで案内を打ち切っている風でもあります。


 とりあえず、進みます。


 越後湯沢駅近辺で紅葉が見頃を迎えていたので、そこよりも標高の高いこの辺りは、若干見頃を過ぎてしまっているようです。


 なお、この辺りは「トレッキングコース」だそうです。「トレッキング」とはなんぞや?散歩とかいう意味か?


 先ほど、老夫婦(顔見てないのでなんとも言えませんが)っぽいふたりを抜かしました。「歩いている人がいて、嬉しいわ」とおっしゃっていましたが、おそらく、今日に関してはそう思えるのは今が最後だと思われ(笑


 土の中からパイプが出ていて、水がじゃんじゃん流れています。パイプの縁には藻が生えて、流れになびいています。いちおう、ごく僅かな植物が育つ程度の無機物類などは流れ込んでいるのでしょうね。


 地面には落ち葉。しかし、ここは谷間ゆえ、本当に日が当たらず、実に写真撮影が厳しい場所です。


 11月上旬というと、山にのぼるようになってからは、もう冬だ、というイメージです。解っているのだから仕方ないといえば仕方ないのですが、やっぱり冬ハゲ化するの、早すぎるなあ、とか思ったり。


 太陽は、かなり南寄りの空を通って行くようになっています。だから、ちょっとの山があるだけで、谷間はガッツリ暗くなります。ほんとに、写真撮影が厳しい。


 この写真の撮影時刻は11月5日9時26分となっていますが、半年ずれた5月5日9時26分の撮影時刻と比べてみたいものですね。陰も流芯までかからないのではないかと思います。
 同じ露光で撮影したら、おそらく白飛びするでしょう。


 このゴルジュには名前が付いているわけではありませんが、なかなか素晴らしい。シーズンには人も結構入るのかもしれませんが、今日は人っ子一人いません。


 この写真、正直、スマホのカメラの方がよく撮れているように思えます。ただ、ふうたろうの操作しているパソコンのディスプレイや現像技術など、至らない点もありまくるので、なんとも言えませんけども。


 とにかく日陰の多い今日の撮影は厳しい。光が足りない、ということは、青も赤もゼロに近い(黒に近い)ということですから、色があせているようにみえるのも致し方ありません。


 とりあえず、現像で色々あがいてみましょう。


 登山道を挟んで川と反対側に池みたいな水たまりがありました。


 ‥まあ、思ったようには、植物たちが望みの場所にいてくれることは少ないですな。いっその事、水面に思い切り接近して撮ればよかった、とか思わなくもないけど、ここ、ちょっと足を踏み入れると沈むんですよね‥。


 あれからどのくらい歩いただろう(何
 八木沢口バス停から1時間以上経過しました。鹿飛橋はまだまだ先。ひょっとして、ふうたろうの楽チンコースの目論見は誤りだったか?(フラグ


 しかし、ここまで至れり尽くせりの道は、ほんとに散歩道ですな。でも、ちょっとよろけて左側に行ったら、川の淵にヅドンですからね‥油断大敵です。


 黄葉主体の樹林帯。紅葉主体の場所はまだ一箇所しか知りません。平ヶ岳や越後駒ヶ岳付近は、赤の多い場所です。東北地方は‥どうなんだろ。


 黄葉のアーケードですか。


 高木の黄葉は美しい。教会のステンドグラスみたいです。


 さて、何やら指導標が出てきました。ここから右に行くと、そのままトレッキングコースから外れて、越後湯沢方面に向かって峠を越えていくようです。真っ直ぐ行くと鹿飛橋。
 まあ、迷いはないよね(真顔


 しばらく進んだところに登山道を横切る沢がありました。そこには水があまり流れていなかったので、清津川本流すれすれの崖の上まで、沢伝いに降りてみました。そしたら‥
 ウスグラいゴルジュだった(じと目


 しかし、そのあたりの紅葉は、おそらく見頃絶頂。ここには少しですが、赤系も交じっています。


 アングルを変えてみると、イメージが変わります。


 Sigma SD1 Merrillのディスプレイは言うまでもないことですが、ふうたろうの家にあるノートPC(Acer)もけっこうショボいのでディスプレイをちゃんと新調したいところです(←廃人化の始まり


