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矛盾を装備したような旅ってどうかな?

2025年 8月 11日

 一晩休むとかなり調子が戻っていました。睡眠不足がパフォーマンスを劇的に低下させるって、はっきりわかるのですね。
 さて、このあとの目的地は、ドラクエウォーク日本100名城スポットの「根室半島チャシ跡群」‥なのですが、今日一日で普通列車を使ってたどり着くのは事実上不可能なので、釧路の快活クラブまでとします。そこで本日の鬼門となるのが、石勝線追分~新得です。ここもまたJRが18きっぷなどで利用可能な列車を絞っているので通過が困難です。通過可能な時刻は1日2本。南千歳11時40分と17時42分のみです。もはや18きっぷユーザーのために設けた関所です。ドラクエウォークのガチャ課金みたいに、特急課金誘導が本当に露骨ですね。
 とはいえ、昨日の長万部と違って、11時40分までにやることは決めているので、問題なし。とりあえず植苗駅まで来ました。初めて使う駅です。階段が狭くて思わず声が出ました。


 この駅、そんなに経たないうちに廃駅になるような気がします。駅前に住宅が何件かありますが、それ以外にここから行ける場所がありません。ふうたろうみたいに自転車を持っていれば話は別ですが。


 自前の交通手段を持っているという、旅における攻撃力はかなりのものです。自転車を持ち運ぶというのは、マイカーやレンタカーを使うのとはまた違う便利さがあります。マイカーやレンタカーは、移動する区間すべてを運転しなければなりませんが、輪行なら線移動は鉄道やバスに頼れます。まったく別物の旅というわけです。なので捨てたもんじゃないのです。目的地直行&観光重視の旅にはことごとく向いていませんがね。例えば、ドラクエウォークのお土産集めとか、日本300名山制覇とか、Ingressのポータル巡りとかは、はっきり言って不適です。


 誰も降りないような駅で降りて、そのエリアを散歩する。散歩しながら自然や町並みを見てまわる。そこにそれらが存在する必然性や法則を見つけ出して楽しむ。そういう旅が理想です。誰もやらないと思いますが、ドラクエウォークのお土産集めとか実利を求めるようなのは邪道ということだけはいいたかったであります。
 それにしても、この植苗駅周辺、苫小牧からも札幌からもそう遠くない場所なのに、散歩するには快適な場所です。わが母親とか意外と喜ぶんじゃないかな、と思ったりします。


 廃ラブホテル。一応新千歳空港も近いんですよね、ここ。人の寄り付く場所でもないし、まあ、ラブホテルの立地としては悪くないでしょう。でも、ラブホテルを利用する人口自体が減ってきてはどうにもなりませんね。少子化って、生き方の多様性の部分もあると思いますが、いちばんは子どもを生み育てていくだけの時間や経済(ひいては精神的)の余裕が持てないところだと思います。子どもを持つことにはリスクを伴うというのは想像に難くありません。障害を持って生まれてこないか、いじめの被害者や加害者にならないか、養えるだけの経済力を維持できるか、仕事と両立できるか‥とまあ、リスクだけ考えたらやっていられないでしょうね。一人で楽しく生きて人生を終わらせるほうがローリスクハイリターンです。結婚や子を持つことをやたらと強制してくるウヨ老害は掃いて捨てるほどいますが、それに対して安心安全を保証してくれるものはほぼいませんからね。少子化が止まる要因が思いつかない。


 ラブホの廃墟を見て少子化まで話が飛んでしまいましたが、ふうたろうは‥あんまり元気じゃないです(滅
 さて、ふうたろうはただ散歩していたわけではありません。ゴールのない旅はきついってはっきりわかっているので、そうだPFASを測ろう、ということなのです。でも、こうやって採水現場に赴いて実行に移すのって、ふつうに面白いです。


