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Good bye!

2009年 2月 9日

 かくして、9日の朝を迎えた。7時半に朝食ができたとの、旅館の女将さんのだみ声放送は、K部長曰く、「これがないと寂しい」らしい。ふうたろうは普通にハラが減っているので、このまずそうなハムはT-POMに食べてもらって、その他をガッツリと。


 メシの後、昨日のイベントの数々を踏まえての分散討論。…という固い表現をしなかったが、とりあえず、4つに分かれて土壌作りについてなどの話し合いをば。
 ふうたろうは成り行き上、Aグループに行ったけど、どこでも良かった。恐らく、どこでも同じ結果だったと思うし。
 しかし、唯一話を聞いて良かったことを挙げるとすれば、有機農法をやっている人たちにとって必要な、土壌分析や栄養分析、しかも、物質化学的レベルだけでなく、物理化学的レベルにおいても、分析が必要であるということ。Dr.ソイルはある時点の化学組成を示すだけだから。物質が変われば全ての土壌中の運動も変わる。その運動も追いかけなければならないのだ。
 …ということを、ふうたろうたちの職場で追えるかどうかは知らない。主任が土壌学の専門であることはその可能性を見るものではあるが…。


 討論が終われば、必要な話が終われば、あの総会に用はない。倍以上疲れていたけど、戻りましたさ、職場に。
 そしたら、オートサンプラという装置が異常な動きをしたまま止まっていましたさ。確か、こういう動きをした時の対処法(要するに再起動)を共用ノートに書いてあったけど、そのノートがどこにあるのか解らない
 \(゚皿゚#)/ガー!!ふざけんなーーー!!!
 しかも、解析もどこからやったらええかわからんし、ノートを叩きつけながら仕事。


 この、すさまじい汚れを現すマススペクトルは、やる気をなくさせますな。青年部の幹事になったSが戻ってくる15時半頃までにできた解析は、2個に届かない。でも、自分で試行錯誤しながら操作することの意味を、ここでも改めて知る。
 しかーし!このクオリティでの技術向上は、もはや今の速度での分析を求められている中では、ふうたろうには無理。スペクトルの各数値から得られる情報や、解析ソフトの色々な性能、ガスクロマトグラフィーの性質、すべてにおいて、それなりの訓練期間が必要なのだ。Sはもう2年半、その訓練を、実践の中で積んできた。たかが数時間Sからレクチャー受けただけで、抽出の片手間で得られるものなんて、無限小だ!
 ふうたろうにとって、今の職場も、N民連も、最初思い描いていたものとは遠いものになってしまった。今の職場でやることは抽出だけ。本当いうと、抽出終わったら帰ってやろうとすら思うけど、誰かにしわ寄せがいくだけだから、できはしないさ。青年部に関しては、もう、Good-bye。いいでしょ、飲み会もどきなんて、テキトウで。
 しかし、ここにいると、イヤ、どこにいてもかもしれないけど、自分ができることの少なさを思い知らされる。何だ、これは。


天気:くもり(東京都文京区・板橋区・埼玉県所沢市)
覚え書き:23時in bed

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