 岩を流れる水の上に、落ち葉が張り付いていて模様になっています。探せばあるものですよ、自分の観光名所なんて、いくらでも。誰かが美しいと言ったものだけを追いかけても、ふうたろうは面白いとは思わないから、自分で探すのです。探す行為そのものが、面白いですから。


 鹿飛橋到達。ここから先は登山道らしい。トレッキングとの違いがはっきり言ってよくわからない。ふうたろうにはあまり関係ない話ですし。


 鹿飛橋からゴルジュを覗いてみる。ウスグラい谷に川が流れている‥


 鹿飛橋を渡ったら、いきなり急坂の洗礼を受けます。しかし、ここのは小手調べですよ(真顔


 ウスグラゾーンから早く抜け出したい。こういう黄葉をずっと眺めていたい。


 高石沢の渡渉です。ふつうの浅い川の渡渉のようですが‥


 すぐ横が断崖絶壁の滝になっています。滑ったらここから20mくらいヅドンします。


 上流側は穏やかなものですね‥、まあ、この部分だけは。


 高石沢を一瞬滑りそうになるも渡渉して、さらにしばらく進むと、水量の少ないガレ沢が出てきました。もちろん、地図で見れば、どこかは一目瞭然です。


 ガレ沢にぶつかって、それに沿って少し下ります。特に難儀はしません。


 それよりも、ここの森が美しいです。足元注意で進みます。


 風が強く、黄葉の木の葉を落ち着いて眺めることができません。


 この辺りは、黄葉が薄い。なんでかな~。


 黄葉も、たまにいいところはいい。でも、やはり6年前に平ヶ岳と会津駒ヶ岳に登った時の紅葉には、まったく及ばない。


 ん?(・ε・*)
 鼻?
 ‥ここは清津峡温泉までの中間地点らしい。バス停までの中間地点ではないので注意。


 この清津峡コース、光さえちゃんと届いていたら、最高のルートだと思います。まあ、今のところはそう思います(何


 何やら橋が見えてきました。ここが足尾沢川です。ここを過ぎたら地図で見れば判るように、どえらい急坂が待っています。


 橋を渡ったところ、つまり、足尾沢川の左岸側の橋の袂から河原に降りることができ、清津川に触れることができます。


 ここ、浮き輪を持ってきて流れに乗ったら、ここを流れている葉っぱのように、ゴルジュを堪能しながら清津峡温泉まで行けるんじゃないかな。
 まあ、そんなことやる人いないと思うけど。


 さて、急坂が本気出します。今回最もキツイ場所だと思います。


 遠くから見たらこの辺りは冬ハゲになっているように見えましたが、そうでもありませんね。


 鉄の階段。これ、しばらく続きます。


 黄色ばっかりの山ですね。いや、もちろん黄色も好きですけども。


 素晴らしい森ですね。今回は、眺望よりもこの紅葉(黄葉)の森を見たかったのですよ。


 見頃絶頂です。一部散っているものもありますが、全部の木が見頃なんて、そんな虫のいいこと、あるはずが無いですからね。みんな違う生き物なんですもの。


 なお、黄葉と戯れてはいますが、このあたりの坂はどぎついです。標高がどんどん上がっていきます。


 鉄の階段だけでは飽きたらず、ロープまで垂れ下がっています。


 川の上流方向を見ると、谷川連峰が見えます。あそこは、位置的に仙ノ倉山~平標山くらいでしょうか。関東平野を吹き抜ける、台風からの南風に乗って、雲が湧いているようです。


 急坂がいったん落ち着いたと思ったら、変なトラバース道をクネクネと歩くようになります。リボンがなかったら、かなり不明瞭な道で、迷うかもしれません。


 まあ、そんな時は歩けそうなところをゴリゴリ歩けばよろしい。


 休憩に良さそうな場所があります。落ち葉がふかふかしています。
 ってのはで、結構湿っています。その湿った落ち葉の上で、あんドーナツ3個、総計504kcalを補給。頼むから、ムカムカ症候群勃発しないでくれよ。


