沈黙とざわめきの春
八百屋に立ち寄ったらスイカが出始めていました。ついこないだまで寒かったような気がするけど、もうスイカが出始める季節になりました。早速食べてみることにしましたが、なかなか甘味が乗っていてうまい。スイカは甘すぎてもダメです。そして、冷やしすぎもダメです。
別の店に立ち寄ったら、見たことのない山菜が出ていました。左のは「もうせん」と書いてあります。木の芽の類ですが、コシアブラやタラノキとは違う。右のはカンゾウ。こないだ一切経山に事故処理に行ったとき、登山口付近やバス停などに生えていました。こんなことなら採取して一緒に測定すれば良かったと思ったり。
ところで、これは山形県最上町で採ったものですか。ふうたろう、2012年7月8~9日にかけて神室連峰を歩いたとき、その東斜面でコシアブラ(もうとうが立っていたけど)を採って測定したら…
東電と利権がらみの政権が引き起こした事故。罪深い、では済まない。
そういえば、今日、ヤフーのニュースで、日本海の海水から、5年前に比べてPFOA(パーフルオロオクタン酸、Perfluorooctanoic acid)が数倍の濃度で検出されるようになって、中国が原因ではないかと述べているのを見かけました。
PFOAとは、有機フッ素化合物の洗剤で、兄弟分のPFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸、Perfluorooctanoic sulfonate)と一緒に、残留性有機汚染物質(POPs、Persistent Organic Pollutents)というものに指定されています。排出されると長く環境中に残る上、体に取り込まれると排泄もされにくいという厄介者です。PFOSの方は企業(アメリカの3M社)が製造をやめたそうですが、PFOAの方はやめたとはありませんでした(別の出典より)。その結果、PFOSは濃度が変わらなかったがPFOAの濃度はぐんと上がった。
確かに、使っている企業や国の責任も重大ですが、作っている企業や国の責任は問わないのですか?
そもそも、中国が犯人であるという証拠は押さえたのでしょうか。そういう文言はそのニュースの中にはありませんでした。
いつまでリンクが持つか判りませんが、
→環境汚染:日本海でも深刻、汚染物質濃度5年で最大4倍に 毎日新聞 2013年04月09日 18時21分(最終更新 04月09日 18時40分)
元ネタはこれです。
天気:晴れのちくもり(東京都板橋区)