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キンタマの花粉

2006年 3月 11日

 今日は好天。洗濯物を干すのも最高です。
 しかし、いよいよ春ということで、ついに「移動式顕微鏡」を始動させることになりました。午後、夜の会議の飯準備をある程度終わらせてから、外へ。
 今日辺りから、一斉に春の花が咲き始めました。オオイヌノフグリ、ナズナ、ハコベ、ホトケノザ、イモカタバミなど。ついでに、観賞用の水仙も満開です。

 下はオオイヌノフグリ。犬のキンタマですか。残酷な名前ですね。花粉の写真は450倍です。


 次はハコベです。春の七草。花粉は150倍ですが、ちょっと不明瞭です。特徴としては、表面が幾何学的にでこぼこしていて、泡がくっつきあったような形です。


 次はホトケノザです。これも春の七草。花粉は150倍ですが、不明瞭です。オレンジ色が特徴的な花粉です。


 次は水仙です。種類は解りません。花粉は150倍です。白と黄色の二種類があるようにも見えますが、光の加減でしょうか。


 イモカタバミの花ですが、花粉はあまりにも不明瞭なので、載せないことにしました。花自体はとてもきれいです。

 初めて移動式顕微鏡を使って解ったことは、光学顕微鏡のコントラストが凄く悪く、その改善を研究しないと使えないということです。また、カメラがタコなので、勝手に明度を上げてくれたりして、よけいコントラストが悪くなる性質があります。覆いをかぶせるとか、曇りの日にやるとか、携帯式の蛍光灯を使うとか、検討の余地あり。


 今日、行きつけのリサイクルショップで職員の女性の方に美味そうなチョコレートを戴きました。今日の会議で、みんなで食べよう。
 リサイクルショップといえば、PSEマークのない家電製品は売れなくなってしまうという事態になっています。僕の行きつけのは、取手駅前のリサイクルショップですが、そこの経理さん。
「年金暮らしの人なんか、使ってるから、実際大変なんだよ。」
「(消費者側は、法律で)売れないから、(リサイクルショップに)買ってもらえない」
「不法投棄も増えるだろうね。」  加えて、その職員の女性の方も、
「戸頭の方のリサイクルショップ、やめるらしいですよ。」
 …冗談じゃない!僕の家もリサイクルショップの商品に助けられています。政府の怠慢で、周知徹底をやらないで、リサイクル業者が損害を被り、廃業に追い込まれる。ひいては経理さんのお話のように、消費者も打撃を受ける。もし、この駅前のリサイクルショップもなくなったら…!
 この事件は「電気用品安全法」という、2001年に制定され、今年4月に完全施行される法律によるものです。「『民間業者の自主的な活動を促進する』(第1条)」ことが謳われ、国による安全性のチェックを緩和したそうです。メーカーが(あるいは検査機関が)つけたPSEマークがないと売れないことになっているので、中古販売業者(リサイクルショップなど)は販売が出来なくなります。

参考…『しんぶん赤旗』2006年2月17日付

 これって、メーカーにとっては凄く都合が良くて、リサイクルショップやそれを使う庶民にとっては凄く都合の悪いことなんじゃないでしょうか。…これも、小泉構造改革の成果ですか。だとしたら、大した成果です。

天気:快晴(茨城県取手市)

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