 採水するときは、あまり他のところからの水が混ざっていない場所を選ぶべきです。汚染源を特定しづらくなりますからね。


 それにしても自然豊かなところです。何も考えず、何も知らずに歩いていたら、目に見えないPFASを意識することなく写真撮って終わりなんでしょうけど‥
 ここは、上流に半導体製造工場の建設現場があり、廃棄物処理場もあります。下流にはラムサール条約に指定されているウトナイ湖もあります。


 念のため、最近のふうたろうは特にこれと言った正義感は強く持っていません。正義感ギラギラさせても空回りするだけですし、実はそこまで何かを変えてやるという使命感めいたものも自分の身の丈にあっていないと感じるようになりました。単純に、PFASがどんなふうに分布しているとか、関心があるだけです。ネオニコチノイドなどの農薬、環境医薬品(人や家畜から排泄された医薬品やその代謝物が河川などを汚染しています)についてもそうです。社会を変える主体の中にふうたろうも含まれていることは自覚しているつもりですが、それは本来国民全員です。SNSで話題に上げたり、投票行動に表したり‥何なら1日3秒考えるだけでもいい。それだけでも社会に影響を与えると思うのですよ。
 ふうたろうひとりで1日28時間行動しても社会は変わりません。PFASなんて、ニュースや業界内ではかなりの騒ぎになっていますが、ほとんどの一般人は単語さえ知らないと思います(分析機器メーカーの人さえ知らないパターンまでありますし)。一人が1日3秒考えることの意味、はっきりわかりますね。


 アレですね、ふうたろうの旅が社会見学みたいになっていますね。昔のふうたろうの旅は山の写真を大量に散りばめて薄まっていただけなんですね。最近山に登らなくなったからね‥


 千歳市環境センター排水処理場、だそうです。環境センターっていう名前、ゴミ処理場ですよね?近くに一般廃棄物搬入の看板とかありましたし。国土地理院の地図の航空写真からそういう処理場の場所がわかったりするので、採水場所の選定もそれでやっています。山やっていた(過去形)ときの読図が役に立っていますね(意図せずして)。


 思っていた場所の採水ができなかったので、別のところに移動しました。


 いや、ふつうに眺めていて落ち着く風景だと思います。ふうたろうのこういう行動って、自分が楽しいと思うことを優先することにしました。じゃないと、本当にただの醜い正義感のような気がしてね。ともすれば犯人探しからの悪の断罪みたいになるわけで。やっていることについてはそんなに崇高なことじゃないってわかったから。誰かにとっての正義は、別の誰かにとってはそうではないものだから。権力あるやつは牽強付会な行動で色々汚いことやっているけど(捏造、論点すり替えなんでもありだね)、汚染を引き起こす側(半導体工場や軍事基地、廃棄物処理場など)が全部そういう悪人の集合体なわけではありません。民主主義の成熟している社会であれば、共に解決に当たる主体です。


 さて、南千歳駅にGo!なのです。でも、千歳市環境センター付近から自転車で南千歳駅に行くの、結構厄介です。自動車が通るにはそんなに不便な感じではないですが、徒歩や自転車にはあまり優しくない道路の作りです。ちょっと遠回りして、それでも11時40分までには1時間ほどの余裕ありです。


 南千歳駅でまずい駅弁を食べて、11時40分の新夕張行きの電車に乗り、新夕張駅。夕張線が廃線になって、封鎖されています。こういうのを見ると、鉄道、いや、交通のあり方を嫌でも考えさせられます。300名山で、Ingressで、行きたいところに、行きたいときに、行きたい方法で行けないもどかしさを感じていました。こんな鉄道を交通手段として使うのは、鉄道が好きか、公共交通機関以外に移動手段を持たない人です。人数にもよりますが、家族や友人同士で移動なら車が安いし、荷物も多く運べます。誰が不便で費用も高い手段を選ぶのでしょう。


