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感慨浅い百名山だった(ヴォー読み)(トムラウシ【トムラウシ温泉コース】:北海道十勝支庁)

2017年 8月 12日

 上からよりも横や下からの雨がエゲツナかった昨日の行程から一夜、今日はトムラウシ方面に向かいます。天気はどうせ良くないのはわかっているのですが、停滞するのももはや馬鹿らしいですし、行きましょう。


 幸い、今のところこの辺りは雨が降っていません。鬼の居ぬ間に洗濯ですかね。


 一応、ふうたろうは、ヒサゴ沼は初見です。感慨浅いけど。


 雨露がとてもきれいな朝ですね(ヴォー読み
 昨日はコレのおかげでとてもスズシい行程を歩むことができました(真顔


 ヒサゴ沼避難小屋から稜線に登り返すのですが、雪渓がズバッとあります。相方が恐怖におののきながら這い上がってきます。


 さて、いよいよ稜線、というところで、お約束の雨が降ってきました。もうね、馴れましたよ、今回。屋久島宮之浦岳(2007年の方)のときみたいに降られても寒くない、ってわけじゃないけど。


 あの台地状の灰色の大地の向こうに、やっぱり灰色でしかないトムラウシが見えています。


 どう見てもここ、干上がった池だと思うのですが、どう見ても今、雨降っているんですよね。


 まあ、後ろにはサハラ砂漠で雨降られた雨淑女がいるくらいだし、こんなもんかの(真顔


 ただ、昨日と違って雨降っぱなしのガスりまくりとは違うので、ずいぶん快適です(比較論


 そうこうしている間に北沼まで来ました。2009年7月、このあたりで深刻な遭難事故がありましたね。


 アサギマダラ‥ではないようだ。


 左の羽、一部もげていますね。


 旭岳の方を向いています。一部煙っているところがありますが、あれ、雨が降っているところのようですね。


 天気もビミョーなトムラウシ。以前来たときも薄曇りで、黒山の人だかりの中でした。実は、トムラウシは、ふうたろうの百名山の中でも印象の薄い山です。それよりは、ツリガネ山のところで足が痛くなって靴を脱いで休んだこととか、一味唐辛子(比喩)の水を沸かして飲んだこととか、将来フラレること確定の人のことが気になってしょうがなかったとか、けっこうどうでもいいことが印象に残っています。
 まあ、だから楽しい、いや、タノシいんですよね?ふうたろうの旅は(じと目


 相方が寒いというので下山します。天気悪い予報でも、一応十勝連峰まで見えているのはラッキーですかね?


 ここまで雲海になっているのが見られるなら、この予報では贅沢ってもんか。


 これで空が青ければ、ねぇ?


 ふうたろうたちはダイレクトにトムラウシ温泉に向かっています。


 トムラウシの山容。パッとしないけど。


 ふうたろうたちの道は空へ消えてゆく‥
 ‥というほどきれいな天気ではないですね(じと目


 青空ならこれ、どんなにきれいなんでしょうね。


 ガスったら迷いそうな場所にはケルンが。
 トムラウシの山頂には笠雲のようなものがかかり始めています。一時天気持ち直したかと思ったけど、また雨降ってくるんですかね。


 このアルプス風のところを、谷に向かって下ります。


 この谷をずっと下ったら下山口。


 ‥ってのは大ウソで、登り返します。


 しかも、岩(濡れ)ありヌカルミありのあまり味わいたくないコース。


 このコース、なぜこの稜線を歩かせるものに変えたのか。謎です。しかも、やたらと登ったり下ったりを繰り返させるので、無駄に時間と体力を使う‥


 谷筋を普通に歩いていきたいですわ。そうじゃなければ、ずっと稜線を歩かせてほしい。中途半端に上下運動するのいらない。


 この笹に埋まったところが昔、谷に続いていた道らしい。


 このあと、また雨がザーザー降ってきて、写真を撮るのをやめました。二人で相談して、結局、トムラウシ温泉東大雪荘に泊まることにしました。結構高いけど、これから下界に降りても、宿も食事もないことは、想像しなくてもわかるので、疲労をためてタヒぬよりはいいでしょう。
 相方、宿の食事をたらふく食い、布団に転がって、元を取っていました。すごいにゃー(棒読み


天気:くもり時々雨(北海道上川郡美瑛町・新得町)

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