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答えは雪にgdgd‥(信濃横尾山【信濃川上~木賊ノ頭コースっぽい】:長野県)

2015年 2月 28日

 何故か朝、4時過ぎに目が覚め、そのまま起きてカワハギの煮付けとご飯を食べて、土曜という不都合な曜日の回収で溜まりまくった空き瓶や缶などを捨ててから、6時過ぎの電車目標に出発です。ところが、池袋から先、やはり来たか、いつもの胃症候群!大宮で新幹線に乗って、気が付いたら寝ていて、佐久平駅到着。
 佐久平駅から小海線に乗り換えようとすると、八ヶ岳がきれいに見えます。


 小海線では景色に目もくれず、Ingress。スマホ病ですな。
 さて、9時44分、信濃川上駅到着。去年男山に登った時に、膝を大怪我した、忌まわしい思い出のあるあの場所です。もちろん、今日は男山でも、その山塊でもありません。


 農協前バス停。‥と言いつつ、


 その農協の建物はなくなっており、駐車場になっている模様。去年の男山の時は、ここにAコープの建物があったと記録しています。


 今日は男山とは反対側、山梨県方面に向かいます。目指す山は横尾山。横尾山から飯盛山まで縦走し、野辺山駅まで歩き(ついでにIngressやり)ます。


 しかし、川上駅から横尾山の登山口までは遠い。地図を見て短縮を狙います。


 地図を持っていれば迷うことはありません。もちろん、あんな罠(じと目)こんな罠(棒読み)がなければ、の話ですが。
 予定通り、あの案内板のところを左折です。
 もちろんですが、ふうたろうは歩きです。


 平成元年11月竣工、とされている橋を渡ります。


 橋の上から谷を眺めると、その向こうに雪を被った八ヶ岳が。ここはビューポイントです。もちろん、自力で来れば、というのがふうたろうの持論ですがね。


 最近こういうアングルが多くなった。トシかな(違


 このまま真っ直ぐ太い道を行くのもありですが、右の細い道を進んでいきます。


 ここしばらく、日帰りの山行が続いています。天気や体調が良くないのもありますが、やはり気力が湧かない。でも、体調が良くならないと気力も出てこない、とも言えます。どうなんでしょうね‥。


 ただ、日帰り続きだとしても、ふうたろうの山に妥協はありませんから。日帰り=楽という式はありません。


 で、さっき右に進むと言って入ってみた道ですが、林道というか農道というか、とりあえず歩きづらい。雪と霜柱orぬかるみゾーン。


 農地を抜けたら植林帯です。


 そして雪の林の中に突入‥!


 って、まだ早いって。


 しかし、今の段階でこの調子だと、横尾山周辺の雪はそれなりに深いと思われます。


 道が全面結氷(何)しました。


 そして、林道を抜けました。思えば、普通に車道歩いた方が早かった気がする。


 地図は後日付に載せますが、ふうたろうは信州峠を通らずに直接登ろうとしています。それが吉と出るか凶と出るか‥(自明


 あの男山の時、怪我をしなければ行きたかった、あの向こうに見えている天狗山。


 そして伐採地へ。特に立入禁止とかなっていなくてよかった。


 それではいよいよ雪山ハイキング(笑)の始まり。


 ハイキング(笑)ですので、雪がいきなりきついです。木こりたちがワカンを履いて歩いている跡があるようですが、それでさえもかなり沈んでいます。ハイキング(笑)のふうたろうでは言わずもがなで‥


 結局道どおりに歩いた方が早(略


 でも、その道も途中で終わっていて、そこからは再び道なし雪かきゾーンです。


 雪が七色に輝いてきれいだなあ(ヴォー読み


 この雪まみれの林道に這い上がってくるまで作業所から40分かかりました。場所によっては膝上くらいまで踏み抜く程度の硬さの雪が積もっていまして。


 そして、第2段ジャンプはあの尾根寸断の林道のところからだね。


 ラッセルと急坂を覚悟して、アイゼンピッケルのドラゴナイズド・フォルムで挑みますが‥


 雪が深くて‥


 うさぎ先生は軽やかに登っているようですが‥


 急坂もあって‥


 ウボァー(゚Д゚)


 場所によっては上に乗れるほどの硬い雪の板になっている場所もありますが、基本的にウボァー(゚Д゚)です。


 視界が開けると、金峰山と瑞牆山(みずがきやま)が東に見えるようになります。が‥


 このアングルでは、股まで踏み抜いています(没


 広大な雪原。独り占めサイコー(ヴォー読み


 瑞牆山は金峰山の雪綿帽子が目立ちすぎて解りづらいですね。


 掘れない程度の硬さで、乗ると踏み抜く程度の硬さでもある今の雪質!ちっとも前に進まねえ!


 ふうたろうが雪の中で暴れていた痕の遥か彼方に、200名山の御座山が見えます。あの山は寒かったなあ‥足が凍りつくかと思ったっけ。


 空が絹層雲で濁っているので、ちょっと映えないか。


 地獄の雪道が終わって、普通の雪道に辿り着こうとしています。


 こんなことなら信州峠(略


 おお、濁った空の割に富士山も山頂までよく見えているじゃないか。


 さ、横尾山山頂へ行きましょうか。


 もう、13時37分。あの作業所から2時間かかりましたがな!


