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雪と温泉の村で一日を

2011年 2月 12日

 寝付きが悪いのはデフォルトです。そして、朝、眠くても目が覚めるのもデフォルトです。今日も起床は一番。しかし、朝食は7時半から。しかも、遅いだけでなくこの食事!このコロッケは塩で味が調えられていないだけでなく、揚げすぎで焦げ臭いという罠。この宿、いったいどこまで堕ちていくつもりなんだろうか。


 この宿のメリットは、目の前がすぐゲレンデであること。さあ、1年に一度のスキー。滑りますぞ。


 みんな着ぶくれています。


 ふうたろうはそこまで着ぶくれるほど寒くはないと思っていて、帽子は被っていないし手袋もインナーだけです。


 ゲレンデから見下ろしている風景は、確かに展望が利きますが…


 スキースクールで学んでいる人たちがたくさんいます。


 私をリフトに乗せてって♪(何


 いつもはぐれっぱなしふうたろうだけど、今日はMariさんが付いていてくれます。雪国育ちの人なので、スキー(彼女はスノボーだが)の腕前の方は…?


 スピードが出ないようにふうたろうは恐る恐る滑ります。Mariさんはスピードを上げてどこかに行ってしまいます。


 …が、その辺で転がっていることもあります。


 スキー場の中央のクワッドリフト下りて右手の、谷コースは美しいコースです。滑っていて楽しい。Mariさんもお気に入りのようです。


 午前の部終了間際、その谷コースを1人で恐る恐るスノボーで滑っている、裸足のまま部屋を閉め出されたIちゃんを発見。Mariさんのタカの目は凄い。


 上からUさんも下りてきて、教え子(もう15年以上前)のIちゃんを見守ります。Mariさんがスノボーの指導に当たり始めます。


 このあと、昼飯に中腹の高麗という中華料理屋に入ります。


 しかし、ふうたろうは朝飯で胃もたれ中という罠。杏仁豆腐なんかを頼んでいたりして。


 更に、小籠包みたいなギョウザなんか食べたりして。ふうたろうひとりでは食いきれないので、Mariさんに半分食べてもらって。


 午後の部開始。晴れ間が出たり隠れたり。それほど強い雪も降らず、比較的安定しています。


 オープンゲレンデの向こうには飯山方面の田園地帯が見えます。展望がいいのは間違いないですが、やっぱり、自分の足で登って得た展望の方がいい。


 ちょっと乗ったことのないリフトに乗って、林間コースを行きます。あの高原山の中岳を連想させるようなコースではありません。


 此方は人も少なく、とても静かに滑れます。ただ、途中スキーやスノボーを漕がないと進めない場所もあったりします。


 午前に比べると人がだいぶ減ってきました。もう帰る人、疲れて宿に戻った人、色々いるんでしょうなあ。


 このゲレンデはやっぱりいい。


 夜飯はハンバーグ定食。レトルトの封を切ったと思われるハンバーグで、まあ、食事としては相当ひどいといわざるを得ないけど、この宿はこうなんだと諦めた方がいいのかも知れない。


 メシを食っている間に、いや、メシを食べる前あたりから、外は猛烈な雪になっていました。これから野沢温泉に行こうと思ってるのに…。


 しかし、雪ごときでめげる温泉好きではない、UさんとMariさん。しかし、Uさんの車は雪と前後の車に阻まれて出られないので、Mariさん号に乗っかっていくことにしました。


 野沢温泉の温泉街は湿った雪。その分温泉も暖かく感じます。車を止めるところがないので少し苦労しましたが、身体は温まりました。UさんもMariさんも満足したようです。


 マッタリ温泉から帰ってきて、といいたいところだけど、…箇条書きの日記に書くのはしんどいね。また機会を見つけて書くとしますか。


天気:くもり時々晴れ、夜は雪で強く降る(長野県下高井郡木島平村・野沢温泉村)

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