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天気は激変した(荒島岳【下山~中出(なかんで)コース】:福井県)

2015年 10月 24日

 今週もぶっとびカードで来ました、福井県。しかし、夜行バスがいくら新幹線に比べて割安だと言っても、月4回同じクラスの距離を移動すれば7万円前後かかるわけで。交通費を考えれば滞在期間を長くしたほうが圧倒的有利なのですが、それはサラリーマンの無間地獄というやつです。致し方ない‥
 それはともかく、今回の福井はかなりイイカゲンな旅の計画で(イイカゲンじゃない時があるのか怪しいが)、そもそも登山中心にするかIngress中心にするかさえもろくに決まっていない状態です。今この駅前にいる状態でそれですから、相当なもんです。
 え?登山届?なにそれ美味しいの(じと目


 で、飛び乗った電車で越前大野まで来ました。6時29分福井駅発の電車なので、バスがまともな時間に着いていたら間に合わないのですが、15分前後早めに着いてくれたので良かったですね。


 で、越前大野まで来て何すんの?って話ですが、ふうたろうが今回狙っているのは、まず幻のまぼろしの大垂でタヒんできた夢を見たあの荒島岳を、下山コースより撃破することです。2010年7月11日、参議院選挙の投票日に無意味な投票依頼を押し付けられながら雨降りの中登ったあの日にサヨナラです(歯ぎしり


 しかし、下山コースの公共交通限界地である越前下山駅まで行く電車が越前大野を出る時刻10時15分。越前大野到着したのが7時半。こりゃ、Ingressやるしかないでしょ。それに、朝メシもどこかで探さないと。
 それで、レンタサイクルを使ってぶっ飛ばしているところです。緑Portal多めなので暴れます。


 大野市には朝市があるようで、そこで何かを変えれば、と思ったのですが、甘かった(滅
 その認識の甘さの結果がローソンのコンビニ海苔弁という結果(爆滅


 海苔弁食ったらチャリを走らせ、大野城に向かいます。メダルの写真がいい感じなので、やっておきます。が‥


 ちょっと、時間が足りないんですけど。Portalを取るどころか、Mission以外のPortalにアクセスすることさえままならない。こういうことは登山でもIngressでもやりたくないですな‥


 さて、10時15分発(ちょっと遅れたけど)の九頭竜湖駅行きの電車で越前下山駅。越前下山駅までの始発に乗りたければ、大野市内に前日に泊まっておかないと不可能です。


 去年、ここで橋を渡って、車道を延々歩いて、まぼろしの大垂を見て‥


 そのままタヒんで帰ってきた夢を見た!


 今日は現実なので、しなないようにしないと。


 下山コースは、25000分の1の地図にルート表記がありません。あるのは夢の世界に出てきた破線のみです(じと目


 荒島岳山頂まであと4km、ですか。夢の世界にもこんな案内標がそこら中にあったっけ。


 今日は猛烈な急坂第一号がお出迎えしてくれましたが、道そのものはまともです。


 枝尾根に上がれば荒島岳のかなり端っこのピークが見えたりします。標高的には1240mくらい。


 実を言うと、今日の山行はオマケです。一度は登っている荒島岳です。ましてや夢にまで出てきた山です。オマケにしたいわ( ゚д゚ )クワッ!!


 それにしても、秋とは思えない猛烈な鬱空。視界悪すぎだろ、これ(゚Д゚メ)ゴルァ


 下山コースのメインディッシュは猛烈な急坂ですかね。クマも転がっていきそうな急坂なんですけど。


 紅葉は美しい。今年の紅葉はいいと思うのですが、どうも外れとか言う人のほうが多いような気が‥


 猛烈な急坂をガンガン登ってきたので、下界がどんどん遠くなります。


 しかし、ゴールが近くなったとは言ってない(真顔


 崩落したところがあります。ふうたろうの地図にはそれらしいところはありませんけどね‥


 日が照ると黄葉が輝いていい感じになります。


 標高1070mですか。
 よく見たら、ここから荒島岳山頂まで2時間30分?到着15時だと?!
 なお、越前下山駅発は、11時前後です。もちろんIngressの作業を加味しての話です。ここまで1時間半ほどで来たことになります。


 黄葉はいいのですが、ふうたろう、この頃疲れやすくなっていませんか。生活リズムや食事が崩壊しているせいですか。それとも、トシですか。
 さすがに途中休憩挟まんとやってられん!


