6月の空は今年も赤く燃える
2011年 6月 3日
今朝、一度目に目が覚めたのは恐らく6時半頃だと思います。しかし、恐ろしく眠く、結局8時前になって慌てて起きたのだと…。ソラナックスの半割が胃腸の具合を若干抑えている一方で、眠気も増長しているのか。いや、ただふうたろうが夜更かしし過ぎなだけだと思いたい。
出勤前にバスのチケットを買っておきました。
仕事の方は…いつもに比べると相当忙しかったと思います。しかし、それよりも、突きつけられた結果が相当シビアでした。いったい、これから地球はどうなるのだろう。東電の言っていたことは全部嘘だった…。シムシティ2000ばりに嘘だった。
しかし、ふうたろうたち人間の都合なんて、大気の物理には関係ないのな。今夜出発の登山の準備をしていたら、外がいい具合に色づいていたので、飛び出していきました。
でも、同じ気持ちで空を見続けられるのはいつまでだろう。情勢は確実に悪くなっているし。原発にしがみつこうとしている人間が残っていることなんて、この際小さいことかもしれない。山も川も海も、地下も空も、みんな汚染されてしまった。
明日は、富山県の毛勝山に登ります。片貝山荘まで、タクシーで朝早く入り、毛勝山にそのまま登り、可能な限り、北上して僧ヶ岳を経由し、宇奈月温泉に向かいます。行けるかな?行きたいな。全力で。無条件に明日が来ないことを実感しているから。行きたいように。
天気:くもり時々晴れ(東京都板橋区)
覚え書き:16検
こんにちは、はじめまして。通りすがりの者です。
とは言っても、ここ3年くらいちょくちょく拝見させていただいてます。
きっかけは、なぜか、「GCMSの内標準」で検索していたら、ふうたろうさんの絵日記が引っかかってきたのです。
高校時代、山岳部で、今でも山登りに恋焦がれてます。子どもが生まれてから、なかなか登れません。早く親子で山歩きしたく、2歳の時に、さんざんおだてながら、高尾山の1号路を登らせましたが、大変でした。。。子育て終えてから、一人で低山歩きかな~
現役ではないので、情報提供できないのが恐縮です。
ふうたろうさんの、山行記録や、身近な草花の写真、環境について思うこと、日々、共感し、なんとなく、訪れてます。
6/3の夕焼けきれいでしたね。人間がいくら汚しても、子どもたちの未来が恐ろしいものになっても、自然は素知らぬ顔して、美しい表情を見せてくれます。
これからも、山行記録、草花の写真、楽しみに拝見させてください。突然のコメントで失礼いたしました。
おはようございます。そして、初めまして。
「石の上にも三年」って言いますが、ふうたろう絵日記に3年も付き合ってくださっているなんて、嬉しいです。ありがとうございます。いや、いいことがあったのはふうたろうの方でございますが(笑
昔は仕事のこともよく日記に書いていました。物珍しかったから、今よりも化学が好きだったから、それとも、今ほど山だけに没頭していなかったから…?書かなくなった理由はそんな崇高なものではありません。書くことに自由を感じなくなったから、です。
GC/MSは結果的には内部標準法では未だに実行していません。できれば今よりも早く、楽に定量ができるのですが、それも含めて、ふうたろうは機械を自由に使っている状態ではありませんので…。
高校時代、ふうたろうは大阪のとある「進学校」でワンダーフォーゲル部―「歩く文化部」(大笑)と呼ばれるほどのハイキング部でしたが―の部長を務めた経験がありますが、あのころよりも今の方が「万」が付くほど多く山が好きですし、実際に登っています。
子育て、ですか。やはり、子どもができると山に登るのは難しいですよね。子どもが可愛い、子ども中心の生活、ふうたろうはそれを受け入れられるのか、考えてしまいますね。
でも、今生きている子どもには、自然の様子を教えていきたいものです。作られた箱庭でもなく、戦々恐々とした社会のガス抜き装置でもなく、ありのままの自然とはこういうものなんだ、ということを。原発がとんでもない、取り返しの付かない状態になっていても、政治家が個人の好き嫌いにまで立ち入り始めている状況になっても、自然は人間が破壊しない限りあり続けるものだし。
応援してくれている人がたくさんいることを、「アクセスログ」という機能を辿れば、目で見てよく解ります。時々疲れることもありますが、この「ふうたろう絵日記」は力尽きるまで続けたいと思います。
丁寧なレス、ありがとうございます。
しかし、体力ありますね。土日に残雪の山行とは…
山道の激写は、200名山志す人達の貴重な道しるべですね。
この絵日記に辿り着いた当時農薬分析室に居たのですが、
職場も変わり、GCMSから離れてしまいました。
今はなぜか、内標準でも、ICPの内標準を検討してます…
また、GCMSを使えるようになったら、色々教えてください。
自分が山から離れたのは、結婚(結局破局)出産と理由はありますが、
結局は妥協だらけの自分がいたからでしょう。
山とパートナー探しを妥協しない人はたくさんいるかと思います。
20歳の誕生日に一人で金峰山へ記念登山をしたのですが、あの、山頂で迎えた
朝日のすがすがしかったこと…
ふうたろうさんの山の記録から、あの空気を、いつも感じてます。
ICP…金属、ですか?名前だけは聞いたことはありますが…。放射性元素の分析にも適用されることもあるとも。
ふうたろう、仕事の方には、日記に書いてあるレベル以上の技術は持ってません(少なくともそう思っています)。一般の分析施設にいる方に釈迦に説法にならなければよいのですが…
ふうたろうの山日記、これで山の空気を感じることができるのだとしたら…やっぱり、山に返り咲いてくださいね。
金峰山は、…4年前の11月24日~25日登りました。確かに、あそこで見た朝日は最高でした。あの山でバテていた頃がほんとに懐かしいです(笑