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空回り

2008年 9月 10日

 脅迫のようなメールが来た夜が明けた10日朝。中途半端な睡眠で、何となく自責の念に駆られて、不幸オーラ漂わせながら出勤。しかも、携帯を持ち忘れ、30分も遅刻。まるで不幸の法則のようです。


 出勤したら、農薬の抽出サンプルはあるので、さっさと開始。メールのことを主任に話すも、当事者でも何でもない主任に通じるものはほとんど無く、なめたねじ山とドライバーのような感じでした。ただ、不幸オーラは感じてくれて、気は遣ってくれていたような。
 黙って作業するので、待ち時間は実験机に顔を突っ伏すも、意外と早く終わりました。作業工程を身体が覚えているのですね。


 家に帰る前に、Yのお誘いで、『職場のメンタルヘルス』と題した企画に出掛けました。
 @市ヶ谷、19時。
 しかし、市ヶ谷に向かう有楽町線の中で、掌の冷や汗が止まらず、市ヶ谷で下りられないのではないかとさえ思うほどの不安感。なぜこんなに予期不安に駆られるのだろう。Yに会うのが久しぶりとはいえ、そんなに怖いか?
 市ヶ谷駅には、Yとその友人、Mさんがいました。意識朦朧気味のふうたろうはYに引かれて会場まで。背中をぽんと押され、「さあ行くよ」のかけ声には、やや安心できたかも知れません。
 メンタルヘルスの話は…、だいたい、僕が聞いて驚かない程度の中身でした。上手く表現できませんが、嗜癖(しへき)(Non)Lem睡眠の概念など、概ね知っていることだったし、生活スタイルを、経済的にも時間的・空間的にも社会に合わせざるをえない今が原因というのも、身を以て感じていたことでした。誘ってくれたYには申し訳ないけど、講演の中身自体は、それほど目新しいことではなかったかな…。ただ、睡眠が重要だというのは解った。そういう意味では、収穫があったと考えることもできる。
 帰り、市ヶ谷駅前ですぐに解散、ということになっていながら、立ち話。これは僕の勝手な希望的観測ですが、Yたちも気を遣ってくれたのではないかと思いました。会場で知り合ったTくんは底抜けに明るく、Mさんは寡黙でもなく喋りでもなく、行く末を見守るように。
 今日のように不幸オーラが流れている日は、新しい出会いも良いが、ある程度慣れた人と話をするのが一番です。
 Yは明日(11日)から箱根に行くとか言ってましたっけ。遅くまでありがとうよ。本当は、講演の中身云々より、Yに会えることの方が重要だったよ。掌に汗掻いていたのも、君にあわせる顔があるかどうか、不安だったんだろうな。
 …ちょっと最後は間延びした感じの解散のしかたでした。これは僕の思考が空回りしていました。特に、Tくん、すまない。事情も知らないTくんは多少驚いたかも知れないな。
 Mさん、ドラクエ7やってみな。フリーズに泣くぞ。
 と、まぁ、独り言にしかならないけど、最後、メッセージ気味に書いておきます。
 気分は晴れはしないけど、帰ってきてから日記やmixiに激励の書き込みがあって、何とか起きあがりました。合わせて感謝します。
 「人の助けにすがって生きていることを実感してこそ、自立した人間である」
 まったくその通りだ。


天気:晴れ時々くもり(東京都千代田区・板橋区・埼玉県所沢市)

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