 とりあえず体調の方には問題が起こらないようなので、進みます。というか、今さら戻っても進んでも同じだからね‥


 あー、展望いいねー(棒読み
 ものすごい急坂なのですよ。さっきのロープの長さを見ただろう。


 この、悪魔の森にしかないような樹の枝を見よ!(じと目
 ‥見上げるのに首が痛いわい(じと目歯ぎしりヴォー読み


 脚立が2脚、並列で置かれていました。片方の脚立は、木の組織に呑み込まれようとしています。けっこう面白いものを見つけた。


 ‥その後、絶壁のような場所を何本もぶら下がっているロープにしがみつきながら這い上がっていくと、ピーク。
 なんかボロボロの指導標が転がっているけど、気にしない(真顔


 そのピークからの展望は‥


 ま、先進むか(真顔
 15時過ぎのバスに間に合うかどうかは、もはやビミョーですからね‥


 でも、バスにのるために山に来たわけではあるまい。帰れなくなるようなことがない限り、山を優先したい。


 鹿飛橋から人の歩いた形跡がないと思っていましたが、さっきのピークから清津峡温泉方面に少し進んだところに、焚き火をした跡のある広場がありました。テン場としても適地かな。


 しかし、そのすぐ横にある「水場」と称される場所は‥動物のうんこの香がなかなかいい感じで‥(じと目


 この後は尾根道の縦走路。ここは標高が高いので、木の葉は散りきっています。


 それにしても、今回の「山行」には、目的地はないのか。山名のある場所が今回のルートにはないようです。地図には書いていないのです。


 小さな楓の木があったので、ゴロゴロしながら撮影。110リットルザックを担いでいたら辛い撮影です。


 その小さな楓の木の向こうのヤブの向こう側は断崖絶壁になっています。そこから展望が得られます。でも、冬ハゲゾーンばかりなのは、紅葉を期待して来た心にはザンネンですね‥


 満寿山?
 おや、このコースに、山名のあるピークがあるとは。でも、三角点があるわけではないので、数ある小ピークの中でどのピークに当たるのか、判るかな?


 その満寿山の札の向こうは展望所になっていて、南~東の見通しが良くなっています。あの、太陽の方向に見える山は‥
 広域の地図(谷川岳)を持ってきていないので、ちょっと判りませんね‥。でも、地図を見る限り、残雪期や積雪期の天気の良い日にうろつくとなかなかタノシそうな山がいっぱいありそうです。


 そして、ふうたろうは更に先に進みます。もう、さっきの綱渡りというか綱上りというか、消防士の訓練みたいなところはありませんので、スイスイと。地図を見て通らなければならないのかとうんざりしていたピークは、巻き道で回避されていました。すなわち、928mのピークは通りません。


 特段迷うようなことはないけど、地図にある破線と、実際歩いた場所には、そこそこの乖離があるようなので、載っけとこうかと思います。変な谷とかに降りないようにしましょう。


 これは、イワカガミかイワウチワか何かの葉っぱですかね。思い切り紅葉しています。


 こどもバッタが乗っているものもありました。


 温泉のぞき。いやん(黒はあと


 日が傾いてきて、陰になる部分がかなり広くなりました。秋の日はつるべ落としと言いますから、まだ14時半になっていない今でも、もう夕方の感じが伝わってきます。


 彼方に、モヤの中に、街が見えるようです。十日町(市)ですかね?


