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旅日記爆発

2008年 4月 26日

 出発前夜。北窓に置いたサボテンに水をやりました。10日後にはもう花も咲いているかなぁ。(今は、さんふらわあさっぽろの中で書いています)
 さて、いよいよ、旅が始まりました。10日後にこれがアップロードできているでしょうか。


 出発間際まで、ドラクエをやっていたため(ラスボス戦に突入して、エンディングに入ってしまい、犬死に)、特急を利用。上野から水戸まで直通の電車で、楽でした。常磐線を沿いを離れて初めて恩恵を受けた特急列車。
 車内では、後ろで、2~3歳くらいの女の子がずっとしゃべっていました。お父さん、お母さんは疲れているような感じでしたが、僕はほほえましく2時間強。


 鹿島鉄道で大洗駅まで。もう、この風景も見慣れました。いつも代掻きが始まるか終わった頃の田んぼを見て、北海道に向かうのです。何年先までこれを続けるのか、代掻きの数だけ北海道に行くのかなぁ。


 大洗駅から大洗港まで歩かなければなりません。時間的には30分くらいですが、最初の市街地を抜けるだけなら10分くらいです。
 それにしても、大洗に来ると、いつもくもりか雨です。今日は小雨ぱらつく曇り空。暗いです。
 ま、北海道ではれてくれれば、何も文句は言いませんが。


 船に乗ってから、お隣に来たライダーさんとくっちゃべっていました。去年は強気のおっさんとケンカになりましたが、今年は二の轍は踏むまい。
 そのライダーさんは僕と同い年。出身も同じ場所らしく、驚きあっていました。製薬会社の営業さんなんだって。僕の飲んでいる薬に反応たようです。
 まぁ、そういう出会いがあれば、お互いの自己紹介もあるわけで、大学とか職場のこととか、話しました。
 言われることが多いのですが、「頭がいいなぁ」と。でも、国公立大学と大学院に行ったからと言って、頭がいいとは思わないんですね。
 僕には、京大や立命館大の知り合いがいました。確かに頭は切れたかも知れない。でも、それが「頭がいい」の基準では、ない。ただプライドが高いだけの人も多く見てきました。東大の獣医学部にいた人を見たこともありますが、ダイオキシン問題を話しているときに議論の内容を読めず、構造の話を続けていました。(o-位に塩素が付くと平面構造が壊れて何とかという話)
 一方で、一流と呼ばれていない大学に行っている人であっても、僕がその当時持っていなかった感受性や経済学・政治学などの知識を持ち、自立的にアクションを起こせる人もたくさんいました。もちろん、東大の人であっても、そういう人がいたし、実際世話になりました。
 そう、僕はただ化学が好きで、山が好きで、所属の関係で政治や経済も学ぶことになって(価値の理論など)、今に至っているだけです。ただひたすら自分の持っている一部のエネルギーと、周囲(の人や物)から与えられる大きなエネルギーの中で、自分を少しずつ変えてきただけの話です。そう、僕がオパーリンの本を紹介されて初めて読めたように、「助けにすがって」生きてきただけの話。
 

 明日もまだ一日移動日。先は長いなぁ。
 今、20時42分。苫小牧港到着は予定では13時半。ほんとに長いよ。寝て過ごしましょうか。それとも、今目の前にいる彼と話しをしようか?

天気:くもり、小雨ぱらつく(埼玉県所沢市・茨城県東茨城郡大洗町)

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