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オニタビラコ

2006年5月15日

 今日は寝不足でしたが、比較的体調はよろしいようです。食欲も十分。そういう日は色々思いを馳せます。今日はある人からメールが来て、生き方を改めて問われました。内容的に公表できませんが、自分が何故、今ヘロヘロになりながらでも色んな活動に首を突っ込んでいるのか、と。

 最近、ずっとそうですが、過去の思い出が蘇ってきて、固まることがあります。大体が、「あの時こうしていれば」なんてことだったり、「あの時はああいう心境で、あの行動はその辛さからの逃げだったんだ」とか、あまり前向きではありません。でも、今はそんなに後悔する生き方をせずに済んでいます。辛さから逃げる必要もあまりありません。そう思えば、何年か前よりはずっと楽な生き方ができているのかも知れません。
 でも、それはひとえに周りに仲間がいるからです。自分が相当気を許せる人が近くにいることはとても大きい。以前は誰に対しても気を許せなかった。だから、いつも孤独で、自己否定的で、それゆえ独善的で、攻撃的で、共依存的で、足りない脳内麻薬を補っていました。非生産的な異性との関係もありました。もう何年も前ですが。今が自立的にその足りない脳内麻薬を補えているかというと、決してそうでもありませんし、「やっぱり辛い、消えちまいたい。」なんて思うこともあります。しかしそれでも「捨てたもんじゃない。」と思える時を、多くの仲間がすぐに与えてくれます。そういう環境にいると、何故か自分も想像できないくらい人のことを「想う」態度に出られるのです。「あ、研究室のあの先輩、今どうしてるかな。」なんてことを思ったりするのです。

 それでも、やっぱり疲れます。特に、体力が持ちません。体力の限界を感じます。老人みたい?いや、これは過労かな。どこかで休まないとと思っても、それを許さない社会がまた現実にはあります。

 今日は通勤途中の道で生えていたタビラコ(キク科)を撮っていました。図鑑によると、これが春の七草の「ホトケノザ」だそうです。食えるのかな。

 そしてこのタビラコ、割れた住宅の壁の隙間から茎を伸ばし、健気に花を咲かせていました。強いね、生き物は。

天気:曇り時々晴れ(茨城県取手市・東京都豊島区・板橋区)

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