 紅葉を発見しました。遠くから見ると赤い木はチラホラあるのに、歩いているとほとんど見つからない。なんでだろうなあ‥


 この、一日中夕方のような季節だからこそ、紅葉の「一年最後の晴れ姿」のような雰囲気も引き立つ、‥ような気がする。


 標高が下がってくると、冬ハゲではなくなります。今はまだ、冬枯れを楽しむ気分ではないので、もうちょっと秋と戯れさせてください。


 清津川対岸の山も、半分ほど影になっています。今日の山行は陰が多くて写真がつらい。
 ところで、真ん前のあの三角の山、やけに目立つので名前があるのかとおもいきや、標高900mほどの無名峰のようです。この辺りの山はかなり雑に扱われていますね。


 ふうたろうの歩いている場所も、樹冠まで完全に陰に入っています。写真撮影に耐えられていませんね‥


 これ、そこそこうまく撮れた。
 ‥ワケではなく、現像でゴマかしただけです。撮影した時からもう判っていたことです(真顔


 これ、今度こそうまく撮れた。
 ‥ワケではなく(略


 紅葉はなかなかのこの道ですが、日当たりの悪いのがネックでしたね。新緑の頃に来たらまた違う風景が楽しめたかも。


 下山口が見えました。ミドル・ハイキング、ほぼ終了。


 清津峡温泉郷です。"郷"というほどの規模ではないですかね。
 15時7分の、国道353号線を走る南越後観光バス・越後湯沢駅行きのバスまであと12分しかなく、その次のバスが3時間12分後ですので、この辺りで時間でも潰せないかと思ったのですが、そんなものはどうやらなさそうです。まあ、それ以上はここの観光地の威信を傷つける発言になるので、控えますが。
 でも、考えたら、清津峡の岩窟でも楽しんでおけばよかったとか、少し思わなくもない。


 とりあえず、歩いて清津峡入口バス停まで歩きましょうか。湯沢方面のバス(15時7分)は無理ゲーでも、森宮野原方面のバス(15時23分)はまだ間に合うかもしれない。


 そして、遠くで何かが動いた!(爆滅
 ‥越後湯沢駅行きのバスだった(遠い目


 国道出合のところにあるドライブイン。開いてるのかどうかわからない。


 ふうたろうが向かう(向かいたい)のは、「塩沢」方面なのですがね‥
 あの消防士ごっこゾーンを登り切ったピークのところで判っていたしいつものことでもあるけど、10分レベルでタイムオーバーってのは、精神的なダメージデカいですね(吐血


 スーツ姿の男性が一人、バス停にいました。今日は平日だから、仕事でしょうね。
 それにしても、乗車人数も少なく、場所によっては倒産に追い込まれそうになるような状況でも、バス会社はそれでも維持しようとするのはなぜでしょうね。もちろん、バス会社を経営する、という以外の仕事を見つけ、生業としていくことの難しさも理由にはあるでしょうけど‥


 というわけで、森宮野原方面のバスに乗って十日町市街地まで流れてきました。実は目的もあってこちらに流れてきたのですが‥


 ‥どうやら、ふうたろう、その目的地の場所を、完全に場所を忘れているようです。


 越後湯沢駅行きのバスは、18時近くにならないと来ません。どうしたものか(真顔


 ゾンビのようにさまよいます。けっこう精神的にキます(滅滅滅


 さらにバスに乗って、津南町まで流れてきました。食堂くらいはあるだろう(確かあっただろう)と思って。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 ‥世の中そんなに甘くはなかった(滅滅滅滅滅滅
 どうして そんなに ふうたろうは しにやすいの?


 ウロウロし疲れて、近くのデイリーストアでカップ麺を買って食べ、食料袋に入れておいたドライサラミを一本カジり、それでも余った時間は寒さと排気ガスと暗闇をタノシみながら過ごしました(つり上がった目
 予定通り18時半に越後湯沢駅到着。正直、あのバス停から湯沢まで歩いたほうが早かったんじゃないかという話もあるけど、国道353号線の往来を歩いて行くのは、落石以上に車に轢かれる可能性のほうが高そうなので、控えました。バスは通ってなくてもマイカーの数は多いですからね‥
 この後、池袋で週末の真昼山地(秋田県)の地図を買って、帰宅。22時近くなっていました。いや遠い道のりだった(ヴォー読み


天気:新潟県では快晴、関東平野ではくもり(新潟県南魚沼郡湯沢町・中魚沼郡中里村・津南町、上越新幹線など)

Comments are closed.