 展望の良い雪尾根(無雪期はおそらくススキ野原)から再び樹林帯へ。


 踏み跡があるので進みやすいですが、たまに踏み抜きます。


 モヤッとしていますが、南アルプスが見えています。厳冬期の南アルプスは、光岳が最初で最後ですね、今のところ。仙丈ヶ岳なら、時間さえあれば高遠方面から地蔵尾根を伝って行けば登れそうな気もしますが‥どうでしょうね。


 ガッツリと雪庇になっています。これはスゴい‥


 でも、ここだけ見ればいい雪道ですよ(棒読み


 横尾山山頂到着‥


 ですが、眺望はビミョーです。


 沼田駅前の土産物屋で買ったこんにゃくゼリーを食べたら出発。八ヶ岳はいつになったら見えるようになるのかな。


 山頂を過ぎて西に進むと、アップダウンが激しくなります。地図から読み取れることですけどね。


 人の数も減るので、ウボァー(゚Д゚)率も上がります。


 しかしその分雪が荒れていない。


 先駆者の足跡はどこまで?


 再びアップ(息切れ


 八ヶ岳がさっきよりはよく見えるように‥


 でもすぐにヤヴでウボァー(゚Д゚)


 南岸低気圧が西から近づいています。空は薄雲が出入りしていて、日が陰ることがあります。


 さて、地図にはありませんが、この左の岩は豆腐岩というそうです。


 で、何故かここから飯盛山方面の足跡が消えます。足跡は女山方面に舵を切っているようです。まさか、間違えて進んでいるわけではないよね?


 ‥というわけで、此処から先、再び雪とヤヴのダブルウボァー(゚Д゚)(゚Д゚)で。


 ヤドリギが取り付いているようにみえる灌木がそこら中に。雪質がひどく、ウボァー(゚Д゚)しまくりです。


 ところで、今登っているこの坂は、飯盛山方面の尾根ではありません


 飯盛山まで行く時間はないと考え、途中の尾根から脱走することにしたのです。



 指導標はないので、読図できなければ通行不可です。特に木賊ノ頭(とくさのかしら)より先は必要です。


 地図には「木賊ノ頭」と書きましたが、地図にも載っていない地名なので、まだこの時点では判っていません。むしろ、道があるという認識ですらありません。


 この尾根が飯盛山につながっています。奥に見えるのは金ヶ岳ですね。


 こちらのルート、鳥の巣箱が取り付けられています。少なくとも、誰かが入った、ということですな。


 で、さっき女山方面の尾根に消えていった足跡の主は大丈夫だろうか。


 山頂っぽい場所に着きました。「木賊ノ頭」の他にも別名があるようですが、ふうたろうの読図はとりあえず正解です。まあ、難しくは‥たぶん、ない。


 そして、脱走ですからこの木賊ノ頭を経て下界に至るのです。


 ここ、雪があるときとないとき、どちらが楽なんでしょうね。


 平気で1m程度は積もっているようですので、枝による木属性の攻撃がきついです。


 木賊ノ頭は地味にふたコブピークです。雪で嵩上げされているせいもあるでしょうけど、西側のピークの方がいい。何しろ、この八ヶ岳の大展望は横尾山周辺ではありませんでしたからね。


 しかし、その木賊ノ頭西側から下山路を辿ろうとすると、これまた急坂と深雪でウボァー(゚Д゚)の刑。


 飯盛山、既に写真に写っているものがあるのですが、他にも圧倒する山々が連なっているため、存在感が薄れています。


 しかし、ヤヴがうるさい‥


 ウボァー(゚Д゚)