 向こう側のホームが使われることはもうないのですかね。いつか、鉄道が復活することもないのですかね。鉄道は、少なくとも日本では国営→民営の流れでしたし、大方の国民も鉄道は民営で利益を上げるためにやるものだと思っているっぽいです(AIに色々質問投げてそういう回答でした)。交通機関に黒字を求めているということです。ふうたろうはそうは思いませんけどね。道路なんて全額税金で賄っており、それに対して採算を考える人はあんまりいないでしょう。交通機関は公共財だというふうたろうの考えに基づけば、の話ですけどね。
 ところで、新夕張から新得は特急列車しか走っていないので、ここは普通列車限定のきっぷでも乗車可能です。1日1本とか3本とかのところもそうしてくれるといいんですけどね。


 電波の通じない区間(新夕張から新得はほぼそうだった)ではドラクエウォークを止めて本を読みます。本当のこと言うと、ドラクエウォークがもっと放置ゲーであれば移動時間を読書とかに使えるんです。では、やめてしまえばいいかというと、そうはならない。面白さを感じて、お土産集めをし、まものの図鑑に永久に残る「はじめてたおした場所」にいろんな地名を残すわけです。そのためにはキャラクタを強くしなければなりません。交通機関と同じで、途中までプレイ、ってわけにはいかないんですよ。


 新得駅の壁に鬼滅の刃のポスターがズラリ。そういえば、特急おおぞらの車内でも、炭治郎?の声で放送が流れておりましたな。交通機関としての本質はそこじゃない、と言いたいところですが、嫌いではないです。


 北海道の景色は、都市部を少し外れるとずっとこういう感じです。そして、圏外が多い!もちろん、ふうたろうはそれも含めて北海道が好きです。


 御影駅。ここから剣山に登りに行きました。2回行きましたね。積雪していると結構厄介だと思いましたが。というか、御影駅と登山口、歩いたら確か3時間くらいかかったような‥直線距離で9km弱ありますからね。時速6kmで歩いて普通に2時間程度と見てよいですわ。


 帯広駅到着。ここからおびひろ動物園に行きます。直線距離で3km弱。ん?結構遠いっすな。


 ここではドラクエウォーク以外にもやることあったけど、まあ、それはもう言い尽くしたからいいですわ。
 ちなみに、14時44分ころに帯広駅到着して、15時38分の電車で釧路に向かうつもりでしたが、全然間に合いませんでした。まあ、そりゃそうだわな‥


 北海道の地名が入っている建物とか、なんとなく撮っておきたくなるんですよ。


 これ、地元民じゃない人が突然被災しても、場所わからないなーとか思いました。まあ、誰かいれば尋ねることくらいできるか。


 これ、なんの実だろうか。


 ハマナス(バラ科)です。
 そういえば、急行はまなすってありましたね。あれ、すごく便利でした。新幹線ができて鉄道で北海道に行きづらくなりましたね。


 あと、帯広市の街路には胡桃の木があるようです。しかし、幼木です。あえて「街路樹」と書かなかったのは、手入れされているような生え方ではないからです。雑木林になりそうな雰囲気というか。


 クルミの種。硬い殻が転がっています。
 ところで、果実って結構奥が深いらしいです。小学生か中学生の理科では、被子植物の子房が果実になり、胚珠が種子になる、みたいな教育をされていたと思います(ふうたろうの時代は)。でも、被子植物と言ってもイネやとうもろこし、きゅうりやメロン、リンゴやナシ、いちご、そしてさっきのクルミのカテゴリでいえば桃や梅など、いろいろな形の果実&種子を持ったものがあります。イネはあのモミの部分が果実らしいです。食べている部分は種子。クルミは核果(かくか)と呼ばれる種類の果実です。果実でも、食べている部分はいろいろってことなんですね。クルミの殻は内果皮(果実の皮の一部)ですから、アレはまだ果実の皮の部分ということですか。どんだけ厚い皮なんでしょう。


 帯広駅前に戻ってきて、ナガサキヤの中にあるインデアンカレーでエビカレーでも食べようかと思ったら、ナガサキヤのある辺りがやけにスースーすると思いました。
ヌオッ(゚皿゚;)
 ナガサキヤ跡形もなくなってるやん!!
 調べたら、インデアンカレーは帯広駅ビルの中に潜り込んでいたので、そこで食べました。ふうたろうが入ったのは16時位でまだ客はいませんでしたが、程なくしてぞろぞろと客が入ってきました。なお、ふうたろうは、道東ではこのインデアンカレーはソウルフードなのだと勝手に認定しています(何


