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雑談の心得(ぇ

2012年 3月 29日

 本日、送別会です。相方とふたり暮らしを始めるので、引っ越してしまうのです。ふうたろうも引っ越し魔だったので「離別」(?)はたくさん経験しましたが、よく考えたら送別会なんて開いてもらったことはないというか、知らぬ間にふうたろうの方から消え失せていたという話。
 まあ、ともあれ、こうして送る相手がいるのだから、いいのでしょうな。


 しかし、今日、その主人公が職場で残業を強いられ、1時間半ほど遅れました。その遅れている間にHKをやっていたのですが、ほぼ雑談で終わりましたな…。
 ただ、「雑談」と言っても、本当に雑談なのではなく、ちゃんとHKの中でも取り決めがされている「雑談」なのです。まあ、ふうたろうの場合、9割方山旅の話になりますがね。
 ふうたろうはただ山に登るだけじゃなくて、地元の人と交流し、その場での消費を心がけています。少なくとも、ふうたろうはそれは大事なことだと思っていますし、特に無理なくやっています。が、やっぱり、それをやらない人にとっては、善し悪しの問題じゃなくて、理解はそれほどされないようです。それはきっと、ふうたろうが美術や音楽を楽しみ、インドアで遊ぶ、彼らの気持ちが半分も理解できないのと同じでしょう。
 ただそれが、「解らん」で、お互いが終了しないところがなかなかのものです。音楽・美術の話をすれば、何の不安もなく楽しめる条件があるかといえば貧困やチケットの高さがネックになっているという話にもなります。そういう思考の癖をつけているからだと思います。「チケットが高いよねー、ぼったくりだよねー」だとただの雑談だけど、「チケットが高いのは出演者が借りるホールなどの賃料が高いのもあり、それは文化に対して払っている予算とも関わっている」と言えば、少し違いますね。
 実は、雑談の中に活動の武器になるものは隠れていると、確信めいた「思い」があります。ふうたろうが旅先で誰かれ構わず雑談を好むのも、そういう意図があるからではないのかと思ったりしています。


天気:晴れ(東京都板橋区)

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