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16時間最密労働

2006年 5月 21日

 今日は朝から茨城県南で行われるあるお祭りの準備でした。準備の使われ方はやたらと荒い。長机も椅子も、テントも次々要求されます。でも、このガチャガチャしながらも自主的な思いの人が自主的に動いて組織されていく様は、壮観ともいえます。マスゲームとか、体育会系部活とかいうのではなく、あくまでも自主的。

 さて、準備のさまですが、この写真、実はすごくおもしろいのです。ただ僕はステージをとろうとしただけなのですが、中央に腰をかがめた女性が意図せず写ってしまいました。でも、何をしているのでしょうか。そして、彼女の目線の先には、何か白いものが散らばっています。それは、昨日僕らが外に置きっぱなしにした割り箸でした。焼きそば用の箸で、自分の店がその焼きそばだった彼女はさぞかしびっくりしたことでしょう。
 今日の店はジュースとビール、焼きそば、焼き鶏。この三つの連係プレーです。いつもあまり来られなくて会えない人や、もともとあまり会えない人、初めてこういう場に一緒に参加した人など、みんなが一緒に何かをできたことがとてもすばらしい。集まれたこと自体がすばらしいと思います。

 僕と、ほか男性2人には、特別任務が与えられました。荷物運び。昨日も荷物を持ち込むので働きましたが、今日は持ち運ぶので働きました。みんなが荷物をまとめた後、軽トラの助手席。それから一時間ほど、昨日の逆。机10台、椅子30脚程度、演台1台、クーラーボックス3~5箱、立て看板および看板6枚以上、バケツ3個、鋸・剪定鋏(?)各1本、ゴミ袋5袋程度、焼きそば数十人分、など。「(車が)昨日より重い」と運転手。そりゃそうでしょ。
 そして、日が暮れてから、お金の計算が終わった後、男性3人、女性1人(無理やり連れて行ったのではありません)がVIPカーでスペシャルイベント。テントの片づけです。数として5張り以上。軽トラに積み込むだけですが、重い。せっかく机などが片づいて、「車が軽く」なったとたん、また重くなりました。しかも、それをまた行き先で下ろすというオプション付き。その作業終了時21時半。
 僕が帰ってきたのは22時44分でした。家まで土浦から送ってくださった方はいったい家に帰り着いたのは何時でしょうか…。
 しかし、色んな話をし、義務感から解放され、多くの人と交流しながらの今日一日は、どんなに怠惰な一日よりも良いものでした。18時間最密労働もまんざらじゃありません。そして、それを支えてくれた多くの人に、改めて感謝です。

天気:晴れ(茨城県取手市・つくば市・土浦市)

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