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今日は理科のお勉強日和(痙攣

2025年 8月 13日

 今日は山登りっぽいことをやります。‥が、絶対に道があるという確証がありません(ぇ
 川湯温泉駅からすぐのところで、火山活動が続いている山です。25000分の1の地図では道はありますが、弟子屈町などのページを見てもトレッキングに関する情報はあまりありません。ま、行ってみるしかないな。
 ‥ということで、ここは‥釧路の快活クラブの出入り口。大量のバッタが野垂れ死んでいます。みんな足元見てるんですかね、踏み潰された跡がかなりあるように見えますが。


 今日も天気がよろしい。今日で北海道の旅5日目ですが、直接雨粒にあたっていません。車窓から雨が降っているのを見ることさえも稀です。でも、九州から北陸、東北にかけては梅雨前線(立秋過ぎているから秋雨前線ですね)が猛威を振るって、文明を破壊し続けています。気温が上がると大気中に抱えられる水蒸気の量が増えるのは、高校化学で習うことです。飽和水蒸気量は、温度が高くなるほど増える度合いが上がります。10℃から11℃に上がったときと、35℃から36℃に上がったときとでは、飽和水蒸気量の増加量は違うのです。ヤバいのは気温の上昇だけではないです。


 東釧路駅。昨日降りてきた駅です。今日は釧網本線で北上します。最初の目的地駅は川湯温泉駅。


 東釧路駅は無人駅で、寂れています。ベンチには鳥のうんこ(尿酸と糞の混合物)がこびりついています。


 川湯温泉駅到着、‥なのですが、釧網本線の電車乗車中に、ついにこの間鳴りを潜めていた尿路結石が発作を起こし始めやがりました。そういえば、昨日、水分補給を若干サボり気味にしてしまいました。そして、一旦発作を起こしたら、水分を慌ててとっても、ブチルスコポラミンを飲んでも、無駄。こないだ8月2~3日に豊田市で悶絶したときに買ったイブプロフェン(バファリンだっけ?)は、気休めだと思うべし。


 ここでハイキングできないとか、痙攣の神の天罰のタイミングが絶妙すぎる。


 いや、まだ動ける。ここでハイキングしなかったら、もう次いつできるかわからん。


 火山灰が流れた痕。そして、周辺の木が枯れています。


 おー、何となくふうたろうの旅の写真らしくなってきたではないですか。


 このあたりで、ドラクエウォークのBGMをドラクエ8のフィールド曲「広い世界へ」に換えます。ドラクエ8はフィールド移動・視点が3Dで、草原や森、海、雪原まであります。ちょうど百名山前半期くらい(2008年頃)にやっていました。山の自然溢れる景色も、北海道の大きな自然も、この曲によく合います。とりあえず、雪山を歩きながら流したい曲ダントツ1位です。
 そういえば、ふうたろうの兄は塔のBGMが好きだと言っていましたね。曲名は「神秘なる塔」らしい。


 エキチカでこんなところ散歩できるとは。


 さて、ここです。ここから25000分の1の地図では西へ山奥へ道が伸びているのですが、どうなるのやら‥


 うん、速攻怪しくなってきた。


 そういえば、ドラクエって、フィールド状のダンジョンってあまりないんですね。森とかはあったりしますが、草原とか山とか、ファイナルファンタジーやブレスオブファイアなどにはあるものが、あまりない。こういう景色に当てはめるBGMがあまりないです。


 一面の原野。300名山に突撃していた頃よく見た景色。もうね、この時点で幸せいっぱいです。


 こんなヤヴの中で靴紐がほどけた。


 うーん‥ヤヴがキッツイすね。


 だめだ。諦めよう。
 オタモイ山に続いて駄目だったとか、ちょっと悲しくなあい?


 さて、指定の順路を歩くとしますか‥
 この案内には、イソツツジの植生について書かれてあります。火山灰土、湿原という条件でも適応できる植物であるということらしいです。しかし、こういう案内にありがちなのは、解らない人にとってはちんぷんかんぷんであるということ。腐植土の「腐植」って何?土壌が強い酸性を示すって、どういうこと?専門用語をぶち込んでくるスタイルは、歴史を見て回るときも同じ。歴史ちんぷんかんぷんなふうたろうにとっては、いやーきついっす。
 腐植の説明は、動植物が分解した有機物、みたいな説明ですが、正直その一文でも、ふうたろうは理解しきれていません。定義の整理が必要でしょう。

  1. 有機物である(岩石とかガラスとか、鉱物類ではない)
  2. 微生物によって分解され、再合成されている(木くずとか繊維とかとは違う)
  3. 水に溶けない(糖類やビタミンみたいに流れ去らない)

 こんなところですかね。何より、現物を見ないとわからんやつでしょうな。


 さすが順路。道が普通じゃないか(感嘆


 また来たな、案内板。今度は「ハナゴケ属の地衣類」について書いてありますぞ。
 「地衣類とは菌類が共生している藻類に住処を提供する代わりに藻類から栄養を受け取る一種のコミュニティである。」と。なるほど、わからん。
 地衣類とは‥一種のコミュニティ。この日本語が、いやーきついっす。
 まず、同じ一つの生物に見える「地衣類」は、菌類と藻類という別の生物が共生してできている物体、ということです。千葉県立博物館のページは比較的わかりやすいかもしれません。

  1. 菌類である(コケではない)
  2. 菌類と藻類とが共生している(カビやきのこみたいに菌類だけでできていない)
  3. 菌類と藻類を別々にしても生きられる(ひとつに見えてもあくまでも別の生物どうしで構成されている)