 16時25分発、だったかな、釧路行きの普通電車に乗りました。何故かその後発の電車に乗っても釧路着は同じ時刻(20時4分)なのには気になりましたが、乗換なしってのはアドバンテージがあるんですね。
 たぶん、この池田駅で次に来る池田終着の電車を待って発車するのだと思います。こういうの、素直に釧路行きを2本出せばいいのに、と思います。でも、鉄道は受益者負担が原則、という慣習なんですね。赤字を全員が負担(税金でフォロー)してでも路線やサービスを維持するという考え方にはならないのですね。
 最近では社会保障に対しても世間の視線が厳しくなっています。自分が使わないもの(使うことを想像できないもの)に対して税金を使うことを嫌がる風潮が本当に強くなっていると思います。でもそれはとりもなおさず、税金からの還元(所得再配分)を感じられていない人が多いということでもあるのでしょうね。自分に余裕のない人が他人のことを考えられるわけがありません。


 そういえば、池田から北見まで、鉄道があったけど、だいぶ前に廃線になりましたか。存続していれば旅のバリエーションも違っていたでしょうね。
 ところで、JR(北海道)が普通列車を絞っている、という書き方を何度かしましたが、JR北海道の経営が大変であるのは間違いないようです。単独で全線の経営を維持できないのだそうです。中曽根(総理大臣)が国鉄民営化を強行したことは知っています。理由はどうも国鉄の労組が気に入らなかったから、というと公平ではないですかね?自分の政治的欲望を鉄道の存続に優先させた総理大臣だと、ふうたろうは見ています。共産党は、採算が取れず廃線などのサービス低下につながると、民営化前から言っていたようで、その予言は的中しています。共産党の運動のやり方は褒められたものではないですが、論理的思考を持った集団としてはもっと評価されるべき。話を戻すと、中曽根は誤りだと断言できます。国鉄の労組が何をしたか知りません。しかし、中曽根の政治的意図なんか、少なくともふうたろうにとっては産廃中のPFASほどの価値もない。


 環境汚染やら交通問題やら地球上に問題は色々あるけど、問題自体が怖いんじゃないですね。その問題を誤魔化し、利用し、解決を意図的に遅らせる態度こそ、最大の害悪だってそれ一番いわれてるから。


 このあと、途中遅延もあったようですが、電車は釧路駅に着きました。でも、18時半くらいには着く予定だったのに、20時回ってしまったのはちょっと誤算。ネカフェに急がないと。
(・ε・;)ん?
ヌオッ(゚皿゚;)
 ネカフェの席が一つも空いていない!しかも、ふうたろうの前に9人程度空き待ちがいる!!
 幸い快活クラブのはからいで、ドリンクバーと漫画、トイレなどの利用が待っている人にも開放されました。しかし、フロントの丸椅子で3時間待っても(23時ころ)だめみたいです。この丸椅子で夜を明かすとかマジですかね?
 すると、日付が変わる前後、とある青年が「カラオケ(ボックス)に行きませんか」と誘ってくれました。カラオケボックスで夜を明かすなんて高校生の時以来ですかね。あのときはカラオケとして利用した気がしますが。
 その青年はチャリダーです。なんと、名古屋から稚内まで7日ほど?で行ったとか。ふうたろうのあの折りたたみチャリ(15kg)で、背中に10kgの荷物を常に背負った状態で同じことできますかね?
 彼いわく、荷物はかなり削るのだそうです。自転車も見せてもらいましたが、10kgないそうです。ちゃんとした結果を出すにはちゃんとした道具や装備が必要だってはっきりわかんだね。


天気:晴れ時々くもり(北海道苫小牧市・千歳市・帯広市・釧路市、ほか)

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