雪と温泉の村で一日を
寝付きが悪いのはデフォルトです。そして、朝、眠くても目が覚めるのもデフォルトです。今日も起床は一番。しかし、朝食は7時半から。しかも、遅いだけでなくこの食事!このコロッケは塩で味が調えられていないだけでなく、揚げすぎで焦げ臭いという罠。この宿、いったいどこまで堕ちていくつもりなんだろうか。
この宿のメリットは、目の前がすぐゲレンデであること。さあ、1年に一度のスキー。滑りますぞ。
ふうたろうはそこまで着ぶくれるほど寒くはないと思っていて、帽子は被っていないし手袋もインナーだけです。
いつもはぐれっぱなしふうたろうだけど、今日はMariさんが付いていてくれます。雪国育ちの人なので、スキー(彼女はスノボーだが)の腕前の方は…?
スピードが出ないようにふうたろうは恐る恐る滑ります。Mariさんはスピードを上げてどこかに行ってしまいます。
スキー場の中央のクワッドリフト下りて右手の、谷コースは美しいコースです。滑っていて楽しい。Mariさんもお気に入りのようです。
午前の部終了間際、その谷コースを1人で恐る恐るスノボーで滑っている、裸足のまま部屋を閉め出されたIちゃんを発見。Mariさんのタカの目は凄い。
上からUさんも下りてきて、教え子(もう15年以上前)のIちゃんを見守ります。Mariさんがスノボーの指導に当たり始めます。
しかし、ふうたろうは朝飯で胃もたれ中という罠。杏仁豆腐なんかを頼んでいたりして。
更に、小籠包みたいなギョウザなんか食べたりして。ふうたろうひとりでは食いきれないので、Mariさんに半分食べてもらって。
午後の部開始。晴れ間が出たり隠れたり。それほど強い雪も降らず、比較的安定しています。
オープンゲレンデの向こうには飯山方面の田園地帯が見えます。展望がいいのは間違いないですが、やっぱり、自分の足で登って得た展望の方がいい。
ちょっと乗ったことのないリフトに乗って、林間コースを行きます。あの高原山の中岳を連想させるようなコースではありません。
此方は人も少なく、とても静かに滑れます。ただ、途中スキーやスノボーを漕がないと進めない場所もあったりします。
午前に比べると人がだいぶ減ってきました。もう帰る人、疲れて宿に戻った人、色々いるんでしょうなあ。
夜飯はハンバーグ定食。レトルトの封を切ったと思われるハンバーグで、まあ、食事としては相当ひどいといわざるを得ないけど、この宿はこうなんだと諦めた方がいいのかも知れない。
メシを食っている間に、いや、メシを食べる前あたりから、外は猛烈な雪になっていました。これから野沢温泉に行こうと思ってるのに…。
しかし、雪ごときでめげる温泉好きではない、UさんとMariさん。しかし、Uさんの車は雪と前後の車に阻まれて出られないので、Mariさん号に乗っかっていくことにしました。
野沢温泉の温泉街は湿った雪。その分温泉も暖かく感じます。車を止めるところがないので少し苦労しましたが、身体は温まりました。UさんもMariさんも満足したようです。
マッタリ温泉から帰ってきて、といいたいところだけど、…箇条書きの日記に書くのはしんどいね。また機会を見つけて書くとしますか。
天気:くもり時々晴れ、夜は雪で強く降る(長野県下高井郡木島平村・野沢温泉村)