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足も財布も痛い

2005年 11月 21日

 昨日傷めた足が、今日もまだ痛むので、いつものかかりつけの医者へ。ところが、そのお医者さんもまた、別の箇所を傷めており、治るまでまだ数ヶ月かかるとのことです。足の痛みで病院を紹介してもらうどころか、今かかっている病気の定期検診と検査すら受けられなくなりました。急きょ整形外科と内科、二つの紹介状を非常勤のお医者さんに書いてもらって、2時間待ち。負担額が2200円。高いなぁ…。
 ところで、特定疾患というものがあって、僕もその医療受給者証を持っています。これがあると、通常の3割負担が軽くなります。3年前まで、月額最高2000円の負担ですみました。しかし、今は、所得税に応じて負担額が増えるようになりました。そして、結果的にそれは殆どの人にとって負担増になりました。もちろん僕も。
 で、支払限度額が2000円以上になるのは、生計中心者の場合、所得税支払額が年間10001円以上です。同じく、10001〜30000円で2120円、80000円までで2750円、10000円までで4670円、140001円以上で5770円。本人が生計者でなければ、支払限度額は倍になります。それで、どのくらいの人が2000円以上、つまり負担増になったかを、国税庁の資料、『平成15年分 税務統計から見た民間給与の実態−国税庁民間給与実態統計調査結果報告−』で単純計算。驚くことに、年収100〜200万円の人でも、所得税支払額は30000円を超えます。100万円以上の所得を持っている納税者は全納税者数の98%以上ですから、殆どの人にとって負担増ですね。年収500万円を超える人は殆ど最高額を払うことになります。もっとも、特定疾患にかかっている人がどのくらいの収入を得ているのかまではわかりませんが。特定疾患とは、俗に言う難病。難病の原因を特定して治療法や予防法を確立するために、患者は研究に協力することを誓約します。そこまでするんだから、せめて、以前の制度程度にまで戻してもらいたいものです。

 で、この負担増になった月支払限度額、各医療機関ごとなんで、今度僕の紹介を受けた病院ではまたお金を取られるということですね。ホンマ、高いですわ!

 今日も秋の風景がきれいです。取手市もやっと紅葉が進んできました。

天気:曇のち晴れ(茨城県取手市)

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