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気を取り直して歩こう

2006年 9月 3日

 今朝、起きたら9時でした。いつものヒューマンファーマーズのMD(CD2枚分、147分)が5時半から回り始めて1周以上していました。昨日から身体のけだるさがあり、熱でもあるのかと体温を測りましたが36.6度。普通です。起きてしばらくして飯を食べたら、ましになりました。それよりも、ご飯にかけて食べようとしたとんぶりを部屋にばらまいてしまい大惨事。
 昼から、水戸の国際交流センターで、中国の留学生と交流する機会がありました。この頃なぜか中国との縁が深い。今のご時世、まさに交流すべき相手ではないでしょうか。
 このイベントは僕のよく知っている仲間が作ってくれたもので、友だちもたくさんおり、2年来会っていない人たちもいました。もちろん、この会場に来るまでにも県南の仲間と一緒でした。強がらなくても元気になれる、そんな場所です。幸福度、高。
 中国の留学生一人にみんな質問攻めです。う~ん、学生なんだけどなぁ…、まぁ良いかぁ。目の前のホワイトボードには14項目。留学生の彼は一つ一つ丁寧に回答。曖昧な質問にもよく答えてくれました。中には「緑について」などという質問があり、これは僕もなんのことか判りませんでした。おもしろい質問をするものだな、と。
 一通りその回答が終わったら、僕も今の問題意識に照らして質問。「中国では、日本人が憎しみを抱くような教育をしたりもするのですか。」…かなりえげつない質問ですが、もちろん、前置きはあります。彼は率直でした。「中国人のクビを切られたりする写真を見せられたりすれば、それは思う。」しかし、これは当然です。僕が知りたかったのはそういうことをねつ造しているかどうかでした。司会者のフォローでそのことについても答えてもらうことができました。当然、そんなことは「ありません」

 個人的な意見だということを付言しつつ、中国は日本ほど物のない国だと彼は言います。だから、精神的に豊かになるまで行かないと言っていました。…中国国内ではまだ経済格差は大きいのかもしれません。まだまだ愛国主義教育や恋愛の不自由などがあったりするなど、恐いところもあるなと正直思いました。けれども、彼をみていると、「中国脅威」とは思えない。短絡的にナショナリズムに走る前に、国際交流を通して理解を深め合う方がいい。そう思わされました。
 最後に集合写真。

 この後、土浦に戻って、別の会議でした。しかし、会議というよりもお喋り風。気の知れた仲間同士。そんなに堅苦しい会議にはなりません。会議の場にいたその職場の長が、ゴーヤチャンプルーを作ってくれ、食べました。苦うまい。

 仲間とはありがたいものです。だいぶ昨日あたりから心の穴はふさがっていましたが、今日いろんな人と会って話して、その縮小ぶりは目を見張るものがあります。特にその「心の穴」のことをみんなに話したわけではありません。話しているだけで回復に向かいました。花や虫に感じるような「いるだけで励まされる」感性のおかげなのかもしれません。

 一つだけ困ったことが。言い出しっぺ側の僕がピースウォークに参加できなくなりました。意思疎通の不完全さ、民主主義の欠如が生んだ結果です。しょうがないから、「憲法9条守れ」の旗を背負って山に登ろうかな。

天気:晴れ(茨城県取手市・水戸市・土浦市など)

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