 と、ウボァー(゚Д゚)した直後、雪尾根から八ヶ岳の大展望が!
 八ヶ岳は巨大なので、写真に収まりませんね。


 おそらく今コース最高のポジション。マッタリしたくなります。


 ここまで書いてきませんでしたが、ふうたろう、ハイキングシューズに10本爪アイゼンを着けて雪道を歩いています。靴以外雪山気分満喫です。


 雪庇は雪が締まっていて歩きやすい。踏み抜いて落ちることもなさそうなので歩いてしまいます。


 靴以外雪山気分サイコー(棒読み
 ぜんぶ雪のせいだ(真顔


 穴場ですな。実に素晴らしい。


 南斜面の雪は殆ど溶けてなくなっています。


 日が照ってきて雰囲気が変わったので撮ってみたけど、2枚前のと区別がつかない。


 ん?(・ε・;)
 何だ、この木一本一本に付けられたタグは。


 その金属製のタグ(アルミニウムだろうか)が風に揺られてそこらじゅうで鳴子のようにカラカラと音を立てています。どうする気だろう、これを。


 ほんとうに雪が多い。太平洋側の山を歩いているつもりなんですけど‥何でだ。
 答えは雪に聞け(黒ハート


 そして、木賊ノ頭、見納めです。


 ここから急降下ですが、ちょっと樹林帯のせいで乗り移るべき尾根がはっきり見えません。


 あの尾根かな。


 いや違った(戻っている)。


 まあ、そんなに大変なわけでは‥いや、そこそこウボァー(゚Д゚)したけど、地図にはない三叉路にぶち当たりました。何だ、この道は。


 とりあえずそれぞれの道が何処へ繋がっているのかわからないし、インターネット無料版でさえも道がないので、この道はなかったことにして進むしかありませんね。


 静かな樹林帯の林道。


 ‥のように見えたがウボァー(゚Д゚)だった。


 きれいな雪道に見えるけどウボァー(゚Д゚)です。そして、右側にはスキー場があって大音響でポップ・ミュージックが流れまくり、静かな山行が脅かされています。


 写真には音が記録されなくてよかったね(棒読み


 ふうたろうにはスキー場なんてものは必要ありませんが、世の中そんなに甘くはないってことですねぇ‥(遠い目


 まあ、何があろうとふうたろうは自分の好きなように歩く。ただそれだけでいいんです(`・ω・´)キリッ


 スキー場の横をかすめるように歩きます。


 山もスキーも基本遊びですが、スキーほどお膳立てされていない山のほうが、ふうたろうは好きです。


 人の多いスキー場からは遠ざかります。


 ふたたびふうたろうは冷たいヤヴの中へ(何


 アップダウンを繰り返してきた尾根の、最後の下り坂。


 ‥。
 木の隙間から駐車場が見えるような気がします。ものすごい車の数が見えるような気がします。


 まあ、夏の北アルプスとか南アルプスとかもすごい数らしいけどね‥
 レジャーになればなんだって同じか。
 ‥レジャーだから、楽しければいいんだよね、楽しければ。


 道路に降り立ったふうたろう。ここでアイゼンを脱ぎ、ピッケルをしまいます。また、スパッツも脱ぎます。


 あとはPortalをかすめながら野辺山駅に向かうだけですね。


 こんなに遅くなるはずではなかったし、飯盛山経由で降りてくるはずだったけど、登山道の選択を誤り、地図の尾根を一つ間違え(何)、下りも惰性でテキトウな尾根下りをかましてgdgdになってしまって、ああ(遠い目


 遠き~ 山に~ 日は落ちてぇ~(棒読み


 See you again?
 スキーはたぶん余程のことがない限りやらないだろうなあ‥。こんなに大規模な開発をしなければできないスポーツというか遊びは、どうしても好きになれない。


 ま、それはともかく、山歩きができているふうたろう、気分は爽やかです。やはり、来て正解でしたね☆


 この雪原は、おそらく高原野菜の畑でしょう。昔、信州大学農学部の実習の時、見て回った記憶があります。


 Portalの方に向かいます。


 八ヶ岳のシルエット。


 歩いてきた尾根、見えています。まさか、ここでこんな道なしゾーンを堪能できるとは、ねえ?


 あそこのペンション群、ふうたろうの持っている地図にはありません。この「八ヶ岳東部」の地図は10年位前に買ったものだと思います。地図は畑のマークがあるだけ‥


 落葉松林のシルエット。


 真正面の八ヶ岳・赤岳。


 牧場の傍を通りかかったので、ホルスタインでも写真に収めようと思って雪溜まりに足を踏み入れた瞬間、
 ヅドン
 となりました(滅滅滅


 この子牛は、ふうたろうがヒコヒコと立ち去ろうとするところを追いかけてきました。
 真っ黒いのでコントラストがおかしい写真になりましたね。


 ヌオッ(゚皿゚;)
 また雪道かよ!
 ‥まあ、想定した範囲ではあったけどさ(デカいため息


 雪原がデカい。Portalがなかなか近づかない。


 夕闇にタソガれながら、この後Portalを潰して野辺山駅に向かいます。


 信州大学農学部の演習農場の入口。懐かしいなあ‥飯盛山や八ヶ岳を攻めるとき、また来よう。動ける程度に生きていれば、ね。


 次、飯盛山を攻めるときは、清里から歩くか、清里に向かって歩くか、どうするかな。


 野辺山駅前にPortalが密集していて、かつみんな緑だったので全て潰しておきました。しかし、ふうたろうが1時間半の電車待ちを終える前に取り返しに来てたりとか、正直ちょっとドン引き。まあ、ハマり方は人それぞれだけどね。


 19時55分の小海線で小淵沢、20分ほどの待ち時間に小淵沢でもIngressして、スーパーあずさで帰りました。
 今日は出発直後の体調悪化を除けば、心身ともに好調でした。嵐の前の静けさか、何か体調変化の兆しか、どちらでしょうね。ともあれ、今日の山行もまた、体裁は悪いが、なかなかタノシいものになりました。雪山サイコー(目がハート


天気:晴れ(長野県南佐久郡川上町・南牧村・山梨県北巨摩郡須玉町など、JR中央線・長野新幹線など)

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