 黄葉色あせ、黒くなった山が連なっています。やっと鬼急坂を登り切ったようです。時刻にして12時47分。越前下山駅出発から2時間程度。


 2011年9月の、四国で東赤石山から笹ヶ峰や伊予富士などを縦走した時を思い出す笹原。いや、もちろんあの鬼のような縦走の時に比べたら屁でもないですけどね、今日のは。


 ああすばらしい秋霞だなあ(棒読み


 山頂まで1kmか。だいぶ近づいてきたね。13時9分。


 空を漂っている雲はいい。天気下り坂なのも想定内なのでいい。


 でも、この(゚Д゚)ウボァーな秋霞は何とかならんのか。


 やっと小屋っぽいのが見えてきた。山頂近し。
 なお、途中で10分か20分程度休んでいたので、時間がかなり進んでしまいました。


 山頂に人が立っている様子が判ります。行くど、早く行くど~( ゚д゚ )クワッ!!


 山頂到着。2010年7月11日の雨と参院選の屈辱、2014年10月25日の夢の世界の幻影から、今解き放たれるっ!(何


 まあ秋霞が風流(ヴォー読みだけどね(真顔


 山頂で愛知県から来た青年と話をしてそのまま一緒に下山開始。ふうたろうは中出(なかんで)コースを下るつもりなので、勝原(かどはら)コースを下る彼とは、その分岐までですけどね。


 ハイパー鬱空に加えて下層雲がモッワモワ。


 どこかこの辺りで「もちがかべ」の案内標があったような気がするのですが、「壁」に当たりそうなところがないという罠。


 この辺りにもナナカマドがあるのかどうかは知りませんが、それっぽい実があります。


 「かべ」が何なのか判らないまま平坦になってしまうま(ぇ


 分岐のあるピークまであと少し。ピーク至る少し手前、佐開(さびらき)コースの分岐があります。


 さて、分岐です。ここで愛知の青年とはお別れです。ふうたろうは中出コースに向かいます。そして、ここからは、山頂で10人前後でワイワイしていたグループと一緒になります。


 秋は夕暮れ、ですなあ。


 この森は美しい。新緑の時期もまたいいでしょう。


 ふうたろうはあくまでも単独、小荒島岳に立ち寄ります。こんどこそ立ち寄ります。


 もう、落葉しかけの黄葉。いよいよ秋にも別れを告げる時が近づいているようですね。


 ま、ノロウイルスさえいなければ、このつるべ落としのような日没の早まりなんて、ただの物理現象でしかないですけど(真顔


 小荒島岳からは荒島岳の眺望が素晴らしい。
 荒島岳は深田久弥が勝手に選定した日本百名山の一つですが、本来山というのは、人それぞれ、見方登り方感じ方で何もかもが変わるものですね。300名山撃破のノルマから逃れたふうたろうは、地図上の出っ張りならどこでもいいという感じですもん。


 ピンぼけしまくっていますが、紅葉は綺麗ですね。


 この辺りの黄葉は枯れかかっています。10月も終わりですから、山の紅葉はそろそろ終りと思ってよいですね。


 さっきまで美しかった広葉樹林帯が終わりそう。


 植林帯になりましたか。


 ‥と思ったらまた広葉樹林帯に。


 雲は多めですが、夕日が差し込んでいます。


 もうすぐ16時です。下山、暗くなるまでに終わるでしょうか。


 ふうたろう、写真に人が載らないよう、それなりに気を遣っています。ふうたろうの遊びに人を巻き込みたくないのでね‥
 でも、さっき出会った人たち10人ほどのすぐ後ろにいます。後ろにいるのに写っていないというのは不思議ですねぇ。


