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金曜日の下り列車

2005年 12月 16日

 都会ってこんなもんなんかな、そんなことを思ってしまう満員電車。今日の帰宅列車も、北千住駅から柏駅の間、たった20分ほどの間に、ため息をつきたくなるようなことがありました。
 日暮里駅で常磐線に乗り換えようとしたら、取手に行く電車が出たばっかりで、10分待ちました。それが磯原駅(北茨城市)や常陸大子駅のように、待っていても人にまみれなくて済むならいいですが、日暮里駅はホームから人が溢れていて、駅員さんの「ホームの端を歩かないでください」という無理な願いも聞けません。その辺に唾を吐くサラリーマン、喫煙所以外で思いっ切り歩き煙草をするオヤジさん。目に毒です。待ち時間の余りに入ったトイレはオシッコで汚れきっています。ぐげ(T_T)。
 電車に乗ると、今日は金曜日の夜ということもあってか、酔っぱらいのおっちゃんが一人目の前に。なんかふらふらしてます。吊革に捕まりながら電車の揺れに流されるように。その真正面のシートに座っていた女子学生、ふらふらするおっちゃんのアタックをくらっていました。嫌な顔するばかりでなく、メールを打つ手がふるえていました。怖かったんでしょうね。見かねた僕は、軽くおっちゃんの肩を叩き、「前の人、迷惑そうですよ」と一声。でも、おっちゃんにとっては座る席もなく、どないにもならんかったと思います。心の中で、「俺はこの人にどうしてあげればよかったんや。」
 松戸駅で席が空いたので座りました。すると今度はロングコートを着た女性。その方、おなかが少し膨らんでいたように見えました。「妊婦さんなら席を譲らなきゃ。いや、妊婦さんじゃなかったら超失礼!」なんてことを思いながら、その人のおなかをずっと見ていました(それこそ失礼?)。しょうがないから、何も言わず起立。すると、その方、すぐに座ってくれました。本当なら、笑顔で「どぉぞ?」って言ってあげたかった。
 というわけで、帰宅電車、疲れました。もちろん、そんな風景、写真に撮れません。
 帰ってくると、NHKの振込用紙と、寝耳に水の配水管工事の知らせが来ていて、よけい疲れました。ちゃんちゃん。
天気:晴れ(東京23区西部)

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