 博物館とか史跡巡りの現場では、専門用語の定義を解説したものが少ないことが、解りにくい原因のひとつだと思います。しかも、案内板一つ一つがバラバラの事象に見えることもキッツい原因かと。あれが解る人は、相当その道を熟達してるんじゃないですかね。そうじゃなければ、よほど理解力があるか。


 ハイマツの説明、といいたいところですが、ここのハイマツがどのように生きているかの説明です。いや~読解力鍛えられるっす(ぇ
 まず、ハイマツが高山植物であるという前提を知らないと、「他とは異なる」の「他」がわかりません。「他」とは「森林限界付近の高山に生育するハイマツ」のことです。そして、それが地を這うように生きていることを知っていないと意味不明でしょう。なにより、ハイマツとは何か、が解らないのがいちばん厳しい。そして、なぜ高山に比べてハイマツが上に伸びるのか、というのも歯切れの悪い解説。
 ‥っていうか、その下にある英語の説明のほうが解りやすくね?(英語力がまともだった場合に限る)
 「Tsutsujigahara's low elevation, where factors such as wind conditions and snowfall are less extreme..」、つまり、「ツツジヶ原は標高が低く、雪や風などの条件が(高山ほど)厳しくないという説明は、日本語のやつ(条件が異なる)より明解ですし。


 観光するのに最低五教科の教養が必要だって、はっきりわかんだね(白目


 これがさっきの案内板にあったハナゴケ属ですかな。地衣類というやつ。そういえば、サンゴという動物も褐虫藻(かっちゅうそう)という別の生き物と共生していましたっけ。サンゴという動物と褐虫藻とが一緒になってひとつの生き物に見えるのは、地衣類と同じような構図です。


 ここが観光地だってはっきりわかんだね。


 火山の近くのトイレあるある。水道の蛇口が硫化水素で硫化しまくりんぐ。しかし、酸素と鉄が反応したほうが(生成エンタルピー-822kJ/mol)、硫黄と鉄が反応するより(生成エンタルピー-100kJ/mol)大きいのに(マイナスが大きいほうが反応しやすいということ)、家の水道が(酸素で)赤とか黒とかに錆びるさまはあまり見ません。反応速度は硫化水素と鉄のほうが、酸素と鉄よりもずっと速いのでしょうね。


 ま、それはさておき、みんなここで観光していますね。東大生の真似事みたいなことやってるの、ふうたろうくらいなもんですね‥楽しいんだけどね、それが。


 さて、川湯温泉駅から釧網本線に乗って網走に向かいます。2009年に登った斜里岳が見えます。もう16年前ですよ、16年。0歳の赤ちゃんが高校1年になってますよ(老け込み


 このあたりにある畑、何植えてんですかね。遠目でよくわかりません。


 じゃがいも?あずき?かぼちゃ‥っぽくはないですね。
 そういえば、50年以上前に使われていたヘプタクロルという有機塩素系バリバリの殺虫剤がこの辺のかぼちゃから検出されるって話、当時斜里岳に登ったときにはすでに聞いていた気がします。あれもPFASみたいに分解しない系統の物質だし、まだ検出されるんでしょうかね。
 ヘプタクロルは昆虫をその「GABA受容体に作用し、神経を興奮させることで痙攣を起こ」す(厚生労働省ホームページ)ことで殺すらしいです。ヒトにもGABA受容体はあるけど、どうなんですかね。GABAってのは、あの健康食品系でよく出てくる、あのギャバです。ギャバはガンマアミノ酪酸という化学物質の略で、人の体内でも普通に作られます。それがGABA受容体にくっつくと神経が興奮します。通常はそれがコントロールされながら行われます。が、ヘプタクロルは外から来た物質なので、ギャバのようにコントロールされずに働くため、虫は興奮しっぱなしで死にます。それが、ヒトでは起こるのか起こらないのか。死にはしなくても、害はないのかという話です。
 いやー、PFASが永遠の化学物質なんていわれてるけど、ダイオキシンも有機塩素系殺虫剤類も、それなりに永遠系なの、きついっす。現代人は本当に化学物質の混合物の中で生きてるって、はっきりわかりますね。


 網走で石北線に乗り換えて、旭川に向かいます。ドラクエウォークで「はじめてたおした場所」の登録がはかどります。が、尿路結石の具合がすこぶる悪くなってきてヤヴァいっす。


 新旭川駅到着。ここから旭川に2つある快活クラブのひとつが近いです。すでにこの時点で痙攣の神が大暴れしています。これでもまだ8月2日の豊田市で悶絶してたのよりマシなんですけども。


 聖都旭川を堪能する余裕もなくネカフェにひた走るふうたろう。これは今夜は死んだな(没


 旭川の快活クラブも人気なのか、ものすごく混雑します。2年前の旭川では、確か飲み放題カフェ席で徹夜して過ごして、そのまま富良野線&根室本線で釧路に向かいましたっけ。その後、富良野~新得は廃線しましたけどね。
 とりあえず、今日は早着だったので席は空いていました。しかしこれ、11日の夜みたいなことになっていたらと考えたらゾッとします。あのフロントの前の丸椅子でうずくまって一晩明かすとか、どこの拷問部屋だよと。今日特に厳しかったのは、(おそらく)痛みからくる吐き気でした。あるいは、あまり食べられていないので、ケトーシスか。意図せずケトジェニックダイエットやってるみたいな(滅
 そんな地獄のような聖都旭川の夜。


天気:晴れ(北海道釧路郡釧路町・釧路市・川上郡弟子屈町・旭川市、ほか)

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