Home > 未分類 > やっぱりダメだ

やっぱりダメだ

2008年 12月 4日

 とりあえず、出勤。サンプル、ぎょうさんありますから。
 洗い物などの手伝いがあれば、通常1人で8~9検を余裕もってこなせているところを、12本フル活動できます。でも、最近余裕ないみたいで、ね。何だか、アルミニウムの分析がどうとか言っているみたいですが…。水銀問題も難航してるのに。
 アルミニウム?ナン・デ・アルミ?
 何気に、アルミは無害だからと言いながら、通常の廃液に捨ててた気もするから、ナン・デ・アルミ?


 それより、問題は、やっぱり今日の夜の、職場でのアレの会議です。経済対策の読み合わせ、かったるいっす。黙読するだけで議論の切欠を作る力はみんなあるのに、何でそこから入るか。
 ただ、経済学の根本はまだまだみんな一致できていないので(このメンバーの中で講義受けたり、「独習指定文献」(今はもう廃止)読んだりしたのは、ふうたろうとチューターのMさんだけ)、突っ込んだ話になると、色々矛盾も出てくるんですがね。論客のSも、ここまで来ると、ふうたろうとはなかなか折が合いません。
 う~ん、農家に対する最低価格の保障を、なぜ法律として位置づけてはいけないのだろうか…。いや、価格の絶対値を保障するという意味ではなく、農家の生産費以下の買値を付けることを禁止するだけでよくないかい?米とか牛乳とかさ。ナン・デ・ダメ?
 農家に対して、価格保障・所得保障をするのはいい。でも、麻生の朝三暮四・2兆円の振興券配りよりはずっとましだとはいえ、食料を福祉や教育、交通などの公共サービスとして位置づけないのであれば、この保障に対して、どうも釈然としないものがあります。食料をあくまでも市場経済の中で回すというのなら、保障によらずとも成り立つ生産体系を作らなければ、持続しないでしょうに。これが車を作るところで同じことやったら、蜂の巣をつついたようになるでしょ。
 だから、食料生産を公共サービスとして扱うか、社会の枠組みとして市場原理にある程度規制をかけるかのどちらかしかない、そう思います。農水省の言い分では100%市場原理だった。今日話した中では、価格保障・所得保障は出てきたけど、あくまでも市場原理は維持だった。…それだと、農産物の値が下がった時に買いたたいた食品メーカーは買い得ですね。もちろん消費者価格にも反映はされるだろうけど、メーカーとその株主および役員たちの私腹が肥やされるのがオチだと、ふうたろうは思います。買値が上がれば、そのまま販売額に転嫁すればオッチンですし。
 …結局、どう考えても、この保障の類が税金から出されるのなら、税収源から変えなければなりません。おかしいなぁ。利潤を得ている企業や個人に対する課税をとりあえず、ポンと上げてみればいいのに。ただ、個人の場合、労働力の再生産がいくらなのかを明確にしないと、企業でいう「利潤」に相当するものが判らないので、だいぶ難しいですがね。企業へ課税強化されると、そちら金持ちどもの報酬に回される可能性があるだけに、単純ではなさそう。課税最低収入の設定と、利潤上限額(こんな大胆な…)の設定が使えないかな。課税最低額の設定は今でもあるから、簡単だと思うけど、利潤上限額(それ以上儲けてもそれ以上は全部税金として持って行かれますよという額)ってのは、理解されにくいだろうな。ふうたろうは年収1000万円とか要らないから、9割以上が憲法の保障する(これも難しいけど)だけの年収を保障され、残り1割がそれ以上の生活をしているのがいいと思う。
 まぁ、今こんなこと考えても、ただの理想郷だがね。想像すらつかんじゃろうに。


 …つまらんことをこんな夜中に書いてしまった。でも、ま、少なくとも、株主に対する配当金に対する課税は90%くらいでいいと思うよ。市場引っかき回したペナルティとして。

天気:晴れ、夜はくもり(東京都板橋区・埼玉県所沢市)

Comments are closed.