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望みのない道(宮之浦岳【永田歩道コース】:鹿児島県)

2014年 12月 29日

 産業廃棄物運搬船が7時になって宮之浦港に到着。船から降りたふうたろうの頭上に真っ黒な雲が移動してきて、とりあえずシャワーを浴びせます。


 ザックも少しばかり、洗礼を受けました。


 日は昇っているはずなのに明るくならない。明るくならない代わりに夏の夕立のような雨が叩きつけます。


 ライダーの人たち、どうするんだろう。


 ふうたろうも、どうするの?
 とりあえず雨が止むまで、ふらふら。8時40分のバスに乗っても、公共交通限界地の永田バス停で雨が止むまで待つことになるので、Portalもある宮之浦港周辺で待つことにします。


 ‥ふうたろう、屋久島に来たんですよね?雨以外、屋久島を表現できるものがないのですが(じと目


 雲には切れ間があるものの‥


 このマックロになったら強烈なシャワーです。


 誰もいない神社境内。ここは益久神社(やくじんじゃ)というそうです。まあ、Portal取ったら二度と来ることはないでしょうな(フラグ


 この最悪な空、もう、途方に暮れる以外することが無いですね(滅


 10時発のバスで永田に行きます。ふうたろうの今回の宮之浦岳撃破劇は、永田歩道に始まり湯泊に終わります。


 バスで流れて永田川。山の方はひたすら(Θ_Θ)どよーんです。そして、断続的に雨も強く降ります。


 晴れ間もあるからこれまたどうしたら良いか、迷う。


 雨が止んだ隙に出発。11時21分永田バス停発です。7時に港に着いて4時間後、か‥


 懐かしい横川渓谷(よっごけいこく)。2007年8月15日、行って泳いだな‥あの時はいろんな人とのふれあいを大事にしていたっけ‥


 あの時は晴れていたけど、今日は無情の雨。横川渓谷も増水していて近寄れないでしょう。


 トイレ。ちょっと用を足しておきましょう。それにしても、誰もいませんね。


 一人でも、楽しもう。それをやめたら、旅の意味はもう無くなる。


 永田橋を渡ります。ここを過ぎたら‥


 すぐに登山口が現れます。でも、ちょっとこの辺り、指導標が足りませんね。地図の場所ともビミョーにずれているし。


 さて、久しぶりのガチ登山。思えば真昼岳・女神山(秋田県・岩手県)以来ですよ、泊まりがけの山行なんて。しかも、今回の宮之浦岳は、上は雪が積もっているという噂です。


 倒木。クサったきのこがキタナらしくくっついています。


 鹿之沢小屋、10.7kmだそうです。今日中の到着は絶対無理です。


 しばらくするとガスにまみれるようになります。


 フラッシュ焚いて遊んでみました。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 土砂降りの雨と雹がっ!!(滅滅滅
 ふうたろうはフルザックを盾にして身を守りますが、フルザックの防御力はそんなに高くありません。


 雨が少し弱まった隙にカッパを着ます。が、それ以降、ほとんど降ることもなく。


 これが原生林。素晴らしい森ですね。
 ‥天気が良く、快適であれば、そう思うこともできたはずです。


 倒木や曲がりくねった木は、ある意味芸術作品のようです。


 ウスグラい急坂。基本的に放心状態で歩いています。


 雪が出てきました。上はどうなっているのかなあ‥
 さっき、雹が降っていたので、上の方はそれが積もった状態になっているでしょうか。


 ウスグラい、いや、暗いです。


 モノクロの世界。でも、カラーで撮っているんですよ?


 茫然自失のまま登り続け、土地が平らになったところで、いいかげんテントを張ることにします。鹿之沢小屋なんて、朝イチで出ても行けるか、こんなもん(歯ぎしり


 夜はいつものチャーハン。スパムとスパイスはレギュラーで、今回はパセリ(鹿児島県産)も入っています。


 明日は宮之浦岳を越えて石塚小屋辺りまで行ければと思います。明後日、早めに湯泊歩道を下山で盤石。まあ、巧くイケばだけど(でっかいフラグ


天気:くもり時々晴れ、雨または雹、一時強く降る 夜は時々晴れ)

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