有終の雨(滅)(黒部湖【奥黒部ヒュッテ~平の渡コース】:富山県)
今日は朝から雨で、土砂降りの瞬間もあったりします。
‥そういえば、ふうたろうが北アルプスの奥大日岳で体調大崩れした2013年8月3~4日、その4日が朝からまた土砂降りの雨で、室堂までずぶ濡れになりながら戻ったのでしたね。内蔵助を通って黒部湖まで行こうなんて思っていたけど、とてもじゃない土砂降りで‥ムカムカも酷くて、あれは風邪引いていたんじゃなかろうかと今となっては思います。夜行バスがアホほど冷房で冷えていたのでね‥
そして、今回は食中毒でボコられた翌朝で、やっぱり雨という、泣きっ面に蜂です。
しかし、今回、食中毒の症状は昨日の夜のうちにほぼ治まっており、今朝まで引きずってはいませんでした。朝の食事のスパゲッティもちゃんと喉を通りましたしね。もちろんふたりとも。
沢が増水しているとかいうことはありません。土砂降りと言っても、あの乾いた湿地を湿らせるかどうか怪しいレベルです。
雨で濡れるとこの丸太を組んだ道はスリップ天国となります。少し足の力をかける角度を誤ると、サクッと逝きます。
ところで、今日の写真は、いつものSigma SD1 Merrillで撮っていません。スマホのカメラです。雨がひどくてカメラ(バッグ)が濡れて不快な思いをするのがオチな上、ろくな写真が撮れないという二重苦です。本当なら写真すら撮りたくないレベルですが、写真がないと日記が書けませんからね(じと目歯ぎしりヴォー読み
フルオートのスマホカメラです。景色が全体的に暗いので明るくしようとするから手ブレするし、雲の部分は白飛びするし、不自然に全体的に明るい。gdgdすぎる(滅滅滅
丸太を組んだ道は、針ノ木谷の港側であれば、およそ奥黒部ヒュッテ側の半分程度。そこから港までは概ね土道です。
念のため、一旦登山道に戻って針ノ木谷の方に進んで確かめてみると、ふうたろうが6年前に使った桟橋が封鎖されていて、矢印がさっきの看板の方に向いていました。
それほど需要のあるコースではないのは十分知っていますが、渡し船を使わないと黒部ダムに抜けられないクソルートなんだから、もう少し何とかしてもらいたいですな。桟橋から黒部湖まで船に乗せてくれるとかならここで待っている余裕もありますがね。
いちおう、この平の渡の船は無料です。しかし、有料でもいいので、黒部湖に直通する便を設けてくれんもんですかね?
とりあえず、平の小屋さえ写真に撮っていないことから、やる気のなさは最大であることが判ります(真顔歯ぎしりヴォー読み
ここは平の渡から数えて最初の広い河原の場所です。
まるで水平道のように地図は描いてるよな。これ、アップダウンの連続なんだぜ(じと目歯ぎしりヴォー読み
ロッジくろよんが見えてきたのは13時過ぎ。奥黒部ヒュッテのテン場を出ておよそ6時間(待ち時間1時間含む)。
肌色の変わったキノコです。雨が降りまくっていて湿気を帯び、さぞかし元気なことでしょう(生暖かいじと目
ロッジくろよん到着。最初にロッジくろよんを見た場所から、ダム湖に道を迂回させられ、55分後のことです。ここで小屋に設置されてある自販機でジュースを買って飲みます。250円の高いジュース。下界ではディスカウントストアとかで激安で売っているジュース類ばかりが取り揃えられていましたが、場所と疲労がうま味をつけてくれていました(真顔
さて、黒部ダムのところにひとつやり残したMissionがあったので、そろそろIngress立ち上げましょうか。
‥と思ったら、ロッジくろよん周辺に緑Portalが大量にあることが判明。でも、戻る気がしないので、黒部ダムまでのPortalを処理することにしました。
黒部ダムまで来ると雨は上がりました。しかし、この黒部ダムに来ると、いつも身体が濡れているような気がするのです。
今回の北アルプスの始まりの時、ここはほぼ快晴でした。それから1週間で、尾根をグルっと回って、同じ所に戻ってきたのです。
Missionをふたりでクリアして、終了。トロリーバスに駆け込み気味の乗車をして、扇沢へ。
扇沢より先、信濃大町の福祉施設にある温泉施設みたいなところを利用し、大町市中心部でケーキを買って食べ、穂高町付近の爆盛り中華料理屋でふうたろうだけ打撃を受け、松本駅前で慌ただしく彼女と別れるも切符のトラブルで東京方面行きの最終電車に乗れず、高速バスで新宿まで。
疲れていたのでしょう、高速バスではほとんど寝ていました。帰ってきたら日付が変わっていて、改めて、登山前と下山後の厳しさを思い知らされました(何
これで7泊9日の北アルプスの旅は終わりです。思えば笑えない罠もありましたが、天気は奇跡的に晴れが続き、終始展望に恵まれました。一人とは違う山旅を味わいました。これはこれでいいと思います。もちろん、単独山行の良さは揺るぎありませんけどね。
彼女も、よくがんばった。できれば、荷物をあと4~5kg持っても今より速く歩けるくらいの体力があればベターだと思いますが、それは、あくまでも個人的な願望として書いておきます。
さて、夏の大仕事が終わったあと、これからまたふうたろうは隔週で一人旅に出直すのです。
UC:0
FD:1、夜一時2
天気:くもり時々雨、大町市街地では一時日がさす(富山県上新川郡大山町・中新川郡立山町・長野県大町市・松本市・南安曇郡穂高町、中央自動車道など)
ロングコース縦走、お疲れ様でした。
若いし体力ありますね、さすが健脚。
夏は暑くて体力を消耗するし、テント泊では私は二泊三日、三泊四日位が丁度よいです。
食中毒、大変でしたね。
山の夏はあっという間、今年の紅葉に期待したいと思っています。
ありがとうございます。
6年前の絶好調を思うと、ずいぶんペースが落ちたなと思います。それとも、誰かと一緒に歩いているから、でしょうか。
僕も今までは長くて3泊程度でした。それが一気に7泊というは、なかなかなものでした。充実というよりも、思い出深いものという思いが強いです。
食中毒はヤバイです。本当に気をつけないと、命に関わりますね‥
紅葉の時期、もう一度北アルプス、Ingressやりに行けたらいいと思っています。