アミロイド空(三峯神社・霧藻ヶ峰・大血川:埼玉県)
所沢駅8時28分発の三峰口行きが三峰口に着いたのは10時10分。入間市でAが、東飯能でHが、それぞれ乗ってきましたが、連結電車とスイッチバックで、2人に会うまで結構時間を要しました。
うまく乗れたのだろうか。
…なんてことも思ったり思わなかったり。
三峰口駅前。みんなどこに行くのか知らないけど、人だけは多い。それでも、シーズンにしては少ないのでしょうな。
ここで、Aが間違えて冷たいお茶を買ってしまい、地団駄を踏んでいたようですが、(-」L-)…
三峯神社行きのバスで、三峯神社まで。空は頭の中まで曇りそうなくらい、くもり倒しています。
晴れていれば、紅葉もきれいだったろうに。
なお、Aは、Hとふうたろうが話をしている間ずっとバスの中で爆睡していました。
Aが写真を撮っているところはそれほど見かけなかったのですが、なぜここを撮っているのか、今に至っても解りません。
A、何撮ってんの?
今年の紅葉は素晴らしいといわれる。確かに、ここ数年ではもっともきれいだと思います。
立ちよった店で、ちょっと腹ごしらえしてから行きますか。意外とここに来るまで時間がかかってしまい、12時を過ぎていたと思われ。
ここで、中津川芋というジャガイモの一種をミソ田楽にしたものを、買って食べてみました。普通のジャガイモと違って、赤い皮をしている、中津川芋。まぁ、普通の芋ですな。
そうだった。ふうたろうも、朝、飯を炊いて、おにぎりを持ってきたのでした。ゆで卵も3個ばかり。一応、AとHの分も準備。ふうたろうのおにぎりは、AやHの食べたおにぎりに比べると30%程度小さいものでしたが、ふうたろうにとってはそれがちょうどいい。
さて、もみじ狩り、始めますか。ちょっと空はアミロイドですが、ハイパーよちよちコースですし、雨も降っていませんので、大丈夫でしょ。
途中から普通の登山道。ここは雲取山の登山道でもありますから。JとNを連れていくと言って、まだ連れて行ってないな。でも、このよちよちコースなら、大丈夫だ。
カエデ類が紅葉、あるいは黄葉(こうよう)しています。殆ど紅葉も最終段階ですが、カエデ類はその最後を彩るものです。
やぶの中、AやHには見えないところで立ちションをしていましたが、意外と見通しのよい場所でした。一応、木の裏に隠れてやってはいましたが…。
カエデが、枯れ木の中にまばらにある状態。あまり見かけない感じです。去年の正月明け、富山(とみさん)でスイセンとカエデが同時に見られたあの雰囲気のような、変な感じ。
山肌を見ると、殆ど紅葉は終わっているようです。僕としては、もっと素晴らしい紅葉を見せてあげたかったのですが、ちょっと時期が遅すぎたようです。それでも、AとHは喜んでくれてはいましたが…。
霧藻ヶ峰の三角点のあるところ。両神山や、おそらくその奥にうっすら浅間山が見えます。去年、今年と、それぞれ登ったな…。特に、浅間山なんてBダッシュだったっけ。
Hが、こんな場所に来るのは始めて、っぽいことを言っていた気がするけど、ふうたろうは、いつもこういう場所目指して登っています。よかったら付いてらっしゃい。
三角点のある場所から少し南下したところに、霧藻ヶ峰の立て札と休憩所があります。とりあえず、AとHを休ませようかと思いましたし、行きました。
でも、何だか、休憩所の番人が変な人で、僕はすぐに外に出てしまいました。次来る時は…スルー、かな。
外に出た途端、雲取山三条小屋から隊列を組んできたグループにぶつかって、ものすごい混雑。あ、いや、参りました。Aの携帯で、そのグループの中のおっちゃんにシャッターを押してもらえたのはとてもありがたかったのですが…。なにぶん、狭い小屋の前なもんで…。
この列が、例の隊列です。今日は雲取山もそんなにきれいではなかったでしょうから、う~ん、残念ですねぇ。
隊列は三峯神社の方に向かいましたが、僕らは人っ子一人いない、大血川(おおちがわ)方面に向かいました。平地で言えば正月くらいの冬枯れになった道を、えっちらおっちら。寂しい雰囲気もあるけど、嫌いではないです。この辺りからハイパーよちよちコースとは言えなくなってくるので、ふうたろうの後ろをHとAがその順に付いてきます。
時々ふうたろうが止まってこういう風に写真を撮るのも、ふうたろうの後ろを歩く人の、ある意味宿命です。あきらめてちょんまげ。
晩秋の山ですね。Aは足が笑っている模様。足が笑っている、というのは、膝に力がかかりすぎていて痙攣しているような状態です。Hは結構元気だった…かな。だてに毎日何やらで動き回っていない。
太陽寺?
雰囲気が、子の権現天竜寺を思わせる静けさ。まったりしています。
しかーし!時間はそんなにないです。急がないと、マックラコースを歩くハメになりますよ。
Aが転んだのはもっと前のところだった気がするけど、靴がつるんつるんだったので、仕方なかったかもね。Hはスニーカーだったので、まだ良かったのかな。
HとAは、この辺りで、ずっと大学時代の活動の話をしていたような気がします。知らん名前がたくさん出てきていました。それなりにN福祉大学の連中とは学生時代つるんでいたんだけどねぇ…。
今頃になって空の雲が切れてきました。でも、今日は交流9割の気分で来たので、全然問題なし。写真の枚数も控えめ107枚。
曇ったあとの晴れ間はとにかくきれいです。最初、ちょっと不安を抱えたままこのもみじ狩りに臨みましたが、もういつものふうたろうの旅の調子に戻っていましたぜ。
大血川渓谷の紅葉もきれいらしいけど、日が暮れてしまいました。かなり、無念な気もするけど、まぁ、ふうたろう旅日記のオチらしい。今日はAとHを道連れにしたまでさ。
Σ(゚ ◇゚;)ガーン
…大血川の車道を1時間歩ききったあと、バス停に着いたら、バスが40分以上も待たなければ来ないことが発覚。しかも、Aが車道に飛び出してむりやり止めたバスは、急行西武秩父駅行きで、乗降不可。けんもほろろにひき殺され置き去りにされました。
待ち時間のこり20分になった頃、タクシーが通りかかって、無事、この三峰口駅まで来ることができました。
みんな腹が減っていたので、ふうたろうの非常食が助けになりました。わが責任でこうなったとはいえ、非常食は大正解。
西武秩父駅。
今日は一人旅ではないので、待ち時間も何のその。キノコ盛り合わせとそばを一緒に食い散らかして帰ることにしました。
久々の、非・単独行。単独の時のオチをつけてはしまいましたが、結果オーライ?
とにかく、外に出ても内にいるいつもの単独ではなく、ちゃんと外の空気を吸いながら旅に出られたことは、よかったと思います。AとHに、感謝です。特に、Hは遠いところから、ホンマにお疲れさまです。Aは急坂をチャリ漕いできたんだっけ?
天気:くもり(埼玉県秩父郡大滝村・荒川村・秩父市、移動中は含まない)