Home > 未分類 > お金では買えないもの

お金では買えないもの

2007年 2月 11日


 今日は予定どおり、友人の結婚を祝う会。この場に4時間ほどいて、感じたことがいくつかあります。
 祝ってもらう、結婚した二人がいる。そして、祝う80人以上の仲間がいる。実は、これはみんなにとってものすごく幸せなことなんだと。従姉妹の結婚式の他、今日併せて3回の、友人の結婚式を見てきた。概して、参加する人々の表情は素晴らしい。それだけ、人が愛し合うということはめでたいのだ。
 新婦は教師。子どもたちまでもが先生である新婦と、大好きな先生の、夫となる新郎を祝っている。凄いことですよ、これは。子どもたち、とっさの表現にとまどいながらも、ビデオを撮って会場に送ってくれたんです(右写真)。全身全霊に祝福のシャワーを浴びる新郎新婦。シャワーの威力に圧倒されました。
 「お金では決して買えない」と、最後に二人で述べていました。そう。お金では買えないよ。人の心を金で買うことは出来ない。この幸福を金で買うことは、天地崩壊しても不可能。またこれを幸せだと思えないのは、とても悲しいし、哀れです。
 最後に、80人以上の仲間に、プレゼントがありました。唐辛子とようかんのようなお菓子です。唐辛子には、図の通り、

     このあとは、ちょっとつらいことの連続です。できれば、今日の日には感じたくないことです。でも…
     仮に、僕が結婚するとき、これだけのことを出来るだろうか、と思う。祝ってもらう二人と、祝う友達。そして、家族や親戚。大手を振って、存在に自信のあるもの、ありますか?人を好きになること、そのせいでためらっているのではありませんか?
     あと、今日は朝からワーストコンディション。「勝は体力」と宣っていたのはいつのことだか。腹痛で一日つらい。
     それから、右にあるような写真。これ、80人では足りないように見えるけど、料理を切らしては場に水を差すことになるのだろう、常に補給され続けています。みんなが退場する頃、この状態よりも少し減った程度で残っていました。…これは僕にとっては、幸せではないな。エビチリソース、刺身、フライや天ぷら…。もし、僕が「祝う会」を開いたら、本当にこれで幸せになれるのですか?
     自分に、厳然たる事実を突きつけられた日でもあります。僕が本当に自由になれる日は、いつだろう?

Comments are closed.