 登山口到着。ふうたろうは一番近いJR駅ならば下唯野(しもゆいの)まで歩かねばなりません。そして、電車が来るまで待たねばなりません。でも、出会いもまた一興。何時まででも待ってやろうじゃないの。
 なお、ここにも何人かがポーズを取った写真があるのですが、載せるのは控えておきます。ここはあくまでもインターネット上ですから‥


 すっかり日も傾いてしまって、もう沈む寸前。鬱空の中にある太陽は、眩しくありませんね。


 あ、この林道との交差点、覚えてますわ。ここからさらに下唯野駅まで歩いて行く時に、ガッツリ雨に撃たれて、下唯野駅で濡れネズミになって電車を待ったのですよね。いや、ろくな思い出ではないですな(じと目


 言うまでもないことですが、常人であれば中出(なかんで)コースに、いや、荒島岳に公共交通機関オンリーで来ることは殆ど無いでしょう。
 ‥ふうたろうがマイカーを使わない理由は、車の運転が怖いから、がひとつ。マイカーをひとり一台という時代に対するアンチテーゼとしてもう一つ。ふうたろうの場合、移動距離の割にエネルギー使用量、二酸化炭素や窒素・硫黄酸化物の排出量が極端に少ないはずです。


 トイレの前に水場があります。手洗い、水汲みに使えますか。また、駐車場の端っこに足湯というか足水があります。言うまでもないことですが、冷水です。猛烈に冷たいであります。


 それでは下唯野駅に‥
 ん?(・ε・;)
 何だこの図は。暗闇の溝に落っこちてタヒんであの世の世界でも見ているのか?あの世でも写真撮る余裕があるのは大したもんだ(違
 ‥実は、さっき歩いていた最後のほうで、あのグループの山行を企画した女性が、何やらお食事会に誘ってくださいました。どうも、お仲間の方が職場に戻ってきたというので、お祝いみたいなものだと。
 うん、何でそんなところにふうたろうがいるのか、それでも判らないですよね?ふうたろうにも判りません(←こら


 ふうたろうは今、大野市自然こども館という場所にいます。ここでリーダーを務めておられるSさんにも承諾いただき、ガチ馬の骨レベルのふうたろうがここにいます。
 Sさんもまた朗らかな方で、初めて会った気がしないような雰囲気を作って下さいます。そして、周りに居合わせた他のみなさんも。
 それにしても、たまたま異物混入事件よろしく不純物のひと粒であるふうたろうを、なぜ誘ってくださったのでしょう。ありがたいやら信じられないやら‥ユウパリコザクラの会の時とは随分違う感覚です。


 食事会の途中から、寒冷前線の通過で雨が強く降ってきました。Mさんにこども館まで連れて来てもらったときはまだ全然降る兆候などなかったのに。
 ‥というわけで、Sさん直々に勝山駅まで送っていただきました。ふうたろうだけではなく、福井市に自宅があるというTさんもまた一緒に。Tさんはさっきのお食事会から一緒の方です。


 今日は最後、gdgdしていた前半をひっくり返すようなことが起こりました。思えばもうちょっと堂々としてよかったのではないか、いや、もう少し控えめでもよかったのではないか‥悩んでもしょうがないことを悩みます。誘ってくださったMさんも随分お若い方で、それもあってふうたろうの緊張は高まったのでしょうけど、それならなおのこと、もう少し堂々とすべきでしたかね。
 明日のIngressや登山をパスすれば、ゆっくり話もできたかもしれません。ここで別れて、明日を単独行動としたことが正解だったのか、これもまた、判りませんね。
 ‥夜は越前開発(えちぜんかいほつ)駅近くの騒々しいネットカフェで「寄生獣」を読んで寝ました。ふうたろうにも、シンイチがミギーやシンイチの彼女に対して持つような感情があればいいのに。
 あの雨、あの楽しいひと時とはあまりにも不一致な天気だと思っていましたが、思えば今日のふうたろうを取り巻く環境の激変を考えれば、これほど象徴していたものはないと思います。
 #77荒島岳2回めクリア。


天気:晴れ時々くもり、夜一時雨(福井県大野市・勝山市・福井市・大野郡和泉村)

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